二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中 〜increases every 5minutes〜
- 日時: 2022/01/21 21:00
- 名前: シャルやん ◆rNMF51ZUQ6 (ID: FpkpxrNh)
シャルやん、久々にバニラの逃走中書きます。
【逃走者】
アムロ・レイ
上条当麻
ジュリア
セバスチャン
天悪
マリオ
モンキー・D・ルフィ
矢澤にこ
ランド
▽見切り発車の最新作
▽あの「ガンダム」よりアムロ・レイ参戦!アムロ、いきまーす!
▽天悪初参戦!ショタ不在の中個性発揮なるか!
▽バニラの逃走中になるといいね
- Re: 逃走中 〜increases every 5minutes〜 ( No.25 )
- 日時: 2022/02/20 17:10
- 名前: シャルやん ◆rNMF51ZUQ6 (ID: XpNLdvBn)
ジュリア
「モノレール券はあると言ったらあるけど……多分今モノレールは西園にいるんだよな……」
セバスチャンが先程西園行きに乗ってしまったので、現在モノレールは西園駅に停車している。
ジュリア
「そうなるともう自力で行くしかないか……もう足パンパンだ……」
今残っている唯一の女性逃走者、ジュリア。
脳筋2人とは違い、既に体力はほとんど残っていない……
ルフィ
「あ、オレモノレール券あるぞ!!」
一方、こちらもモノレール券の存在に気づいたルフィ。
ルフィ
「ここで使っておくかー!よし、駅に行くぞー!!」
ルフィはここで、モノレール券を消費するようだ。
セバスチャン
「オイラもモノレール使いたいんだけどなー バサバサ」
既にモノレール券を初っ端で消費してしまっているセバスチャン。
セバスチャン
「またあの橋を自力で渡らなきゃいけないのか……厳しいぞー バサバサ」
今回の逃走中は、一本道のいそっぷ橋があまりにも鬼門だ……
ハンター04
「……」
一本道でハンターに見つかれば、体力が底を尽きかけているセバスチャンでは一溜りもない。
セバスチャン
「早めに行ってちょっと休んだ方がいいな…… バサバサ」
脳筋は脳筋でも、痛覚までは失ってはいなかったようだ。
ルフィ
「やっべ、ハンターだ……」
ルフィの近くに……
ジュリア専用ハンター
「……」
ジュリア専用ハンター。
なお、ルフィを見つけてもこのハンターは追いかけてこない。
ルフィ
「頼む……!早く通り過ぎてくれ……!」
つまり、ルフィはこのハンターを気にする必要は無いが……
ジュリア専用ハンター
「……」
ルフィ
「目ェ合ったーーーーー!!!!!! …………ってこれ誰かの専用ハンターってやつだ!! ったく……焦ったじゃねーかーー!!!!」
余計な危機察知力を使ってしまったルフィ。
今後自分の専用ハンターが増えた時が、一番不安だ……
ピリリリリッ♪ピリリリリッ♪
ジュリア
「何だ……?って残り10分って事は……」
セバスチャン
「何が増えるぞ…… バサバサ」
ジュリア
「『残り10分になったので、ハンターの視界を増やした。』……とんでもないのぶち込んできたぞ……!!」
セバスチャン
「『今からゲーム終了まで、ハンターの顔の後ろにセンサーを付けた。逃走者が後ろにいてもハンターに見つかる危険性があるので、注意せよ。』ハンター見つけたら相当やばいじゃないかー! バサバサ」
今回増えた要素は、ハンターの視界!
これより逃走者は、後ろを向いているハンターにも警戒して動かなければならない……!
ジュリア
「ハンターが背を向けてても警戒しろって事だろ……?厄介極まりないな」
なおこれは、専用ハンターにも適用される。
ジュリアにとっては、試練だ……
ルフィ
「よしっ、着いたぞ!!おーい!!乗せてくれー!!!」
一方、それを尻目にルフィは西園駅に到着!
えきいんさん
「他に乗る人はいませんキャー?」
えきいんさん
「いませんね!それでは出発します!」
ルフィ
「これで相当体力回復できるな……!」
ルフィは、モノレールに乗っている間はハンターを気にする必要は無い。
視界が増えても、モノレールに乗ってしまえばハンターは気づけない……
セバスチャン
「おっ、ジュリア!西園に行くのかー!」
ジュリア
「セバスチャンは東園か!頑張れよ!」
セバスチャン
「おう!」
いそっぷ橋の中心で、お互いの健闘を祈る2人。
ジュリア専用ハンター
「……」
しかし、西園側のいそっぷ橋出口にジュリア専用ハンター……
ハンター03
「……」
そして、東園側のいそっぷ橋出口には通常のハンター!
ジュリア
「30秒あれば……!間に合う!」
セバスチャン
「ここで終わってたまるかー! バサバサ」
ジュリア、セバスチャン、絶体絶命の大ピンチ……!
【ゲーム残り時間:09:30】
【賞金:606000円】
【逃走者】
ジュリア(モノレール券所持)
セバスチャン
モンキー・D・ルフィ
- Re: 逃走中 〜increases every 5minutes〜 ( No.26 )
- 日時: 2022/02/22 20:21
- 名前: シャルやん ◆rNMF51ZUQ6 (ID: MrY5jOgD)
ジュリア
「30秒あれば……!間に合う!」
セバスチャン
「ここで終わってたまるかー! バサバサ」
ジュリアに専用ハンター、セバスチャンに通常のハンターが迫る!
ジュリア、セバスチャン、絶体絶命の大ピンチ……!
ジュリア
「よし……!西園まであと少し…………専用ハンターだ……!」
ジュリアは、自身の専用ハンターに気づいた……!
ジュリア
「また逆戻りか……」
ジュリアの逆方向では……
セバスチャン
「なにー!?あんな卑怯な位置にいやがってー!! バサバサ」
ハンター03
「!!!!」
セバスチャンが、ハンターに見つかっていた!
セバスチャン
「このままじゃ逆戻りじゃないかー! バサバサ」
セバスチャンが逆方向に逃げた事で……
ジュリア
「こっちにもいるのかハンター……!」
ジュリアも、巻き添えだ……!
セバスチャン
「すまんジュリア!!こっちからハンター来てしまったぞー!! バサバサ」
ジュリア
「……」
セバスチャン
「ジュ、ジュリア?」
ジュリア
「……ええいっ!!」ダッ!!
ジュリア、通常のハンターへ向かって突撃……!
セバスチャン
「何してるんだジュリア!! バサバサ」
ジュリア
「セバスチャン!!今だ、ハンターの横を進め!!」
セバスチャン
「……お、おう!!!」
セバスチャンは、ハンターがジュリアに目線を合わせている隙に横をすり抜けた!
ジュリア専用ハンター
「……!」ダッ!
ハンター03
「!!!」
ジュリア
「……ま、無理だよな」
ポン!
【ジュリア 確保】
【ゲーム残り時間:09:14】
【残り2人】
ジュリア
「でもよ皆……あたし、最高にかっこよくないか?可愛いだけがアイドルじゃないんだぜ。…………でも悔しいな!!また挑戦させてくれよ、プロデューサー!」
自身の専用ハンターの接近に気づいていたジュリア。
挟み撃ちにされるのが確定したのを確認したと同時に、セバスチャンを逃がす事に徹した。
誰かを応援するのが大切であるアイドルとして、100点満点の逃走劇だった……
ピリリリリッ♪ピリリリリッ♪
セバスチャン
「くそー……ジュリア捕まったかー……でも、ジュリアのおかげで東園に行けたんだ!!こっから頑張るぞー!」
セバスチャンは、改めて自分に気合を入れる。
ルフィ
「よーしっ!!これでミッションクリアだー!」
一方、ルフィはモノレールを使い安全にミッションをクリアした!
ルフィ
「さーて……ここからはハンターとミッションと直接対決だ!!」
ピリリリリッ♪ピリリリリッ♪
セバスチャン
「『残り9分時点で2人共東園にいるので専用ハンターの放出はない。次の場所は、牢獄だ。残り6分までに辿り着けなければ辿り着けなかった逃走者のみを狙う専用ハンターを放出する。』牢獄って……どこだ?」
ルフィ
「牢獄って何処にあるんだ?」
実は、今回牢獄の場所はマップには書かれていない。
【牢獄】
当麻
「これさ……あいつら見かけたら俺らが声あげるぐらいしかあいつらがこの牢獄見つける方法ないんじゃないか?」
ランド
「牢獄マップに書いてないもんな……」
カイロス
「カリスマポケモンの存在感があるから牢獄の場所を明かすなんて余裕ロス」
当麻
「そうですか」
果たして、バカ2人は牢獄の場所が分かるのか……
【ゲーム残り時間:08:00】
【賞金:624000円】
【逃走者】
セバスチャン
モンキー・D・ルフィ
- Re: 逃走中 〜increases every 5minutes〜 ( No.27 )
- 日時: 2022/02/23 19:30
- 名前: シャルやん ◆rNMF51ZUQ6 (ID: 8JrAMFre)
ルフィ
「とりあえず走り回るのが正しい動きな気がするな」
普通に考えれば脳筋とも取れる発言だが、今回に限っては間違ってはいない。
牢獄の場所が分からない逃走者にとっては、走り回る以外に牢獄を見つける方法はない。
セバスチャン
「でもよー、牢獄って多分目立つ場所にあるんじゃないかー? バサバサ」
セバスチャン
「流石に他の人間から見えない場所に牢獄置かないだろー?つまり目立つ場所にある!そして目立つ場所と言ったら……東園の下辺りだー!さあ、行くぞー!バサバサ」
セバスチャンは、牢獄が東園の南側にあると予想。
果たして、セバスチャンの予想は当たっているのか……
ルフィ
「とりあえず西園を走り回るしかないなー」
一方のルフィは西園を駆け回っている。
【牢獄】
マリオ
「残り1分だけど、誰も来ないな……」
にこ
「残ってるのが脳筋2人なのが悩みの種だわ……」
カイロス
「このタイミングで来ないんじゃかなり厳しいロスね」
天悪
「でもあの2人なら適当にエリアを走り回ってる気がするんですよね」
ジュリア
「んな事してればいずれどっちかは牢獄に辿り着きそうなものなんだけどな……あいつらどこ行ったんだ?」
???
「いてーーーーーーっ!!!誰だこんなところにバナナ置いたやつー!!!! コケたじゃないかー!!!!」
当麻
「この声どっちの声だ!?」
ランド
「バナナ食う奴なんかいんのかこの逃走中に」
マリオ
「今回ドンキーは欠場だぞ」
カイロス
「あ、ゴミ処理忘れてたロス」
当麻
「てめぇかよ!!!!」
セバスチャン
「予想通りだー!!!! バサバサ」
ジュリア
「セバスチャンだ!」
牢獄に着いたのは、セバスチャンだ……!
セバスチャンの予想通り、牢獄は東園の南側にある「総合案内所前」にあった……!
セバスチャン
「オイラ、頭回ってるぞー!! バサバサ」
セバスチャン、ここに来て勘が冴える……!
一方……
ルフィ
「くそー……!! どこにも牢獄ないぞ!?」
牢獄のない西園を走り回るルフィ。
ピリリリリッ♪ピリリリリッ♪
ルフィ
「なんだぁ!? …………くそー!! 専用ハンター増えちまった!!」
【牢獄】
当麻
「『残り6分時点でモンキー・D・ルフィが牢獄にいなかったのでルフィ専用ハンターを放出した。』流石にダメだったか……!」
ルフィ専用ハンター
「……!」
ルフィのミッション失敗により、ルフィ専用ハンターが1体放出された!
当麻
「『次の場所……はない。お互いが同じ場所に待機せよ。残り3分までに2人が同じ場所にいなければ2人分の逃走者のみを狙う専用ハンターを放出する。なお、これが最後の移動ミッションとなる。諸君らの健闘を祈る。』つまりお前とルフィが会わなければならないって事だな」
セバスチャン
「ルフィの奴、どこにいるんだ!?この3分間、1度も会わなかったぞー!? バサバサ」
ランド
「電話すればいいんじゃないの」
セバスチャン
「よし、電話だー! バサバサ」
ピリリリリッ♪ピリリリリッ♪
ルフィ
「おう、セバスチャン!今何処にいるんだー!?」
セバスチャン
「今……東園だー!」
ルフィ
「オレ西園の下辺りだー!…………やばくないか!?」
セバスチャン
「何処で落ち合えばいいんだー!? バサバサ」
ルフィ
「……いそっぷ橋のど真ん中!あそこが一番オレら2人が落ち合うには丁度いいだろ!!」
セバスチャン
「いそっぷ橋のど真ん中だな!了解だー! バサバサ」ピッ
セバスチャン
「いそっぷ橋に向かうぞー! バサバサ」
【牢獄】
当麻
「……あいつらいそっぷ橋のど真ん中って本気で言ってんのか??」
ランド
「いそっぷ橋は一本道……挟まれたら即確保」
ジュリア
「頼む……あたし以外の確保者をあそこで出すなよ、セバスチャン」
ルフィ
「ここが体力の使い時だぁぁぁーー!!!!」
セバスチャン
「キンニクは裏切らない事、教えてやるー!!!! バサバサ」
脳筋2人が選んだ合流先は、いそっぷ橋のど真ん中という非常に危険な場所!
果たして、2人は確保されずに落ち合う事ができるのか……!
【ゲーム残り時間:05:30】
【賞金:654000円】
【逃走者】
セバスチャン
モンキー・D・ルフィ
- Re: 逃走中 〜increases every 5minutes〜 ( No.28 )
- 日時: 2022/02/24 18:00
- 名前: シャルやん ◆rNMF51ZUQ6 (ID: VtDa2dZX)
セバスチャン
「オイラ何回もいそっぷ橋でハンターに見つかってるからな……今回は細心の注意を払って行きたいぞ バサバサ」
ここ数分の間に、何度もハンターに追われているセバスチャン。
脳筋にも、限界はある。
セバスチャン
「とか言ってたらハンターだ バサバサ」
ハンター01
「……」
セバスチャンの近くに、ハンター……
セバスチャン
「そうだ……今ハンター後ろ向いててもこっち追ってくるんだよな バサバサ」
ゲーム終了まで、ハンターの後頭部にセンサーが付いている。
その為、背を向けていても後ろの逃走者に反応する事ができる。
セバスチャン
「本当に厄介な機能だな…… バサバサ」
ハンター01
「……」
セバスチャン
「よし、確実に今なら見えてないはずだ……! バサバサ」
ハンター01
「……」
ハンターは、セバスチャンに気づいていないようだ。
セバスチャン
「全力で走れる回数にも限りがあるからな……あんまり見つかりたくないぞ バサバサ」
脳筋脳筋と言ってきたが、こう見るともはや脳筋ではなくベテラン逃走者だ。
ルフィ
「げぇっ……あれか、専用ハンターってやつは……」
ルフィ専用ハンター
「……」
ルフィ
「4体もいたら流石に動きづらいな……」
流石のルフィも、専用ハンターの前では思うように動けない。
ピリリリリッ♪ピリリリリッ♪
セバスチャン
「残り5分……って事はいつものあれだな バサバサ」
ルフィ
「もう残り5分だからこの増えるやつはもうラストだよな?」
散々逃走者にメリットとデメリットをもたらしてきたこの「何かが増える」も、これで最後となる。
【牢獄】
当麻
「『残り5分になったので、
ハンターを2体増やした。』は!?!?」
ランド
「強制ハンター追加!?」
マリオ
「専用ハンターがいるルフィからしたら合計6体もハンターがいるって事になるぞ…!」
ハンター05
「……!」
ハンター06
「……!」
なんとか、最後に増えるのはハンター!
しかも2体だ……!
セバスチャン
「2体はマジでやばいぞ……! バサバサ」
ルフィ
「6体いられたら無理だろー!!!!??? これ合流できんのか!?」
現在専用ハンターが1体いるルフィにとって、この2体追加はかなりの痛手だ……!
セバスチャン
「……こうなったらこうするしかないかー バサバサ」
セバスチャン
「オイラ、ルフィに電話するぞ!」
ピリリリリッ♪ピリリリリッ♪
ルフィ
「どうした、セバスチャン!?」
セバスチャン
「あのさ、ルフィ……」
セバスチャン
「オイラ達、あえてこのミッション失敗しないか?」
ルフィ
「!?!? どういう事だ!?」
セバスチャン
「多分、ハンターがこんな山程いる状態だといそっぷ橋とかいう一本道に行くのって自殺行為だと思うんだよなー。あとオイラ達モノレール券使ったし バサバサ」
ルフィ
「そうか……専用ハンター1体増えてでも現状のリスクを避けるべきって事か!」
セバスチャン
「専用ハンターがもう1体いるルフィにこんな事言うの申し訳ないけど……頼む!このミッション諦めさせてくれ!!」
ルフィ
「分かった!!ハンター7体と戦うぞー!!」
ルフィは、セバスチャンのお願いを即了承……!
セバスチャン
「よし……お互いの健闘を祈るぞー!!! バサバサ」
ルフィ
「お前もハンター6体との直接対決だ! 頑張れよー!!!!」
ピッ
ピリリリリッ♪ピリリリリッ♪
セバスチャン
「『ミッション③最終結果。ルフィには専用ハンターが2体、セバスチャンには専用ハンターが1体放出された。』……ここからはオイラ達とハンターとの勝負だ!! バサバサ」
【牢獄】
マリオ
「結局集まる事はできなかったか……」
当麻
「でもよ、これであの2人とハンターとの直接対決に水を差す要素は何一つ無い訳だろ? あいつらからしたら最初からこのシチュエーション、実は待ってたんじゃないか?」
カイロス
「ここで逃走成功したらカイロス並にかっこいいロスよ!!」
セバスチャン
「よーし……どっからでもこいハンター!! バサバサ」
ルフィ
「何体でも振り切ってやるぞー!!!!!!!」
残る逃走者はセバスチャン、モンキー・D・ルフィの2人!
対するハンターは、セバスチャンにとっては6体、ルフィにとっては7体!
この大量ハンターを相手に、ルフィとセバスチャンはどう立ち向かっていくのか……!
【ゲーム残り時間:02:30】
【賞金:690000円】
【逃走者】
セバスチャン
モンキー・D・ルフィ
- Re: 逃走中 〜increases every 5minutes〜 ( No.29 )
- 日時: 2022/02/25 19:10
- 名前: シャルやん ◆rNMF51ZUQ6 (ID: DfPuoRMU)
セバスチャン
「どこもかしこもハンターだらけだな……バサバサ」
ハンター01
「……」
セバスチャン
「しかも背中向けててもハンターはこっちに気づくんだろ?どうすりゃ見つからずに済むんだ……バサバサ」
ハンター01
「……!」
早くも、見つかった……!
セバスチャン
「えー!?オイラそんなに身体見えてたかー!? バサバサ」
隠れていても、安心は全くできない……!
セバスチャン専用ハンター
「……」
セバスチャン
「やばい!!あれ専用ハンターだー!! バサバサ」
セバスチャン専用ハンター
「……!」
専用ハンターにも、見つかった……
セバスチャン
「2体に追われてるぞー!!撒く方法を誰か教えてくれー!!!」
【牢獄】
ジュリア
「走れセバスチャン!!お前にできることはそれだけだ!!」
当麻
「アドバイスにしてはあまりにも雑すぎませんかね??」
ジュリア
「いや、アイツにする応援はこれだけあれば十分だ!!」
セバスチャン
「OKだジュリアー!!! バサバサ」
セバスチャン、急加速!これまで以上のスピードでエリアを駆け抜ける……!
ハンター01
「……?」
セバスチャン専用ハンター
「……?」
なんと、あっという間に2体のハンターを振り切った……!
セバスチャン
「そうだよな!!オイラにはこのキンニクがあるんだー!! バサバサ」
ジュリアのアドバイス、効果大ありだ……
【牢獄】
当麻
「すげぇ……サシで2体撒いたな……」
ジュリア
「だろ?元からハンターを振り切れる脚があるならそれを使えばいいんだよ。その脚が使えない状況にあったらあたしらにできることは応援しかないからな」
にこ
「ジュリア、アイドルの領域を既に超えている気がするわ……」
ジュリア
「作詞してたらこういうのって意外とすぐ思い付くんだよな」
天悪
「策士って凄いですね……」
ジュリア
「作詞な」
天悪
「てへっ(ノ≧ڡ≦)☆」
ジュリア
「それがやりたいだけなら許す!!」
天悪
「本当にこれやりたかっただけです!!」
ジュリア
「よしOK!!」
にこ
「こういう唐突なボケにも咄嗟に対応……アイドルとして後輩のジュリアだけど、勉強になる部分はあるわね……」
ルフィ
「いつになったらオレは走るのをやめられるんだー!?」
ハンター03
「!!!」
ルフィ専用ハンター
「!!!」
一方、ルフィも2体のハンターにずっと追われ続けていた……!
ルフィ
「まだ体力持つけどよ……!2分持つかは微妙だな……!」
こちらも何度もハンターと格闘しているルフィ!
海賊王になる男も、限界は近い……!
ルフィ
「残り1分半か!それならもう気合いで頑張るしかねぇ!!」
ゲーム終了まで、残り1分半!
ルフィ
「海賊王が、ハンターに負けてたまるかよぉぉぉぉぉぉぉッーーーーーー!!!!!!!!」
ハンター03
「……?」
ルフィ専用ハンター
「……?」
こちらも、意地と気合いで2体のハンターを振り切った……!
ルフィ
「はァ……はァ……やるじゃねーか、ハンター……でもオレ、楽しいぞ!!!」
この絶望的状況で、逃走中を楽しむルフィ!
海賊王になる男は、この程度でメンタルが尽きる程やわではない……
セバスチャン
「残り1分だー!! もう自首なんて選択肢はないぞー!!」
逃走成功すれば、賞金72万円!
しかし、この1分で確保されれば賞金は0だ!
ハンター06
「……!」
セバスチャン
「お前今背中向いてたろー!!何でこっち向くんだよー!!!ほんとセンサーやばすぎるぞー!!! バサバサ」
ハンター06
「!!!」
セバスチャン
「しまったー!!いそっぷ橋に乗ってしまったぞー!? バサバサ」
セバスチャンが逃げた先は、一本道のいそっぷ橋!
逃げた先にハンターがいれば、確実に挟まれる……!
セバスチャン
「ちくしょー!!! こんなところで捕まりたくないぞー!! バサバサ」
ハンター06
「!!!」
セバスチャン
「お願いだから逃げた先にハンターいないでくれー!!!!!!」
ハンター04
「……!」
ルフィ
「こんな所にいたのか……!!」
ルフィも、ハンターに見つかった!
ルフィ
「やべぇっ!!こっち一本道だ!!」
ルフィが逃げた先は、西園の子ども動物園すてっぷ前の一本道!
ルフィ
「前からハンターが来たらこれ、相当やばいんじゃないかー!?!?」
ハンター04
「!!!」
ゲーム終了まで、残り30秒!
ルフィ、セバスチャン、逃げ切れるか!
【ゲーム残り時間:00:30】
【賞金:714000円】
【逃走者】
セバスチャン
モンキー・D・ルフィ