二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 〜朱い歯車〜 UHSな物語〜
- 日時: 2023/09/10 14:21
- 名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: VOI/GMTL)
※UHSとはultimate・huzakesugi・storyの略です。
『あの頃のカオスで、めちゃくちゃで、バカらしい話を君に』
「また8年前くらいの映像板で皆やってたみたいな集合性無視のクロスオーバー物語作りたいな」と考えてたらなんか突然思い付いたお話です。
【注意】
AIのべりすと未使用
作者も何を出して何をやるか考えてない話とクロスオーバー
多分、長編。
話の傾向上参戦作品やストーリーはバカ・電波系が多いかも、ボボボーボ・ボーボボを参考にしてるので。
たくっちスノーは出ません、パラレルは出たけど。
- Re: 〜朱い歯車〜 UHSな物語〜 ( No.36 )
- 日時: 2023/09/09 20:55
- 名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: VOI/GMTL)
【第7話】
剣「う、うーん………?」
「ねえちょっと貴方、大丈夫?」
剣「え?ああ、はい……?あれ、何だこの声聞き覚えが」
「道端で倒れていたから、家に入れたんですよ」
「どこも怪我はしていないかね?」
剣「あ、はい……この声、どこかで………」
「お姉ちゃん、倒れてた人起きたの?」
「起きたですー!」
「2人とも、体にいいもの用意して」
「はーい!」
剣「この声は…………!!」
剣「サザエさん!?」
サザエ「え?」
『サザエさん』
………
フネ「サザエ、知り合いなのかい?」
サザエ「いや……どこかで会いましたっけ?」
剣「あ、いえ、なんというか有名な方だったので」
カツオ「確かに姉さんは色々と妙な噂があってもおかしくないからね」
サザエ「妙な噂ってどういう意味よ」
剣(マジか……確かに全ての創作が世界として存在するって言うけど、まさかサザエさんまで………)
剣(あれ、確か僕ミュウツーと話してたら……突然、変な声と手が出てきて、助けを求めて手を伸ばしたら………)
剣「それで、僕倒れてたって言いますけど一体どんな様子で」
サザエ「買い物の帰りに道路で……」
剣「背負って家まで行ったんですか!?」
タラ「ママ力持ちです〜!」
サザエ「私もびっくりして気が気じゃ無かったのよ〜」
剣「いやまぁ、僕も結構痩せてる方とはいえ……主婦はすごいって聞いたけど本当だな」
マスオ「一体何があったんだい?」
剣「ああ………えっと、話しても理解して貰えないと思うんですけど、ちょっと旅をしてて」
マスオ「1人で旅をしてるのかい!?」
剣「うーん、1人なのかは分からないけど……」
カツオ「なんで旅をしてるの?」
剣「うーん……探してる人がいるんだ、とても大事な人」
サザエ「その人に会いたいのね」
剣「うん、とても」
ワカメ「なんだかロマンチックな話ね」
タラ「凄いですー!」
剣「はは……どうも」
………
剣「え!?そんな泊まっていけなんて悪いですよ!」
波平「若い女子がこんな夜中を出歩いちゃ危ないだろう」
波平「それに、サザエがいいと言ってるんだ、遠慮なんていらんよ」
剣「はは……では、どうも」
- Re: 〜朱い歯車〜 UHSな物語〜 ( No.37 )
- 日時: 2023/09/09 22:14
- 名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: VOI/GMTL)
………
サザエ「あら!」
剣「どうも、なんか夜寝るところ貸してもらったので厨房くらいはと……」
サザエ「いいのにそんな気遣いなんて」
剣「旅というものは常に助け合いです、それに一方的に頼られるのはちょっと苦手なので……」
サザエ「人に頼られるなんて悪いことじゃないと思うけど?」
剣「まあ、それは貴方の方が正しいですね」
剣「………でも世の中はですね」
剣「善意で人助けする人ばかりじゃないんで」
サザエ「貴方も変な人に絡まれたのねー、でも心配はいらないわ」
サザエ「あたしの家族はみんな善意で人助けする人間だもの」
剣「ふふ、それ自分で言うことじゃないですよ」
サザエ「あら、そうねウフフ」
……
「おはよー!わーいいにおーい!」
「姉さん、今日の朝ごはん何!?」
剣「旅の記憶からかすかに覚えてたミル・ターリュ」
「なにこれ外国の料理!?」
「おいしそーです!」
………
剣「お世話になりました」
フネ「気をつけるんだよ」
マスオ「また遊びに来てもいいんだよ」
サザエ「貴方の大事な人に会えるといいわねー」
剣「ありがとうございました!」
剣「…………」(よし、今のところはボタンポチッとかもない!)
剣「あの、最後にひとついいですか?」
剣「朱い歯車とか……見つけたこととかあります?この家族の中で」
サザエ「赤い……歯車?カツオ、ワカメ」
カツオ「いや知らないなぁ」
ワカメ「そんなの見たことないわ」
タラ「僕もです」
マスオ「僕も知らないなぁ、お義父さんは?」
波平「いやぁわしもそんな物は……」
フネ「ごめんなさいねぇ……」
サザエ「ごめん、みんな知らないって」
剣「あ、いえ、知らないならいいんです、すみません変なこと聞いちゃって」
剣「ありがとうごばいました」
……
サザエ「変わった人だったわねぇ」
ワカメ「また会えるかしら?」
「いえ、もしかしたら会えないかもしれませんよ」
「まあ、どうしてあの人がここに来てたのかも、僕はよく分からないんですが」
サザエ「あら!貴方は……」
グリリバ「ちょっとお茶でも貰っていいですか?」
- Re: 〜朱い歯車〜 UHSな物語〜 ( No.38 )
- 日時: 2023/09/09 23:34
- 名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: VOI/GMTL)
剣「あー ………しまった」
剣「みずいろちゃん達と結局別れたままだし、なんならサザエさんの世界から出る方法は分からないままじゃないか」
剣「朱い歯車を持ってないっていうのは新しいパターンだし、今のところは変なボタンもない………」
剣「うーん、時空の渦は」
ずぼっ
剣「え?」
剣「え?え?え?」
剣「つ……使える!?時空の渦が!?」
剣「そんな馬鹿な……だって、あっちじゃ皆……皆」
剣「………はあ、もう訳わかんないや」
剣「とりあえずここからジルトー博士の研究所に……」
「ダメですよ」
グリリバ「そんな所に居ちゃ」
剣「え?君は確か……緑色の、パラレルワールドの………」
グリリバ「グリリバですよ、赤と黒はどうしたんですか、はぐれたって聞きましたよ」
剣「なんでここにいるの!?」
グリリバ「それはこっちのセリフですよ、普通どんなバグ技をしたらここに迷い込みます?」
剣「普通って、何言ってるの、ここは普通にサザエさんの……」
グリリバ「………ああ、もしかして知りませんか?」
グリリバ「ここは便宜上名付けるなら『緑の時空』、僕が存在する貴方から見ればパラレルワールドの時空なんですよ」
グリリバ「貴方がここに居るなんておかしいです」
剣「え、ええええええ!?」
グリリバ「先に何があったかだけ説明して貰えませんか」
………
グリリバ「なるほど………朱い歯車にボタンぽち、時空に入れないと」
剣「うん……」
グリリバ「なんというか僕の時空みたいなこと起きてますね」
剣「でもなんか納得がいったよ、今回はボタンが無かったしサザエさん達も知らなさそうだったから」
剣「でも僕、なんでグリリバ君の時空に」
グリリバ「もしかして貴方、カーレッジのこと考えました?」
剣「う、うん………実は」
グリリバ「僕、赤や僕の時空に居るカーレッジから聞いたことがあります」
グリリバ「貴方がカーレッジの事を思うと、どこまでワープしても離れられないように戻ってくると、そう作ったと」
グリリバ「あなたの時空のカーレッジはもう死んでるのでバグが起きたのかもしれませんね」
剣「………そ、そうか、最初のやつも、それで………!!」
- Re: 〜朱い歯車〜 UHSな物語〜 ( No.39 )
- 日時: 2023/09/09 23:51
- 名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: VOI/GMTL)
剣「じゃあここに来たのも何かに捕まる直前にカーレッジの事を考えたから?」
グリリバ「恐らくそうかと」
剣「………あ」
剣「カーレッジにムカついた時、たくっちスノー君がカーレッジが再開してすぐ言ったことがマスオさんの声優変わったって………」
グリリバ「何ですかその雑な伏線回収………ま、そしてここに来たわけですか」
剣「いやいやいや、それでなんでグリリバ君の時空に来るの?サザエさんなら」
グリリバ「………僕も最近知ったようなんですが」
グリリバ「貴方が、いえ……このカキコで見ればリアルワールドで放映されている『サザエさん』はこの緑の時空で放映されたものみたいです」
剣「え!?でも、たしかあなたの時空は」
グリリバ「徹底的な規制、子供向け、否子供騙しのコメディチックな物語」
グリリバ「まあ生まれた時代が時代なので仕方ありませんが、本来のサザエさんって過激じゃないですか」
グリリバ「YouTubeとかでその頃は見れるはずなので確認すればいいですが、平成や令和にそんなの流せないじゃないですか」
グリリバ「その為僕の徹底的に毒素を抜き、炎上する要素を極限まで消滅させ、永遠に続く明るい家庭ができた」
グリリバ「サザエさん時空なんて呼ばれるものが」
剣「そ、そうだったんだ」
グリリバ「サザエさんだけじゃありません、ドラえもんやクレヨンしんちゃん……貴方の時空は少しづつ僕らの時空に侵食されつつありますよ」
グリリバ「まあ、大怪獣のあとしまつみたいに向こうでコケることもあるんですけどね、あれは僕も微妙でしたが」
剣「………僕これからどうしよう」
グリリバ「ドクター・ジルトーという方ですか?」
剣「あ、そうだ!緑の時空にもジルトー博士が居るならそっちに」
剣「………いやダメだ、ギャグ時空のジルトー博士はドクターマシリトみたいになっててもおかしくない」
グリリバ「ドクターマシリトが信用出来ないみたいな言い方やめてください」
グリリバ「……はーよっこいしょ」グニョ
グリリバ「もしもし?御剣、剣さん見つけましたけど」
グリリバ「はい、今から目を出しますので『好きな能力』をコピーしてください」
- Re: 〜朱い歯車〜 UHSな物語〜 ( No.40 )
- 日時: 2023/09/10 08:13
- 名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: VOI/GMTL)
御剣「瞬間移動!」
剣「御剣くん!」
御剣「やっと会えたな黒影剣!長い旅だったろう!」
御剣「さあ!元の時空に戻ろう!」
剣「あっ待って!まだ普通に戻る訳には」
御剣「じゃあオレの腕を君のおでこに!」
剣「うん!さっきの場所……さっきの場所!」
御剣「それじゃあグリリバ!また緑の時空遊びに来るから」
グリリバ「つまんない所なので二度と来なくてもいいですよ」
グリリバ「サザエさんだって1週間に1回、たった30分だからいいのであって、あんなの毎日見たらしんどいですよ、人付き合いとか」
御剣「じゃ! 」
……………
剣「戻ってこれた!!」
ちいかわ「ワー!!」
やすな「つるぎちゃん!」
みずいろ「大丈夫だった!?」
剣「あ、皆………!?よかったぁ」
パラガス「実は……」
………
剣「え!?僕あの星でひとり催眠術で眠らされていたの!?」
剣「だから皆いなかったんだ……」
ミュウツー「もう少し情報が入れば目を覚まさせる予定だったが」
御剣「なるほど、宇宙から落ちてきた朱い歯車、それに時空に入れないってそういうことか」
御剣「任せろ!赤の時空のたくっちスノーであるオレにかかれば………」
スーッ
御剣「え!?オレの体が消えるぞ!」
ブロリー「えええ!?」
剣「御剣くん!?」
ミュウツー「そうか……この騒動において、全てが完璧な赤い時空のたくっちスノーは都合が悪いか」
御剣「俺が出来ることはここまでか?いやまだだ!赤の時空として、何より剣を守るものとして、黒影剣の完成品として!」
御剣「ちゃーんと責任は果たす!」
剣「………!御剣くん!」
剣「ジルトー博士のムゲンダイ科学研究所に!!」
御剣「了解!」
ラブネリ「体が浮いた!?」
御剣「ミュウツーのテレポートをコピーさせてもらった!」
ソーニャ「本当に大丈夫なのか!?」
御剣「完璧な時空のオレを信じろ!」
御剣「…………その、でも」
御剣「剣、君にとって辛い真実が待ってるかもしれない」
剣「え?」
御剣「はっきり言う、カーレッジの事は嫌いになってもいい、君の判断だ、それにそっちはくたばってる」
御剣「健闘を祈る!」
………
御剣「…………はぁ」
御剣「……御剣『ちゃん』って呼んで欲しかったなぁ」