二次創作小説(新・総合)

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マリオと彩月の時空クソゲー日和(完結)
日時: 2022/05/15 13:20
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

マリオ
「ねぇこれ俺いる?」

彩月
「いるよ、いないとここで書けないじゃん」

【時空にはクソゲーが溢れている】

『注意』
実在しないクソゲーを遊びます
基本的に2人がだべってるだけ、映像はイメージしろ!

Re: マリオと彩月の時空クソゲー日和 ( No.38 )
日時: 2021/07/22 14:14
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

彩月
「‥‥‥‥‥ま、まさか」

彩月
「マリオさん、ちょっとUターンするね」

マリオ
「お、おう‥‥‥‥もしかしてなにか気づいたのか」

彩月
「うん、なんというか滅茶苦茶いやな予感したから‥‥‥」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マリオ
「入口まで戻ってどうしたんだ?」

彩月
「いや‥‥‥‥どうせ無理だと思って調べてなかったけどまさかと思って」

マリオ
「え?入口のドア?いやホラーゲームって大抵は開かずに閉じ込められるパターンだから」

ガチャリ

彩月
「開いた‥‥‥‥」

マリオ
「なんで?」


【こうして何も得られずに帰宅した】

彩月
「普通に出られて普通に終わった‥‥‥‥」

マリオ
「いや‥‥‥‥ダメだろ!普通はそうなんだけどさ!!当たり前なんだけど、ホラーゲームでそれを出来たらダメなの!!」

音牟
「まさか何も起きずに終わるとは思わなかった」

彩月
「あれ?ちゃんとフラグは踏んだはずなんだけどな‥‥‥‥‥」

【エンディングの条件を確認しますか?】

マリオ
「うわすげぇフリゲでよくあるやつ出てきた」

彩月
「まぁ仕方ないし見ておこう」カチ

【あまりにも早く調査を進めていませんか?】
【彼らは手探りで、素人でなくてはいけません】
【もう少し長い時間をかけて、下手な感じでなくてはならないのです】

彩月
「‥‥‥‥‥‥‥‥」


彩月
「ゲームの方から『早く進めすぎだ』とか言われるとムカつくなぁ」

彩月
「ゲームをどれだけ早く終わらせようとこっちの勝手じゃん」

彩月
「大体謎解きも大したことないのに時間かけるなって‥‥‥‥」

音牟
「キレててもしょうがないよ」

彩月
「まあ仕方ないか、ちょっと攻略本買ってくる」

マリオ
「いつもみたいにサイトに載ってないのか?」

彩月
「さっき見てみたけどろくな情報なかった」

彩月
「確か攻略本が投げ売りされてる世界もあったからそこから買ってくる」


‥‥‥‥‥

マリオ
「試しに俺もやってみるか」

音牟
「ええ!!?このままでいいじゃん!!」

マリオ
「お前もお前でビビりすぎだろ‥‥‥緑はビビりの傾向あるのか?」

Re: マリオと彩月の時空クソゲー日和 ( No.39 )
日時: 2021/07/22 14:28
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

マリオ
「‥‥‥‥ダメか」

マリオ
「彩月の真似したらそりゃ同じエンディングになっちゃうよな」

音牟
「それでもちょっと遅かったのに怪異ナシエンドなんだ‥‥‥‥」

マリオ
「分岐条件はなんだったんだろう?ちょっと今度は鈴蘭やってみるか?」

音牟
「絶対にヤダ」

彩月
「ただいま 」

マリオ
「おかえり」

彩月
「THUNDER GHOST(とその他もろもろ)の攻略本買ってきた」

マリオ
「お前ってそういうのや攻略サイトとか見るタイプなんだな」

彩月
「私だって手詰まりしたら頼るよ、面倒なことしたくないし」

マリオ
「で?どうすればお化けは出てくるんだ?」

彩月
「‥‥‥‥‥‥まず最初にね、前提として言っておくけど」

彩月
「開発者の先行プレイ動画があったからやってみたんだけどね」

彩月
「めっちゃ簡単なパズルにびっくりするくらい手こずったり、必要以上にウロウロして総当りなんかして‥‥‥」

彩月
「その人が死ぬほど下手なんだよ」

マリオ
「なるほど」

彩月
「で、憶測なんだけど‥‥‥このゲーム」

彩月
「相当な接待ゲーなんだよ」

マリオ
「‥‥‥‥接待ゲー?」


彩月
「攻略本を調べたり検証してみた動画見て、分かったんだよ」

彩月
「怪異が出る‥‥‥‥‥ストーリーが進む条件はね」

彩月
「【特定のシーンまでに1時間かかっている】事なんだよ」

マリオ
「と‥‥‥特定のシーンって?」

彩月
「2階の鍵を手に入れて2階を探索できるようになった辺り、物語で言えば序盤も超えたあたりだね」

彩月
「このゲームってさ、何もそんなに広くないから、1時間もあれば‥‥‥」

彩月
「よっぽど下手くそでもない限り時間までにそこまでたどり着けるんだよね」

マリオ
「確かに、彩月の通りにプレイしたら1時間もかからずそこまでいけたな‥‥‥」

彩月
「つまりこのゲーム、相当ヘタクソな人が作ってる」

彩月
「それもそのヘタクソな人が偉い人で‥‥‥接待のために」

彩月
「あくまで憶測だけど」

マリオ
「しっかしなぁ‥‥‥‥RPGならともかくホラゲで1時間もこんなところウロウロするのもな‥‥‥」

Re: マリオと彩月の時空クソゲー日和 ( No.40 )
日時: 2021/07/22 14:33
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

彩月
「面倒臭いからゲーム開始時点、最初に操作できるところから1時間放置して」

彩月
「後でカット編集するからその間に別のゲームを」

マリオ
「ダメ!そっちに夢中になってTHUNDER GHOST忘れるパターンだろ!」

音牟
「うーん、でも1時間って長いよ?」

彩月
「他に暇潰せるものある?よりによって据え置き機だからテレビは占領されてるし」

マリオ
「コピー能力で時飛ばせない?」

彩月
「カービィはそこまで万能じゃない」

音牟
「じゃあ、ちょっとご飯作ろうかぁ」

マリオ
「あ、気がついたらそんな時間、飯作って食えば1時間は経ってるか」

彩月
「まさか食べてく気?」

マリオ
「飯食うために家帰るの面倒じゃん」

彩月
「それは分かるけど‥‥‥じゃあ手伝って」

マリオ
「あいよ、任せとけ」


ーーーーーーーーーーーーーー

〜1時間後〜


マリオ
「いやー食った食った」

彩月
「この人割りと食ったね、わりとやらなかったのに」

マリオ
「まだ言うか」

彩月
「何度でも言うよ」

音牟
「あ、それはそうともう1時間じゃない?」

マリオ
「この1時間をずっとゲームでさ迷ったりしてるのか、下手くそな奴は‥‥‥‥」

彩月
「まあいいや、例のシーンまで一気に駆け抜けるよ」カチカチカチ

マリオ
「やっぱ早いなゲーム進行」

彩月
「鍵とって扉開けて、謎といて鍵開けるだけだからね」

彩月
「むしろTHUNDERGHOST出てくるの遅すぎ、青鬼だったらもう出てる」

『青鬼だったら』
初遭遇まで10分もかからない。


マリオ
「THUNDERGHOSTってどんなのだったか忘れてきたぞ」

彩月
「落雷事故で死んだ家族の幽霊」

音牟
「え、じゃあこれから‥‥‥‥」


ピシャーンゴロゴロ

彩月
「‥‥‥‥‥来た!」

マリオ
「サンダーゴースト!」


『うわあああああああ』バリバリバリ!!

マリオ
「電撃に包まれて黒焦げじゃねーか!!」

彩月
「マリオくんばりのツッコミどうも」

マリオ
「これ別に火でいいじゃん!FIRE GHOSTでもいいじゃん!!」

Re: マリオと彩月の時空クソゲー日和 ( No.41 )
日時: 2021/07/22 14:38
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

彩月
「ああそれについてだけどね、攻略本の裏話みたら」

彩月
「発売直前で部長さんが炎か雷かクジ引いて雷になったからそういう名前になったんだって」

マリオ
「えっ、じゃあこれ直前までただのGHOSTだったの!?」

彩月
「うん、GHOST(仮名)だったんだって」

音牟
「というかやっぱり、先行プレイヤーってお偉いさんだったんだねぇ」

彩月
「攻略本のインタビューに【スーパーマリオブラザーズの1-1をクリア出来ないまま40年が経過、誰でもクリア出来るからという理由でADVに挑戦】ってあった」

マリオ
「クリアできてねぇじゃん!接待してもらってるじゃん!」

マリオ
「ていうか俺の1-1クリア出来なかったとか何回最初のクリボーで死んでんだよ!!」



彩月
「そして見てよこの露骨な接待っぷりを」


マリオ
「すげぇ!!幽霊の動きが100パー捕まらないくらい超遅い!!」

彩月
「すげぇ!幽霊に触れてもゲームオーバーにならない!(どう見ても感電してんのに)」

音牟
「凄い!死んでもスタート地点に戻されるだけ!!」


3人
「「「すげぇ!!五回死んだらクリア用の鍵出てきた!」」」

彩月
「‥‥‥‥‥‥‥‥なんて清々しいくらい接待っぷり、トネガワの沼回もびっくりだよ」

『トネガワの沼回』
カイジスピンオフ『トネガワ』にて利根川が沼に挑戦する回。
しかし一条が接待が下手だった為露骨にクリアしやすいように仕向けられてて利根川が呆れる回。

マリオ
「これもう一周まわってバカにされてるだろ‥‥‥‥こんな機能最近のマリオ以外で見たことないぞ‥‥‥‥‥」

音牟
「世界一ゲームが下手な人でギネス取れるよ‥‥‥‥」

彩月
「ゲームより開発者が怖いゲームとは思わなかった」

マリオ
「どうするよ、クリアしちゃう?」

彩月
「‥‥‥‥‥これでクリアしたらなんか馬鹿にされそうだから、改めてゴースト出たところからやる」


‥‥‥そして

彩月
「よし、あとはクリアするだ‥‥‥‥あれ、玄関の鍵がない」

彩月
(‥‥‥‥)

彩月
「うそ、ゴースト出たままクリアすること想定してない!?」

マリオ
「これもうプレイヤーナメてるだろ!」

END

Re: マリオと彩月の時空クソゲー日和 ( No.42 )
日時: 2021/07/22 14:44
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【9作目】
「ファイルファンタジア21」

マリオ
「こ‥‥‥‥これは‥‥‥‥!!!」

彩月
「どうしたの?」

マリオ
「こ、こいつは‥‥‥ファイルファンタジア!!」

『ファイルファンタジア』
FFではない。
データファイルを元にしてるのに総じて役立たずだったり、ラスボス戦で異常なまでの嫌がらせをしてくる時空最悪のクソゲーシリーズ
詳しくは2作目を参照。

マリオ
「し、し、しかも!!?21だって!?」

彩月
「うん、ファイルファンタジアシリーズは全部で40もあるんだよ」

マリオ
「なんでそんなにあるんだよ!?」

マリオ
「16の時点でかなりのクソゲーだったじゃねぇか!こんなに出したって買うやついるのか!?」

彩月
「いないよ、強いて言うなら私みたいに中古で買う時だけだよ」

マリオ
「じゃあなんでこんなシリーズ化してるんだ!?」

彩月
「‥‥‥‥ねぇ、ガンダムには『戦いは数だよ兄貴!』って名言があるじゃん」

彩月
「それと同じだよ」

彩月
「ファイルファンタジアの制作会社はシステム等八割コピペ化して使い回すことで制作時間を短縮」

彩月
「3日に1日のペースで新作という名の手抜きを開発したものが3以降のファイルファンタジアなんだ」

マリオ
「‥‥‥え、じゃあまさか!!」

彩月
「そう、これ含めファイルファンタジアは大量に作って無理やり手に採らせる『塵も積もれば山となる』作戦で作られたんだよ」

彩月
「私は実際に見てないから本当かどうか知らないけど、発売当時はゲームショップの1つの枠を全部このシリーズに埋められた事もあったんだって」

マリオ
「ゲームショップにとってはいい迷惑だな‥‥‥‥‥‥」

彩月
「まあ当然ながら思いっっきり売れなくてファイルファンタジアシリーズがまとめて返品されて、逆に賠償金支払うことになって倒産したんだって」

音牟
「41以降が作られなくてよかった‥‥‥」

彩月
「風の噂では雑な処分だったのか砂漠の下にめちゃくちゃ埋められてたらしいよ」

マリオ
「アタリショックかよ」

『アタリショック』
ATARIっていうハードのゲームが尽くクソゲーかつ雑で誰も買わなくなり暴落
カセットが砂漠で捨てられたと言われ、後に本当にリアルワールドで発見された。


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