二次創作小説(新・総合)

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勇気の使徒と正義の使徒の新たな旅立ち
日時: 2024/01/16 08:58
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

こんにちは。初めはしての方は、初めましてですね。
前作はネタ切れの為、急遽閉じてしまいましたが…今回は最後まで行きます。
題名の通り、今回の主人公はポップとレオナです。
それでは、新たなる冒険へ出発!!

第1章:時間だけの不思議な世界 >>1-13
第2章:おかえり、レオナ >>14-

11話>>14
12話>>15
13話>>16
14話>>
15話>>
16話>>
17話>>
18話>>
19話>>
20話>>


キャラ紹介
小説に関するルール>>5
味方側の紹介>>3
敵側の紹介
ゲストキャラの紹介
今後の更新内容>>4
断章小説
主な登場作品
リクエスト募集
番外編

スレッド誕生日:1月5日

Re: 勇気の使徒と正義の使徒の新たな旅立ち ( No.15 )
日時: 2024/01/15 08:32
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第12話「風神の秘めていた想い」


【中世 死の山 中心部】


・ポップ視点


『パチパチパチパチパチパチ……』


ポップ「……………」

「ポップ!!」

ポップ「見回りご苦労さん。何か分かったのか?」

風神「注意!」

雷神「ああ。後1ヶ所に小さなラヴォス反応を見付けたもんよ、そこは最初と同じように行けば大丈夫だ」

ポップ「そうだな。さっきの闘いでも手こずったが、雷神がハイポーションを使用してくれたお陰で助かったぜ」

風神「ポップ。油断禁物」

雷神「そうだもんよ。いくら中ボスでも、油断する訳には行かないもんよ!!」

ポップ「ああ。休憩は終わりだ、そろそろ行くぜ!」


2つ目は滑らずだったから、何とか行けたんだよなぁ。
残る1つは多分だが、倒した奴の殻を移動すればいい。
まあ、似たような敵さんが沢山いるけど。
俺たちには、立ち止まっている余裕はないんだ。
此処にレオナがいる、そう考えるだけでやる気になるんだ。


-----


「宝箱だもんよ、回収だ」

風神「雷神。待!!」

ポップ「大丈夫だ。おれの見た限り、それは正常な光だったぜ」

雷神「へへっ、さすがポップだもんよ!」

風神「……………」

雷神「イテッ!!」

風神「油断大敵。雷神反省。」


つまり、油断しすぎって意味だろうな。
もう1つの言い方からすると、少しは反省しろって意味だろうか。
ゼルからある程度は聞いてたけど、俺も蹴られないように注意するしかないぜ。
最後のプチラヴォスも何とか倒し、各自最後の小休憩に入る。
3度の戦いで手に入れたアイテム・エリクサーは、貴重な回復アイテムだからな。


-----


【死の山 最深部】


ポップ「いよいよ。レオナが待つ頂上だ」

雷神「おう。やっと此処まで来たもんよ!」

風神「雷神待。気配来。」

『えっ……?!』

「おっ、ついに此処まで来たのか?」

ポップ「ロック! つまり、選手交代か?」

ロック「ああ。代わりに俺とノヴァ エアリスが実行する事になったからな」

エアリス「うん。スコールたちからポップたちの事を聞いてね、後を追いかけて来たの」

風神「……。駄目だよ、ロック」

ロック「えっ?」


BGM設定:FF8よりThe Oath


風神「レオナは……、レオナ姫はポップが来るのを待ってるんだよ。そんな事、許される訳がないよ」

ロック「でもな、今のお前たちは闘い続きじゃないか」

ポップ「……………」

雷神「………。気付かなかったもんよ……」

風神「分かってるけど。それでもポップは諦めなかったんだ、……此処に来る前にゼルと約束してたからね」

ロック「約束?」

風神「ポップはゼルに言ったんだ。『レオナを連れて、必ず戻る』って。 だからゼルもスコールも、ポップの気持ちを理解してくれたんだ」

ロック「…………」

風神「やっと此処まで頑張って来れたのに、アタシと雷神がポップを見守ることが出来なくなるのは……やっぱり辛いんだよ」

ロック「いや。その逆だよ、風神!」

風神「逆?」

ロック「今度は俺たち3人が雷神たちの分まで見届けたい、その為に此処まで来たんだ」

風神「……………」

エアリス「だから、ね? 後の事はわたしたちに任せて欲しいの。」

風神「……。御意!」


一緒に行くって言ってた時も、冷静かと思ったらそんな一面があったんだな。
確か本来の世界で風神はサイファーの野郎を説得する為に、こうして沢山喋っていたんだな。
風神はすぐにエアリスの計らいで納得し、ノヴァのルーラで雷神と共に先に戻って行った。
ロックはその後俺たちが倒した殻を移動し、崖の上に登れ易くし始める。
流石は、現役のトレジャーハンターだけはあるな。

13話に続きます。

Re: 勇気の使徒と正義の使徒の新たな旅立ち ( No.16 )
日時: 2024/01/16 08:30
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

※レオナ復活編ですが、今回はロック→ティファ→シュタルク→ポップの順にシナリオ進めて行くので…ご了承下さい。

第13話「冒険家の想い」


【死の山 頂上】


・ロック視点


ロック「………。夜に震える全ての想いよ、闇に立ち向かう全ての生命。さあ、俺に力を貸してくれ!」

エアリス「レオナ!!」


俺の持つ時の卵と、エアリスが持つペンダントが共鳴し…最初は上手く行ったと思っていた。
だけど、俺たち2人の想いは届かず……再び振り出しに戻ってしまう。
くそっ、何の為に俺たちは此処まで来たんだよ!!


-----


エアリス「ロック。気を落とさないで? 人の運命さだめまで変えることなんて、わたしたちには出来ないって事なの?!」

ノヴァ「そんな……、姫………」

ロック「………ッ!!!」

『ロック(さん)?!』

ロック「レオナ!! 返事をするんだ、俺たちを無視しないでくれ!!!」


これだけ叫んでも、俺の想いは届かないって言うのか。
そう諦めかけた時、空はゆっくりと暗くなって行った。
此処……、俺が来る前の所なのか。
そこには過ぎ去った時間のレオナやポップ、他の皆がその場にいたんだ。
まさか、タイムフリーズって奴に遭遇するなんてな。


-----


【タイムフリーズの世界】


ロック「……。どうやら、此処でレオナは最後の賭けに出たんだろうな」

ノヴァ「マァムさんを助ける為に、自分の命をかけて…マホカトールを……」

エアリス「何だか見てるだけでゾッとするなぁ。早く本人とすり替えて、元の場所に戻りましょう!」


そうだな、こんな所で長居は無用だ。
エアリスの言う通り、俺たちはそこにいる本体と人形をすり替え……喜びを爆発する前にあの空間から脱出する。
空からレオナがゆっくり少しずつ落ちて来て、エアリスはレオナを受け止めた後…近くにある木の方に持たれかけた。
本来だったら、その役目は俺がやりたかったけどな。
同じ女の子でもあるから、今回はエアリスに譲るしかないと思ったんだ。


-----


【中世 死の山 頂上】


ロック「レオナ…。おかえり、レオナ!」

エアリス「レオナ……。本当に、良かった」

「うっ……。………? あれ? ロック君、それにエアリスたちまでどうして?!」

ロック「……………」

レオナ「ロック君?」


BGM設定:FF7よりエアリスのテーマ


ロック「この大馬鹿野郎!! 皆待ってたんだからな」

レオナ「………。そう、つまり…ポップ君も心配しているのね……」

ロック「…………」

レオナ「ロック君……。………えっ?!」


『ギュッ』


ロック「レオナの馬鹿野郎。今度同じヘマしやがったら、もう助けてやんないからな!」

レオナ「……………ッ!!!」

ロック「あんたがいなくなった後……、凄く大変だったんだからな……」

レオナ「えっ?」

ロック「……。……ポップがな、とっても……。でもな、俺たちだって同じくらい心配してたんだよ!」

レオナ「………。つまり………」

ロック「ん?」

レオナ「つまり…。つまりティーダ君や皆も、あたしを待っているって事なの?」

ロック「当たり前だろ。レオナのいない旅なんて、俺たちは金輪際お断りなんだよ!」

レオナ「………。ごめんなさい……、ごめんなさい」

エアリス「ううん。レオナ、あなたが謝るべき人は…他にいる。そうでしょ?」

レオナ「………。そうね……、ポップ君だけじゃない。バッツ君やティナたちにもあたしの口から謝らなきゃ行けないわね!」


ノヴァにも場所を空けておいたけど、俺とエアリスの為を考えて首を横に振った。
こうしている内に段々寒くなって来ちまったから、早く皆の所に帰ろうと言ったんだ。
俺はノヴァに肩を貸して貰い、エアリスはレオナにお姫様抱っこして貰いながらも…ノヴァの放ったルーラで最果てに戻って来れたんだ。
その後レオナとマァムは涙の再会を果たし、彼女と握手を交わした後…レオナはバッツ ティナ 最果てに残っている1人1人に握手を交わして行く。
そういえば、ポップはこの時間帯…シュタルクと一緒に修行中だったんだよなぁ。


-----


【時の最果て】


マァム「レオナ。また一緒に戦えるわね」

レオナ「ええっ。あたしのいない分、何があったのかは…エアリスたちから少しずつ聞いたわ!」

暗闇の雲「そうじゃ。そなたが不在の間、各時代にも変化が起きておる」

レオナ「……………」

エアリス「………。レオナ………」


BGM設定:FF5より暁の戦士


レオナ「………。つまり、『この世界』にいるラヴォスをあたしたちが倒さない限り、各時代にいる人たちは更に不安を感じてしまうのね」

スコール「ああ。廃墟されたお城に400年前に滅んだ筈の英雄が彷徨っているらしい」

レオナ「要するに。ラヴォスとの決戦に備えて、1つ1つの依頼を今後あたしたち全員で果たさないと行けないって事になるのか……」

マァム「……。後はダイの行方さえ、掴めればいいけど……」

「マァム!!」

マァム「雷神、それにクラウドさん!!」

クラウド「マァム。喜んでくれ、ダイの居場所を俺たち2人で見つけたぞ!」

マァム「えっ?!」

雷神「そうだもんよっ! 俺とクラウドで各時代を探し回った結果、イオカ村にいるエイラって奴から貴重な情報を入手したもんよ!」

マァム「それで? それでダイは何処にいるの?」

クラウド「ああ。元女酋長から聞いた話に寄ると、ダイは未来の時代にある太陽の神殿で彷徨っているそうだ」

マァム「………。良かった…、ダイ……」


マァムにとっては、嬉しい吉報になるだろうな。
確かにレオナの言う通り、俺たちにはまだまだやらなきゃ行けないことが山程あるからな。
光を失った暗黒石を太陽石にするには、そこにいる中ボスを討伐しないと行けない。
これはもしかすると、的当てゲーム的なノリだな。
6つある炎の内正解を当てれば、本体にダメージを与える事が出来る。
そいつに対する対策はやはり、炎と闇系の耐性って事になりそうなのは言うまでもないな。

14話に続きます。

Re: 勇気の使徒と正義の使徒の新たな旅立ち ( No.17 )
日時: 2024/01/17 00:11
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

断章小説では、先にポプレオ編からスタートします。
友情出演として、シュタルクとノヴァが登場しますが…あまり出番はありません。

以上が、断章小説の内容です。

Re: 勇気の使徒と正義の使徒の新たな旅立ち ( No.18 )
日時: 2024/01/17 08:11
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第14話「揺るぎない想い」


【死の山 頂上】


・ティファ視点


「……。此処が、死の山のいただき

スコール「大丈夫か? 無理なら俺が…」

ティファ「平気よ。あれだけ特訓したんだから、ポップやロックと一緒に!」


そう、大事な場面だから。
失敗しないように、私は前の日に何度も練習したの。
練習した成果もあって、此処までは上手く行くのは決まっていたわ。
だけど、結局は……振り出しに戻ってしまうのね。


-----


『ポスッ』


ティファ「そんな、私たちは何の為に此処まで?!」

ゼル「落ち込むなよティファ。どれだけ頑張って来たにしても、俺たちには無理だったんだよ」

ティファ「レオナ! 無視をしないで、私たちの声に気付いて!!」


久々に叫んだ、そんな感じがしたわ。
ロックの時もこうやって叫んだら、空が暗くなったんだよね。
此処がタイムフリーズ……、本当に私たち以外は皆動いていないわ。
それでも私は諦めずに進み、人形と本人をすり替えたの。
私にはわかるんだ、これからの回で中でも長いのは…ポップしかいないって事が。


-----


ティファ「レオナ……。おかえりなさい、レオナ!」

ゼル「ようレオナ、気分はどうだい?」

「うっ……。ゼル君にスコール君…、それにティファ……」

ティファ「……。レオナの馬鹿、皆待ってたのよ!」

レオナ「……。ティファ?」


BGM設定:FF8よりLove Grows


『ギュッ』

ティファ「……………」

レオナ「………。どうしたの、ティファ」

ティファ「………。今度ヘマしたら、もう助けてやらないんだから!!」

レオナ「…………ッ!!!」

ティファ「あなたがいなくなった後、すっごく大変だったんだから……」

レオナ「…………」

ティファ「ポップがね……、とっても。でも、私……私たちだって!!」

レオナ「………。ティファ………」

ティファ「ねぇレオナ。………ちゃんと聞きなさいよ、本当に……馬鹿なんだから!!」


マァムにも、この役目は任せてもいいと思ったけど。
下山中に凍傷とかしたら、それこそ駄目な気がするの。
だから彼女には、最果てで待って貰っているの。
感動の再会を、そこで果たす為に!

15話に続きます。

Re: 勇気の使徒と正義の使徒の新たな旅立ち ( No.19 )
日時: 2024/01/18 08:35
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第15話「勇者と武闘家」


【未来 太陽の神殿】


・ロック視点


「くそっ! どの炎が本物かわからないよ」

『ダイっ!』

ダイ「マァム、皆! 丁度良かった。」

マァム「話は後。今は私たちと一緒にコイツを倒しましょう!」

ダイ「マァム……。うん、そうだね!」


ポップは、レオナの元に行くための予行練習をするからと言って断られたからな。
さて、あの中に正しい奴を見つけないとな。
するとダイは正面の炎に攻撃すると、赤い奴にダメージが行く。
そうか、最初は真ん中の炎って事か。
しかし反撃魔法・フレアが迫って来たせいで、シュタルクが瀕死になってしまう。


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『ピカーン』


ロック「まだまだ行けるな? シュタルク」

シュタルク「ああ。少しでも活躍しないとな、フリーレンたちに合わせる顔がない!!」


太陽の神殿、まさかこの時代にあったとはな。
まるで、海底神殿跡と言ってもおかしくはない状況だ。
次の正解は……、見えたぜ! 左上の炎。
それを見切ったダイが先制し、同じように真ん中のコアにダメージが当たる。
段々敵の力がなくなり、自然と消滅して行ったんだ。


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『カツカツカツカツカツ……』


ダイ「……。確か、光を失った石にかがやきを取り戻せる場所が何処かの時代にあるってアウラから聞いた事があるよ」

シュタルク「アウラって、フリーレンが倒した魔族か?!」

ダイ「うん。初めてあったけど、彼女に敵意はなかった。此処に行きなさいって言ってくれたのも、そのアウラだからね」


フリーレン……、女の子のルフレと同じツインテールの方か。
どんな高度な魔法を使う子かは気になるが、もう少しだけ情報を探してみる事にするかな。
光を失った暗黒石を手にし、俺たちは一度原始に移動する。
そこの小さな祠に暗黒石を掲げると、ダイに変化が起きたんだ。


-----


【原始 小さなほこら】


「ロック。これからの戦いだけど、おれも一緒に行っていいかな?」

ロック「えっ?!」

ダイ「何かね。1人で戦うのも寂しくてさ…、マァムたちと一緒にいた方が俺自身その物が強くなれるって思うんだ」

マァム「ダイ……」

ダイ「えっ? どうしたの、マァム」

マァム「…………」


『ギュッ』


ダイ「ま………、マァム?!///////」

マァム「良かった……。あなたまで、ゼバロに支配されていなくて……」

ダイ「マァムったら…。こんな所で恥ずかしいよ、皆が見てるじゃないか///////」


意外な一面だなぁ、ダイの奴。
それにマァムも安心しただろうな、これからはダイも俺たちと一緒に行動してくれる事に。
後探さないと行けないのは、息吹リンクやマリオたちだ。
まずは最果てに戻って、ノヴァにダイの事を知らせた方がいいな。
そしてケフカ、お前は絶対に……俺たちが倒してやるぜ。

16話に続きます。


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