二次創作小説(新・総合)
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- 黒の名探偵
- 日時: 2023/01/03 10:32
- 名前: ラム (ID: dyimD9sz)
江戸川コナンは黒の組織メンバーです。ナンバー2、ラムの部下です。
コナンのコードネームは、ブルー。
一応、映画の話も入ります。
- Re: 黒の名探偵 ( No.10 )
- 日時: 2023/01/01 00:33
- 名前: ラム (ID: qEZ8hLzF)
コナンは灰原に誘われて、阿笠博士の家に招かれていた。お菓子とジュースが出されたコナンは、緊張しながらも、ゆっくりする。
コナン(一応、灰原哀は監視対象の1人。どうするかな。組織には報告しないが…)
ジュースを飲みながら、携帯を弄っている。すると、阿笠博士がやって来て、コナンの方を見る。
博士「君が、哀君の友達かね。わしは天才発明家、阿笠博士じゃ。」
コナン「僕は江戸川コナンです!よろしくね。」
博士「元気があっていいのう。ゆっくりしていきなさい。」
コナン「ありがとう…ん?」
組織用の携帯が鳴り、博士に一言いって、部屋の外に出る。
ラム《ブルー、当分の間はバーボンの味方となり、公安の情報を探れ…》
コナン《了解…それなら、ジンには、赤井秀一を探る指令を出して、バーボンから離れさせてほしい。》
ラム《わかりました。》
メールをラムに送信したコナンは、携帯をしまう。
コナン(……どうするかな。)
灰原「江戸川君、何かあったの?」
背後にいた灰原に動揺するコナンは冷静になる。
コナン「なにも…」
灰原「そう。江戸川君は学校には行かないの?」
コナン「塾に行ってるから…」(組織が運営してる塾だけどな…)
灰原「部屋に戻りましょう。」
コナン「わかった。」
コナン、灰原は部屋に戻った。
- Re: 黒の名探偵 ( No.11 )
- 日時: 2023/01/04 12:19
- 名前: ラム (ID: 0vtjcWjJ)
コナンは安室の仮住まいのマンションの一室で、アイスコーヒーを飲んでいた。
コナン「どうして、僕を呼んだの…安室さん。」
安室「コナン君…わかってるよね?この資料を僕に託した時点で。」
どうして、コナンが安室に呼ばれている理由は、コナンの正体が工藤新一だとわかったからだ。いや、コナンが安室に教えたのだ。
安室「コナンの秘密を僕に教えた理由は?」
コナン「組織を潰すための仲間が欲しいんだ。信頼できる仲間が…」
安室「………僕を信頼する判断材料には…ならないね。」
コナン「宮野明美…」
とある名前を言ったら、安室の表情が一瞬、険しくなりコナンを睨んだ。
コナン「睨まないでよ…安室さん。」
安室「どうして君が、その名前を…」
コナン「工藤新一の時に、会ったことがあるんだ。」
偽の思い出話を混ぜて、安室に話した。話を聞いている内に、安室から警戒心が消えた。
安室「………君は、組織を潰したいのか?」
コナン「僕は…戻れなくても…構わない。自業自得だから…でも、黒の組織は潰したい。安室さん…手を組んでくれない?」
安室「わかった。一緒に頑張ろう。」
コナンは安室と打ち合わせをした後、喫茶ポアロを出ていった。
安室(コナン君が、協力者になった。赤井に伝えとくか。)
ベルモットと合流したコナンは、ノートパソコンを開いて、計画書の作成を始める。
ベルモット「どうなったの?」
コナン「バーボンの信用を得た。これで、駒に困らなくなった。」
ベルモット「工藤新一の情報をバーボンに渡して、信用を得たのね。」
コナン「これで、公安の情報が手に入る。ベルモット、ルシアンに伝えてくれ。バーボンに偽情報を渡すように…」
ベルモット「良いわよ。じゃあね…ブルー。」
ベルモットは出ていった。
- Re: 黒の名探偵 ( No.12 )
- 日時: 2023/01/10 22:49
- 名前: ラム (ID: Mt7fI4u2)
パソコンで情報を整理していると、ラムからのメールが届いた。
ラム《組織のノックリストを盗んだ裏切り者…コードネーム、ホワイトを始末せよ…》
コナン《俺は表沙汰にはできないよな?ジンを使って始末する?》
ラム《バーボン、キールを使い、ホワイトを始末する。作戦開始は半年後だ。》
コナン《了解。》
パソコンを閉じると、組織用の携帯を取り出して、とある人物に連絡を取る。
ルシアン『ブルーですか。どうしましたか?』
コナン「今は外か?」
コナンが電話している相手は、公安に潜入しているコードネーム、ルシアンだ。
ルシアン『はい。』
コナン「バーボンの行動を監視して、始末はするなよ。大事な駒だ…」
ルシアン『畏まりました。』
コナン「それと、近い時期に組織が事件を起こす。組織の裏切り者、ホワイトを始末する。ルシアンは、バーボンの邪魔をするなよ。」
ルシアン『問題ありません。では…』
電話を切ると、ラムにメールをする。
コナン《ルシアンに連絡した。公安も、動ける状態になる。》
ラム《ブルー、面白い計画です。裏切り者の処理を頼みましたよ。》
メールを終えて、ベットに横になるコナン。
コナン(これで、俺自身が動いても、不自然ではないはず…)
金庫を開けて、拳銃の点検を行う。
コナン(拳銃は余り…使いたくないな。)
警察庁の食堂で、降谷はご飯を食べていると、部下の風見裕也が後処理を終えて食堂に来た。
降谷「風見は今からか?」
風見「後始末が、漸く終わりましたので…」
降谷はメモ紙を風見に見せると、メモ紙を受け取り、ポケットの中に。
風見「降谷さんの今後の予定は?」
降谷「………休息かな。」
ご飯を食べ終えると、食堂を出ていった。風見はおにぎりを食べながら、とある人物にメールをする。その音が、七つの子であった。
- Re: 黒の名探偵 ( No.13 )
- 日時: 2023/01/14 07:42
- 名前: ラム (ID: XSwEN2Ip)
コナンは灰原にメールで、呼び出されて、博士の家に来ていた。何故か、安室と昴の2人までいる。
コナン(灰原に呼ばれてきたが、何で…バーボンがいるの!?赤井秀一はまだわかる。)
出されたアイスコーヒーを飲みながら、落ち着きを取り戻す。コナンは灰原に聞いてみる。
灰原「どうしたの?江戸川君。」
コナン「呼ばれた理由は?」
灰原「わからない?」
コナン「うん。」(組織のメンバーだと、バレたらヤバイ…)
昴が変装を取り、素顔に戻ると、コナンの本名を言った。
赤井「工藤新一君。君の本名だろ。」
灰原は赤井の発言に、コナンの方を見て、一瞬動揺する。コナンの正体を知らされていないからだ。
灰原「工藤…新一なの!?」
コナン「そうだよ。安室さん、赤井さんに僕の正体教えないでよ。」
安室「ごめんね。でも、これで…お互いが秘密を知った共犯者になった。コナン君は、灰原さんの正体を知ってるでしょ?」
コナン「知ってるよ…」
コナンの表情が暗くなる。
安室「コナン君?」
灰原「どうして…私の…」
コナン「……灰原のお姉さんに…会ったことがある。」
その言葉に、灰原はコナンの服を掴むと、問い掛ける。
灰原「お姉ちゃんに会ったことあるなら、黒の組織の事もわかるわよね?」
コナン「ああ…俺は探偵だが、明美さんの事も理解できた。だから、あの事件での計画を授けたのは…俺だよ。」
コナンの言葉に、灰原は目を見開いたが、目が鋭くなり、怒鳴った。
灰原「だったら…どうしてお姉ちゃんを助けてくれなかったの!?」
コナン「助ける予定だったよ…その日に、明美さんは警察に保護される手筈だった…その前に、ジンに殺されたんだ…」
安室「……あの事件にコナン君が共犯だったのか。」
コナン「勿論、組織壊滅後に公安に自首するよ。今でも、構わないけど…」
安室「それは難しいね。コナン君があの事件での共犯の証拠がない。証拠不十分で、釈放される。」
コナンは暗い表情をやめ、アイスコーヒーを飲み干すと、灰原に謝罪する。
コナン「…悪かった。」
灰原「私も…ごめんなさい。今日からよろしく…江戸川君。」
コナンと灰原は、握手を交わした。
コナン(……さて、灰原、バーボン、赤井秀一と共犯関係になれた。)
コナンが話した宮野明美に関する話は、全て本当である。わざと、宮野明美を組織から逃がして、赤井秀一に接触を図ろうとしたのだが、ジンに殺されたため断念したのだ。
コナン(ジンがあの時、殺さなければ、計画が進めて、シェリーは逃げ出さなかったのに…)
考えことをしているコナンに、安室が話し掛ける。
安室「今後の予定だけど、公安、FBIで合同会議があるんだ。コナン君にも、参加してもらえないかな?」
コナン「……考えさせて。僕の協力者に相談する。」
赤井「協力者…会ってみたいな。」
コナンの協力者に興味が湧いたようで、赤井はコナンを見る。
コナン「……僕の協力者は、人見知りなんだ。赤井さんでも、会わせるのは…無理だよ。」
赤井「仕方ないな。」
安室「コナン君の正体を知ってるの?」
コナン「僕を保護してくれたからね。」(組織の協力者だけどね…)
暫く話し合いをして、解散となった。
- Re: 黒の名探偵 ( No.14 )
- 日時: 2023/01/23 07:51
- 名前: ラム (ID: Q2Am3366)
黒の組織が管理しているビルの最上階の部屋で、コナンはルシアンと書類業務をしていた。
コナン「ジンの奴は組織の存在を隠す気あるのか!?」
ルシアン「……ブルーも、活動したんですよね?」
一休みしていたルシアンに言われて、小さく頷いた。
コナン「あの時は…疲れた。」
回想
黒の組織の会議に参加しているジン、ウォッカ、キール、バーボンと、モニター越しからは、ラムとコナンが参加している。
コナン「ホワイトの始末だけど、どうする。」
ジン『小細工なんかせずに、殺ればいいだろ。』
バーボン『ホワイトは組織から消されることを知らないんですよね?』
ラム『はい。ホワイトの行動は、常に監視しています。』
キール『だったら、任務を与えて、事件に巻き込ませたら?」
キールの提案に、バーボンが賛成する。この行動にジンがバーボンを睨み付けながら、拳銃を突きつける。
バーボン『ジン…何の真似ですか?』
ジン『……気のせいか。』
ラム『……会議を続けましょう。』
コナン(ホワイトの処理…確か、組織の末端構成員の裏切り者が、組織の情報を別組織に売ろうとしていたな。ホワイトに処理させてから…バーボン、キールに保護させるのもありだな。)
ジン『ブルー…作戦はどうなんだ?』
コナン「組織の末端構成員が、組織の情報を別組織に売ろうとしている。ホワイトにやらせるのはどう?」
コナンからの提案に、バーボンは考え事をして、反対意見をする。
バーボン『ホワイトは裏切り者ですよね?何をしでかすか…』
コナン「ホワイト自身は、裏切り行為がバレていないと思っている。任務を遂行して、信用を得たいと思うけど…」
ウォッカ『…ブルーの作戦には、監視者が必要だよな。』
コナンの考えた作戦で、必要なのはホワイトを監視する人物。
ラム『私はホワイトの監視者をバーボン、キールの2人を推薦します。』
ジン『何!?』
バーボン『僕がですか!?』
キール『……私は疑われてたのよ。理由を聞きたいわね。』
ラム『キールは赤井秀一を始末しています。証人として、ジン、ウォッカの2人がカメラ越しではありますが、監視していました。バーボンも、赤井秀一の関係者を調べ、生存の可能性を否定している。ノックの可能性は、低いです、』
コナン「確かに…」
ラムの言い分に、コナンが賛同する。だが、ジンが苛つきながら反対意見をいった。
ジン『バーボンはいいだろう。それには賛成だ。だが、キールはどうなんだ。ノックとして、疑われてた奴を監視者に抜擢するのは、賛成出来ねえな。』
ラム『……どうしましょうね。バーボンだけだど、心配ですが…』
コナン「やるしかありません。キャンディー、コルンの2人にホワイトを始末させれば、いいでしょう。バーボンが信用できるのは、ジン、ラムからのお墨付きなんですから。」
ホワイトの監視者は、バーボンに決まった。その日の会議は終わった。
コナンは通信機材を片付ける。時計を見ると、午前1時を過ぎていた。
コナン(これで、バーボンを動かせる。)
すると、赤の携帯から着信があり確認すると、安室からの電話だった。
コナン「安室さん、どうしたの?」
安室『夜遅くにごめんね。実は来週の土曜日に、阿笠さんの家に来てほしい。』
コナン「……わかったよ。」
安室『またね。』
携帯を置いて、組織用の携帯でラムにメールをする。
コナン《作戦当日に、ジン、ウォッカに、キールの例の任務を…》
ラム《許可します。それでは…》
コナン「さて…寝るか。」
コナンは眠りについた。