二次創作小説(新・総合)

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〜朱い歯車〜 UHSな物語〜
日時: 2023/09/10 14:21
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: VOI/GMTL)

※UHSとはultimate・huzakesugi・storyの略です。

『あの頃のカオスで、めちゃくちゃで、バカらしい話を君に』

「また8年前くらいの映像板で皆やってたみたいな集合性無視のクロスオーバー物語作りたいな」と考えてたらなんか突然思い付いたお話です。

【注意】
AIのべりすと未使用
作者も何を出して何をやるか考えてない話とクロスオーバー
多分、長編。
話の傾向上参戦作品やストーリーはバカ・電波系が多いかも、ボボボーボ・ボーボボを参考にしてるので。
たくっちスノーは出ません、パラレルは出たけど。

Re: 〜朱い歯車〜 UHSな物語〜 ( No.41 )
日時: 2023/09/10 08:53
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: VOI/GMTL)

【第8話】

『Original』



剣「あっ!!」


剣「ついた!ムゲンダイ科学研究所だ!!」

ダンディ「ほー……」

ちいかわ「わぁ!」

ソーニャ「ここが……あのムゲンダイ科学研究所」

パラガス「俺たちの目的地であるというわけだぁ」

ミュウツー「噂には聞いていたが………1000万年前から現存し、取り残されない科学力を有するという」

やすな「なんでちゃっかりいるの?」

ミュウツー「どうやら奴のテレポートに巻き込まれたらしい」

ミュウツー「だが、私も朱い歯車に関することは興味がある、このまま同行することに決めた」

ラブネリ「本当に面白いロボットばかりね」

みずいろ「うおっイケロボ……でも加藤くんがいるから……」



剣「ここってレジャー施設化もしてるみたあだから皆は遊んでてもいいよ」

ブロリー「イェイ!イェイ!」

ブロリー「遊ぼットオオオ!!」

ちいかわ「わぁ!」

パラガス「破壊するんじゃないぞ!」


ダンディ「………」

ダンディ「俺もアロハオエ号から何か代わり見つけるか、ついでに掃除機型ロボットでも見てこよっと」

やすな「ソーニャちゃん」

ソーニャ「お前一人だけ遊んでこい」

ソーニャ「私はまだそんな気にはなれん」


ミュウツー「私も同行しよう」


ソーニャ「殺し屋に、超能力者に、時空の始まりになった女か」

ソーニャ「なんか妙な組み合わせになったな」

やすな「あとはスパイいればSPY×FAMILYになるよソーニャちゃん」

ソーニャ「さっさと行け!!」


………

ミュウツー「人間関係というのは苦労が多いものだな、下手に知能があると面倒だ」

ソーニャ「まさかポケモンに同情されるとは思わなかったよ、やすなの場合下手に知能があるの意味が違ってくるがな」

ミュウツー「面倒な相手なら関わらなければいいだろう」

ソーニャ「そうもいかないんだ、殺し屋と学生を両立するとなるとな」

ソーニャ「まぁどうせ、卒業したらそれっきり……人の3年なんてあっという間だ」

ソーニャ「まさか殺し屋の世界にアイツが乗り込んでくるわけでもあるまい……」

………


剣「博士!!」

剣「ジルトー博士!!」

ジルトー「剣……?」

Re: 〜朱い歯車〜 UHSな物語〜 ( No.42 )
日時: 2023/09/10 13:31
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: viAVUXrt)

ジルトー「何!?時空と宇宙にそんな事が!?」

剣「話が早くて助かるよ博士」


ジルトー「ふむ………何やら一大事のようじゃな、良いだろう手をかそう」

ジルトー「どうせまたカーレッジがなんかやらかしたんじゃろ」

………

ジルトー「宇宙についてはすぐ解決するぞ」

剣「ほんと!?」

ジルトー「朱い歯車がそやつの言う通り使い物にならなくなったパーツを隕石のように落下させているのであれば」

ジルトー「科学で解決出来る範疇じゃ、代わりをワシが補えばいいのだからな」

剣「あ、そういえば博士、歯車の形の穴があちこちの世界に」

ジルトー「宇宙と時空の2つによって世界は補われていたんじゃろ?」

ジルトー「パーツが欠けた分世界が欠けたんじゃ、銀河に散らばっていたということはあちこち、たくっちスノーでも見ていない世界のほとんどでな」

剣「確かにみずいろブラッドもキルミーベイベーもちいかわも………全部まだたくっちスノーもりりすた革命団も出会ってない世界だ」


ジルトー「世界はワシらが観測していないところだけでも何千種類ものの種類があるからな」


ジルトー「そして、宇宙は時空と違い奴は対して目を向けていない」

ジルトー「全自動洗濯機とただ水に付けて手で回すくらいに差がある」


ジルトー「そしてカーレッジが死んだ今………時空のように発展してない宇宙はただ壊れるだけとなった、といったところじゃのお」

剣「そうだったか……危なかった」

ジルトー「うむ、手を出すだけ出しといて完全な状態には出来ない………奴の悪い癖じゃな、時空でもそうだったしのお」

剣「………」

ジルトー「ワシのところに来たのは朱い歯車の事だけではないのじゃろう、剣よ」

剣「うん」

剣「1000万年前の……いや、僕の10年の旅の間に、朱い歯車に関することがあったはずなんだ」

ジルトー「………」

ジルトー「忘れもせん……貴様が11の時の空中帝国戦争の時………戦火から逃げ切る鍵となった、コアの赤い歯車……」

剣「………そうだっけ?絶対それ関係なかったような」

ジルトー「話の内容では無い」


ジルトー「お前の旅の中に『朱い歯車』があったことが肝心じゃ」

Re: 〜朱い歯車〜 UHSな物語〜 ( No.43 )
日時: 2023/09/10 17:14
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: VOI/GMTL)

ジルトー「お前の旅の中に朱い歯車があった」


ジルトー「そして、たくっちスノーの別側面とやらが言うには、剣はカーレッジの事を考えるとワープするようになっていたのじゃな」

剣「うん、僕じゃなくて時空が………」

ジルトー「それじゃ」

ジルトー「そもそも時空とは何か?カーレッジがお前とあの忌まわしい旅を永遠にする為の箱庭じゃ」

ジルトー「となると時空もまた巨大なマシンといえる」

ジルトー「その為に必要な物は何か分かるか?」

剣「…………」


ジルトー「『物語』」

剣「!!」

ジルトー「そう、ワシらの周囲で幾度となく起きている様々な事件、現象、騒動」


ジルトー「は、無関係にしてもだ」


ジルトー「事前にシステムを組んで作っていたのじゃろう」

ジルトー「お前が新しく蘇った後に行う、カーレッジと奴の旅のシナリオを………」

剣「………」

剣「じゃあ、今それが始まってるってこと?」

剣「僕がいるから?」

ジルトー「じゃろうな、カーレッジが居ないイレギュラーが起きながらも、カーレッジの作った物語を進めているのじゃ」


ジルトー「これを見ろ」

剣「本?」

ジルトー「奴の言う2週目とやらで作った物語だ、たくっちスノーから聞いたが当初奴はあの世界を作り直す気だったらしい」

剣「それを本にしたの?でも途中までしか出来てない」

ジルトー「奴は1度作っては新しく作り、古きものを投げ出している」

ジルトー「そこ結果がこれじゃ、その中にもあったぞ」

剣「『朱い歯車』……はは、ほぼタイトルしかないや 」

剣「カーレッジは本気で、僕が戻ってきたらまた旅が出来るなんて思ってたんだ………」


ジルトー「しかしこうして見るとほとんど支離滅裂な話じゃのう」

ジルトー「じゃか、お前の旅を見てもうこんな事は出来ないと分かったな」

剣「どうして?」


ジルトー「もうお前はあの頃と違ってアホではないからな、10年旅をして1000万年見ればな」

剣「うん……僕の人生旅をしてからの方が長かったしね」

剣「………はあ、なんというか………でもなんか昔のこと考えてたら懐かしくなってきたな」


剣「アルバムってある?」

ジルトー「ん?」

Re: 〜朱い歯車〜 UHSな物語〜 ( No.44 )
日時: 2023/09/12 07:36
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: VOI/GMTL)

…………

ソーニャ「話は済んだのか?」

剣「うん、博士は凄い人だからすぐに解決しそうなんだ」

ソーニャ「その割には気分が優れないな」

ミュウツー「…………」

剣「心配してくれるの?なんか意外な面々だね」

ソーニャ「やすなはもう遊んでばかりたからな」

パラガス「まあ、大体の奴はそうだが」

剣「いいよいいよ!博士の研究所なら暇を潰しながら安全なところに送れると考えてもいたし」

ソーニャ「それで、持ってるものはなんだ?」

剣「博士が残してくれた1周目の記録」

ソーニャ「めちゃくちゃ重要な文献持ってくるじゃんお前」

パラガス「なんでアルバム式」

剣「あの人昔のものにロマン感じるから」

みずいろ「アルバム!?」

やすな「見たい見たい!」

ミュウツー「馬鹿が釣られてきたようだが?」

ソーニャ「何、想定してたパターンだ」

パラガス「お前達いつの間にか気が合うようになったな」
…………

剣「といっても、その時ってだいたい義体だから見れたものじゃないよ僕」

ジルトー「何を言うか、ワシがしっかり人そっくりに作ってやったではないか」

ブロリー「お 結婚ンンン!式の写真ンンです」

ラブネリ「もしかしてこの人が!?」

剣「そう、シュウ君!」

剣「それでね、これがその3ヶ月後の科学ブースで撮った写真で、こっちが総合研究会の………」

ちいかわ「ワ……!」

ミュウツー「旅をしていた時期の写真は存在しないのか」

剣「うん、無いよ……あ!これ23になった時バーベキューに誘ってくれたの」

やすな「友達多いなー、すごーい」

ソーニャ「なるほどな………カーレッジのヤツ」

ソーニャ「この時にアイツは?」

剣「来てなかった……というよりは、僕も存在を忘れてたよ妊娠した時に来るまで」

ソーニャ「だろうな」

やすな「何か分かったの?」

ソーニャ「大人として真っ当に生きた剣と、神となり子供のままだったカーレッジ・フレイン」

ソーニャ「決定打になったのは、この生活だろう」

ソーニャ「自分を中心にして弱者を救って上位者気取りでいい気になっていたら、その相手は離れているうちに新たな中心となり、自分が自然と中心どころか枠の端」


ソーニャ「実際は居ないんだろ、お前以外の友達」

ソーニャ「本当はそんな現実から目を背けるために全知全能になったんだろうな」

やすな「つまり?」

ソーニャ「カーレッジは少なくともお前よりはバカだってことだ」

やすな「私創造神より賢いんだ!」

Re: 〜朱い歯車〜 UHSな物語〜 ( No.45 )
日時: 2023/09/12 08:25
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: PNMWYXxS)

………

ジルトー「………」


ジルトー「剣、朱い歯車に関してじゃが」


ジルトー「かなり酷な現実が待っている………それでも聞くのか、貴様の根底すら揺るがすぞ」

剣「………いいよ」

剣「カーレッジみたいにずっといい夢見てる訳にもいかないから」

ジルトー「…………」


ジルトー「朱い歯車は……否、宇宙は時空の後に作られた」

やすな「えー?でも、空とか星は昔からあるよ?」

ジルトー「それは一時的に『それがあるように見えてた』だけじゃ、黒いシートを空に貼ってたみたいにな」

ブロリー「じゃあ、カーレッジはどうして宇宙を…」

ジルトー「作る理由など無い、余ってたのじゃろう………素材が」

ジルトー「朱い歯車を解析して分かった………そして、アレと繋がった」

剣「アレ?」

ジルトー「ワシは時空監理局についても色々調べていた」

ジルトー「分かったことは奴の作った魔導界とやらにはゴーレムの前にも人間の『黒影家』が居たこと、そして……滅ぼしたこと」

ジルトー「滅ぼした後の素材を………銀河に流用したんじゃ」

ジルトー「この歯車から設定を読み取った………こやつの元になったのは」




ジルトー「黒影………シュウ」

剣「えっ……」


ジルトー「奴は黒影家の一時的なルーツとして黒影スレイヴンという人間を作った」

剣「ま、待ってよ!?スレイヴン!?それって研究所にも居なかった!?」

ソーニャ「……」

ミュウツー「繋がってしまったな」

ソーニャ「バカだからな、創造を簡単に下回ってくる」

ソーニャ「とするとその人間時代の黒影家は」

ジルトー「ああ、皆1周目の………このアルバムのヤツらが元じゃ」

みずいろ「なんでそんなこと………」


ソーニャ「何度も言われてきたろ」



ソーニャ「この時空も、この偶然起きた朱い歯車の騒動も、これまでの全ても………」

ソーニャ「カーレッジが剣と永遠に旅をするため、いや言い方を変えよう」



ソーニャ「自分にとって楽しかった10年間を永遠に繰り返すためだけの存在だ」

ソーニャ「そして、その為には……剣が大人になったあとの存在が邪魔だ」


ソーニャ「私でも徹底的に芽を摘み取っておくだろう」


剣「……………」



剣「ああああぁ………」


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