二次創作小説(新・総合)
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- The brilliance of youth 【ドズル社】
- 日時: 2025/04/02 17:10
- 名前: flower (ID: f5yb.dIk)
どうも!皆様flowerです!
この小説はドズル社の皆様と青春をする、というラブコメディです!
※ご本人様には関係✖
それではご覧ください!!
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「早く早く!遅いよ蓮花!」
「ま、待って!麗奈」
私は走って麗奈の方へ向かった。麗奈は今日が初めての登校日だからか、張り切っているようだ。
なんとか麗奈に追いついた私は麗奈に問いかける。
「ハァ…麗奈、なんでそんなに速いの…?」
「そりゃ、初の登校日だよ?つまり私たちの青春の始まり!!」
「せい、しゅん…」
私は疲れがふっ飛んだ気がした。そう、私は16歳。高校生。
青春の始まりなのだ!
「蓮花…入るよ」
「うん!」
麗奈にそういわれ、同時に校門をくぐる。
上履きを履いて、
「んじゃまたあとでね!蓮花!」
「うん!またお昼ね!麗奈」
と言いあったあと、それぞれのクラスに入る。
麗奈と別れた私は、それまで咲き誇っていた笑顔を消した。
無表情のまま、自分の席につく。
すると、いろんな声が聞こえてくる。
「ねぇ、この後あそぼ!」「いいよいいよ!」とか、当たり前の日常の会話。
「あ、ねぇそこの君!」
…私?そう思って、呼ばれた方を振り向く。
そこにいたのはイケメン。女子たちがキャーキャー言ってるのを気にしていないようだ。
その笑顔は私の方に向いている。
絶対、違うわ。私じゃない。そう思ってそのイケメンから目をそらす。
「えっひどいなぁ…!君だよ!君君!」
「…私ですか?」
声を絞り出す。
「そう!ねぇ、君…」
言いかけて、周囲を見渡した後、私の耳元で囁く。
「ねぇ、君、YouTuberのミカちゃんでしょ?」
「えっ!?」
びっくりする私。なんで分かったんだ。親にも隠してきたのに。
「あ、やっぱり!僕さ、ドズル社っていうYouTubeのグループの1人なんだ」
「今度、君とコラボしたくて!」
「も、もちろん!やらせてください!」
即答。あのドズル社とコラボできるなんて。
私の高校生活はすごいものになりそうだ。
- Re: The brilliance of youth 【ドズル社】 ( No.11 )
- 日時: 2025/04/24 16:23
- 名前: flower (ID: rRbNISg3)
番外編【ある日の授業】
唐突ですが、席替えがありました!
で、なんと雪那くんと隣になりました!!そんな最高の一日の授業中のこと。
蓮花(なんか雪那くんソワソワしてるなぁ…)
そう思い、私は小声で雪那くんに話しかけた。
蓮花「大丈夫?なんか忘れ物?」
雪那「そ、そうみたいでさ…。数学の教科書が無いんよね…」
蓮花「なんだ!私ので良かったら一緒に見る?」
雪那「いいの!?」
蓮花「いいよいいよ^^」
私は雪那くんが身を乗り出してみるだけだ、と思っていた。
だが、雪那くんの行動は、というと…。
蓮花「!?」
今、一番びっくりしています。雪那くんが私のすぐ横にいるんです。
これ指伸ばしたら触れる距離でしょ。
雪那「ちょっとこの体制キツいから椅子持ってくるね」
蓮花「分かった。机は?」
雪那「え?机?蓮花ちゃんの机と半分こで良くない?」
ちょっともう尊死しちゃいますよなんなのこのド天然くんは!
雪那「だ、だめ…?」
そんな目で見ないでくれ((
蓮花「もちろんいいよ~」
雪那「ありがとう!」
そうして、夢のような数学の時間は終わった…。
先生「あれ、蓮花と雪那って付き合ってったっけ??」
付き合ってません。まだ…。
- Re: The brilliance of youth 【ドズル社】 ( No.12 )
- 日時: 2025/04/25 17:31
- 名前: flower (ID: rRbNISg3)
第11話【おらふくんの妹】
颯太「あ、あとドズさんから伝言があるよ」
蓮花「なに?」
颯太「今日の放課後、図書室に集合。今日はビックゲストが来るよ。だってさ」
蓮花「え!?ビックゲストって誰?」
雪那「それは、な・い・しょ!」
颯太「僕も知らないんだよね。知ってるのはドズさんと雪那だけ、らしい」
蓮花「気になる気になる気になる気になる」
ってことで、放課後まで時間を飛ばします!
ー放課後ー
蓮花(ビックゲストって誰だろうなぁ)
そう思いながら図書室へ入る。
そこには可愛らしい女の子がいた。
蓮花「失礼しまーす」
涼太「あ、蓮花ちゃん!よし。これで全員そろったね!」
琢磨「そうみたいっすね」
翼 「今日はおらこちゃんもいるみたいだ!」
蓮花「お、おらこちゃん!?」
雪那「そう!僕の妹の神田雪華!」
雪華「よろしくお願いしますー!」
蓮花「え、おらこちゃんっておらふくんが…」
雪那「ん?一人二役なわけないよ?」
雪華「ただただお兄ちゃんの高い声が私の声ってだけ!」
蓮花「そ、そうなんだ…」
颯太「まぁ、僕も初めておらこちゃんに会った時は蓮花ちゃんの反応と同じだったけどね」
琢磨「それはみんなそうだと思うw」
蓮花「そういえばさ、おんりーとおらこちゃんっていい感じなの?」
雪華「え!?全然そんなんじゃないよ??」
颯太「そうだねぇ…。“まだ”そうじゃないね」
翼 「なんか匂わせてる…?」
- Re: The brilliance of youth 【ドズル社】 ( No.13 )
- 日時: 2025/04/28 17:00
- 名前: flower (ID: rRbNISg3)
第12話【女子同士の会話】
涼太「おらこちゃんを呼んだのは理由があって」
涼太「ミカちゃんとコラボするならおらこちゃんも一緒に!ってこと」
蓮花「そうなんですね!」
涼太「うん、そう!皆、いいよね?」
全員「逆に聞くけど『嫌だ』って言う人いると思う?」
異口同音に全員が言う。
涼太「うん、言うと思った笑」
涼太「それじゃ、今日はおらこちゃんが来るって報告だけだから!解散!」
雪華「蓮花さん!」
蓮花「んー?」
雪華「一緒に帰りません?」
蓮花「いいよいいよ!」
おらふくんについてもっと知りたかったし!
蓮花「雪那くんってさ、家ではどんな感じなの?」
雪華「あー笑 ずっとゲームしてる感じです」
蓮花「そうなんだ…!てっきり勉強熱心なのかと」
雪華「そ、そりゃごくたまに勉強してますよ?」
雪華「ごくたまに」
雪華が「ごくたまに」を強調するくらいなのだから、本当にたまにやるくらいなのだろう。
雪華「蓮花さんって好きな人いるんですか?」
蓮花「!?」
蓮花「な、なんで急に?」
雪華「お兄ちゃんが聞いてこいって言ってたから!」
迷いのない目。きっと兄妹揃って天然なのだろう。
ここはちょっといたずらしてあげよう…!
蓮花「そりゃーいるよ?」
雪華「誰ですか!?」
蓮花「ドズル社の中の1人!」
今はまだ決めていないけど。ここはいるって言った方が盛り上がるだろう。
- Re: The brilliance of youth 【ドズル社】 ( No.14 )
- 日時: 2025/04/30 18:09
- 名前: flower (ID: rRbNISg3)
第13話 【二重人格】
ー教室ー
先生「あ、ちょっと蓮花!」
蓮花「は、はい?」
先生「体育館裏の倉庫からこれ持ってきてくれないか?」
と言って小さな紙きれを渡した。
蓮花「分かりました!すぐ戻ります!」
先生「あぁ。よろしく頼む」
そういわれ、私は体育館へと向かった。
ー体育館ー
蓮花「ここ…か。」
私が来たのははっきり言うと廃墟。
蓮花「本当に使われてる…のかな?」
鍵を使って重いドアを開く。中は真っ暗。壁に寄りかかりながら、外の明かりだけを頼りに進む。
すると…。
ガタン…と音がした後、目の前が真っ暗になる。
蓮花「え…?」
ドクン…!
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先生「蓮花…。遅いな」
雪那「どうしたんです?」
先生「いや、さっきな、体育館裏の倉庫に物をとってきてくれ、と頼んだんだが…」
先生「それっきり、戻ってこないんだよ。もう戻ってきていい時間帯なのに」
雪那「もしかして…。先生!僕、見に行ってきますね!」
先生「すまん、よろしく頼む!」
雪那は走って体育館裏の倉庫へと向かった。
ー体育館裏の倉庫ー
「----!----!」
誰かの声がする。 雪那は息を切らしながら体育館裏の倉庫へ向かう。
雪那「蓮花ちゃん、大丈夫!?」
「助けて!助け…」
声が途切れた。ザワッと悪い感覚に包まれる。
急いで重い扉を開けると、そこには半狂乱になっている蓮花がいた。
雪那「あぁ…。また…。」そう呟いた後、蓮花の方へと向かう。
蓮花「嫌っ…!こっちへ来ないで!」
雪那「大丈夫だよ…」
蓮花「こっちへ来ないでよ…!!」
雪那は少し考えた後、優しい笑顔を作り、声も変えた。
雪那「れんかちゃん、もうだいじょぶだよ!僕がいるから、なかないで」
まるで幼児のような声と言い方。蓮花ははっとした。
蓮花「セツ…くん?」
雪那「そうだよ。ひさしぶり!」
雪那がそういうと同時に蓮花は吸い込まれるように雪那に抱きついた。
蓮花「どこにいってたの…?ずっと会いたかったよ…」
雪那「ごめん…。ちょっとおひっこしして会えなかったんだ」
蓮花「そうなの?なら…しょうがないね」
雪那「ずっとぼくもあいたかったよ、レンちゃん」
蓮花「セツ…くん。…ちょっと疲れちゃった。休まない?」
雪那「うん…!」
ドクン…
- Re: The brilliance of youth 【ドズル社】 ( No.15 )
- 日時: 2025/05/01 15:21
- 名前: flower (ID: rRbNISg3)
14話【二人だけの時間】
蓮花「あれ?雪那くんなんでここに?」
雪那「あ、蓮花ちゃん、やっと戻ったね」
そう、蓮花は二重人格。恐怖が限界まで行くと裏の蓮花、に変わってしまうのだ。
蓮花「戻ったって…。」
雪那「また出ちゃってたよ、裏の蓮花ちゃんが」
蓮花「!…な、なんでそのことを…?」
雪那「蓮花ちゃん。本当に気づかない?」
雪那が少し悲しそうに呟いた。
蓮花「う、うん…。ごめん」
雪那「ん、じゃ…。これなら気づくはず」
そういうと、優しい笑顔を作った。
雪那「レンちゃん!おもいだして!ぼくだよ、ぼく!」
少し幼児っぽい声だ。
はっとしたように蓮花が言った。
蓮花「も、もしかしてセツくん!?」
雪那「あったり~!」
蓮花「な、な、なんで!?」
雪那「な、なんでって…wめぐりあわせ?みたいなw」
蓮花「そうなの!?なんでもっと早く教えてくれなかったの?」
雪那「いや、いつ気づくんかなーって思って…」
蓮花「(笑)」
雪那「ずっと会いたかったよ」
蓮花「うん!私も」
雪那「よし!んじゃ教室に戻りますか!」
蓮花「Ok!頼まれていた物も見つかったし!」