二次創作小説（新・総合）
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- 逃走中03 身勝手お嬢様とお疲れ執事
- 日時： 2018/11/15 07:34
- 名前： あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA （ID: MHTXF2/b）
奇数回スレッド
【逃走中03*身勝手お嬢様とお疲れ執事】
いつもお城に閉じ籠っていたお嬢様がお祭り騒ぎに紛れて飛び出した。
そんな彼女が巻き起こすイタズラに失態に逃走者は巻き込まれる。
>>2 逃走中参加者
【逃走中05*黒き武士の血眼】
次回、奇数回スレッドにて更新予定のドラマパートありの逃走中。
黒き武士が姫を守るため、愛し村を守るため、その目を開けば……
目の前はすっかり血の海、染まり行く特効服は勲章さ。
- Re: 逃走中03 身勝手お嬢様とお疲れ執事 ( No.1 )
- 日時： 2018/03/24 11:41
- 名前： あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA （ID: qXcl.o9e）
ドラマパートprologue
暗闇の中、クロックタワーの一室だけが明るく灯っていた。そこには一つの人影が写っていた。
リリー(役者：桜内梨子)
「ふふ、今日は外に遊びに行きたい気分……今から準備しないと」
彼女はリリー。クロックタウンのお嬢様で自由気ままなことで有名である。
しかしその自由さで誰かに迷惑を掛けている訳でもなく、親切で誰かが落とし物をしたら
周りがどうであろうと拾ったり、迷子の子供のために親を探したりと良い人である。
そのためそんな彼女のことをクロックタウンの皆は大好きだったし、彼女もクロックタウンが大好きである。
その部屋に近付く一つの人影があった、だがそれにリリーは気付かない。
そしてその人影が彼女の部屋をノックし、声を掛ける。
あぁ、忘れていた。彼女が唯一迷惑を掛けている存在がいることを。
執事(役者：赤羽業)
「お嬢様、もうお眠りになってください。ほら、灯りも消してください」
リリー(以外略)
「別に良いじゃないの、貴方は先に休んでれば良いのに。
私なんかの執事になって一体何が楽しいの、そういえば貴方の名前も知らないし」
執事(以外略)
「……私の名前なんか知って人生において何の意味があると言うのでしょうか。
それよりも早く寝てください、明日はクロックタウン生誕祭ですから」
リリー
「……名も知らない貴方がそう言うのよね。はぁ、分かった。仕方ないわね」
後に部屋の灯りは消され、街全体がほぼ真っ暗で埋め尽くされた。
しかし暗闇の室内で彼女はなかなか寝付けなかった。
リリー
「……明日がクロックタウン生誕祭だからって私に何が関係あるのよ。
私だってもっと自由に生きてみたい、もうお嬢様なんて嫌よ」
クロックタワー六階に設けられた自身の部屋からベランダに出て、
ふぅ、と一息つく。
リリー
「少しなら時間を稼いでただの人として生誕祭を楽しめる筈。
ベッドには人形を入れたし、たまには良いわよね。いつも良い子にしてたんだから」
そうして執事にも誰にもバレないように闇の中を動き回り、クロックタワーを出た。
持参した室内の黒布で綺麗な服を隠すようにフードのように被れば、
彼女は闇の中へと消えていった。
このドラマがゲームに大きな影響を与える。
- Re: 逃走中03 身勝手お嬢様とお疲れ執事 ( No.2 )
- 日時： 2018/09/07 17:18
- 名前： あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA （ID: MgJEupO.）
《03*逃走者》（01は停止、参加した記憶を抹消済）
（現在確定出場逃走者、１５人を予定）
【ラブライブ！】
星空凛(２)
小泉花陽（初）
矢澤にこ（２）
【ラブライブ！サンシャイン！】
黒澤ダイヤ（初）
黒澤ルビィ（初）
渡辺曜（初）
【アイドルマスターシンデレラガールズ】
星輝子(初)
安倍菜々(初)
鷺沢文香(初)
橘ありす(初)
渋谷凛(初)
【けーおん】
中野梓(初)
秋山澪(初)
《特別枠》
南ことり(初)
ゆうき(初)
誰にも分からないこっそりとした作者募集に来てくれたゆうきさん。
たくさん募集するつもりも無かったので今回は決め打ちます。
スクフェスでフレンドにならせてもらってるのだが、安定のことり厨。
リクエストには推しというか天使というかそんなことりちゃん。
元から出すつもりの花陽もいることで脳トロコンビが出場に。
ちなみにゆうきさん以外は女性逃走者のため必然的にハーレム。
しかしゆうきさんのことだからことりちゃん、花陽ちゃんとイチャコラしてる。
名前：ゆうき
性別：男
年齢：18
ゲーム中の行動：隠れつつ動き回る。ミッションは裏切り系以外全参加。
自首：しない。
目標金額：満額
賞金入手後：スクフェスに課金、学費の足しに。
サンプルボイス：「どうも！ゆうきです！」
「逃走中って何回出ても慣れないんですよ・・・」
後で追加します。
リク逃走者：南ことり(ラブライブ！)←相変わらず
コピペさせてもらいました。
- Re: 逃走中03 身勝手お嬢様とお疲れ執事 ( No.3 )
- 日時： 2018/03/25 08:09
- 名前： あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA （ID: OLpT7hrD）
《逃走中03 身勝手お嬢様とお疲れ執事（内容）》
ドラマパートが設けられている近代的逃走中、ゲーム時間は100分、賞金単価は200円。
最後まで逃げ切れば総額1,200,000円を獲得できる。
そんな逃走者を確保するのはハンター。アスリート並みの瞬発力、そして持久力を併せ持つアンドロイド。
一度見つかれば逃げ切るのは容易ではない。しかし彼らの視界から外れれば振り切ることが出来る。
彼らは視界に入った逃走者を直ぐ様確保に向かうアンドロイドとして設定されている。
今回のエリアはクロックタウン。クロックタワーという地上六階にもなる建物が中心の街となる。
今回は幸運か、不運か。クロックタウン生誕祭に逃走中が行われることになった。
街はこの祭で非常に賑わっており、市場は人だかりができていて見張らしは良くない。
しかし自然広がる広場には子供たちが呑気に遊んでいるため、見張らしは良い。
他にもどこか浮かれた気分の住宅街は隠れ場に持ってこい。その分、死角も多い。
クロックタワーは地上六階という高さを誇り、上へ上がる手段は二つの螺旋階段のみとなっている。
各階が広い訳ではないが、客人用の部屋、衣装部屋など隠れる部屋は多いだろう。
しかし走り回るには狭く、障害物がないので逃げる時にはそれがどう影響するだろうか。
主催：キャディクロヌ社
ゲームマスター、補佐官ウミ、アンズ
エリア内には二つの自首BOXがある。それぞれクロックタワー二階と広場の一角に存在する。
そこで自首すればその時間までの賞金を獲得し、ゲームをリタイアすることが出来る。
しかしハンターに捕まれば失格となり、賞金は０となる。
それがrun for money 逃走中だ。
- Re: 逃走中03 身勝手お嬢様とお疲れ執事 ( No.4 )
- 日時： 2018/05/18 23:19
- 名前： あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA （ID: 06in9.NX）
今日はクロックタウンの生誕祭人々の笑い声が木霊し響き渡る、何という平和な世界。
その一角には一人の作者と十数人もの女性たちが集められていた。
ことり
「ゆうきくん、今日は一緒に頑張ろうね！」
ゆうき
「うん、ことりちゃんとなら逃走成功できそうな気がするよ！」
花陽
「安定の二人ですね、ね、凛ちゃん」
星空凛
「そうだね、かーよちん。今回は一緒に頑張ろう！」
ルビィ
「あ、あぅ……憧れの花陽さんが目の前にいるよ、お姉ちゃん！」
ダイヤ
「ルビィ、落ち着きなさい。そんなんじゃまともにこのゲームを楽しめませんわよ」
曜
「逃走中って怖いけれどそのスリルも楽しみの一つだから私、とっても楽しみだな」
にこ
「……作者も少しはにこに触れなさいよ！」
花陽
「(にこちゃん、誰に呼び掛けてるんでしょう？)」
ことり
「実はゆうきくんのために……じゃーん！ クッキー作ったの、食べてくれるよね？」
ゆうき
「もちろん！ 早速頂きます！」
星空凛
「(この二人も相変わらずだにゃ……)」
にこ
「って作者、にこを無視するんじゃないわよ！」
ありす
「……文香さん、あの人は何を叫んでるんでしょうか」
文香
「……分からない、それよりも今日は頑張りましょう」
輝子
「フフ……お金が手に入ったらキノコを買うんだ……エヘヘ」
菜々
「……菜々、このメンバーが心配です」
渋谷凛
「変な人が居るからね……唯一の男性逃走者もあの人にゾッコンって感じだし」
ありす
「そういえば菜々さん、おめでとうございます」
ウサミンを逃走者に呼んだのはこのお祝いも含めていることを菜々本人は知らない。
さて、オープニングゲームを始めようではないか。
- Re: 逃走中03 身勝手お嬢様とお疲れ執事 ( No.5 )
- 日時： 2018/05/19 11:41
- 名前： あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA （ID: v8Cr5l.H）
プルルルプルルル
全逃走者に一件のメールが届いた。
ありす
「メール、ですね」
菜々
「あ、オープニングゲームの内容が書いてありますよ！」
今回のオープニングゲームは鎖式でも、サイコロ式でも、時間測定式でもない。
今回のオープニングゲームは……ルーレットだ。そう、カジノなどで使われるあの、ルーレットだ。
計60のマスの内、ハンターの目は６個ある。初期ハンター一体を含めてハンターの目を出す度に
放出されるハンターも一体ずつ増えていく。
しかし逃走者がハンターの目以外の数字(1~8)を出し、計が40を越えればその時のハンター数で
ゲームを始めることができる。運が良ければハンター一体の状態からゲームを始められる。
尚、40を達したら一分間の猶予が与えられその内に逃げられる。
ことり
「逆に最悪なパターンだと……ハンターが十体で始まる可能性もあるんだね、ゆうきくん」
ゆうき
「何があってもことりちゃんは守るよ」
ことり
「えへへ、ゆうきくんはことりの王子さまみたい！」
花陽
「……凛ちゃん、ゲームが終わったらラーメンを食べに行きましょう」
星空凛
「かよちんに賛成にゃ、豚骨ラーメンか味噌にするにゃ」
にこ
「……凛、花陽。それに私も混ぜなさい。この気持ちを何とかしたいから」
花陽
「にこちゃんもあの二人を見てしまうと……ラーメンが食べたくなりますよね」
にこ
「……まぁ、ラーメンでさっぱりしないと」
星空凛
「チャーシューにかぶりつきたい気分だにゃ」
そんなラーメンの話はさておき、くじ引きでルーレットを回す順番はこうなった。
1 橘ありす
2 南ことり
3 黒澤ダイヤ
4 鷺沢文香
5 渋谷凛
6 星輝子
7 ゆうき
8 矢澤にこ
9 星空凛
10 安倍菜々
11 渡辺曜
12 小泉花陽
13 中野梓
14 秋山澪
15 黒澤ルビィ
ということで一番手は今回のメンバーで最年少の橘ありす。
ありす
「……でもハンターが放出されることは無いなら気楽に回してしまいますか、えいっ」
ありす
「ハンターの目は十分の一……それじゃあ止めます！」
ハンターを示すかのような真っ黒なボールがルーレット内を駆け巡る。
ハンターの目は十分の一、そこに止まってしまうと初期ハンターが一体ずつ増えてゲームに不利となってしまう。
ありす
「お願い……」
文香
「いちごパフェ……後で食べよう」
ありす
「文香さん、それ今言うことじゃ無いですよ……」
渋谷凛
「ボールがもうすぐ止まりそうだよ、ありす」
ありす
「あ、はい……」
そしてボールは……
ありす
「あ……これは」
ダイヤ
「数字の６ですわね、出だしは上々ですわね」
ルビィ
「ありすちゃん、トップバッターお疲れ様！」
ありす
「いえ、皆さんも有り難う御座います」
ということで残り34を出せばオープニングゲームをクリアできる。
続いて二番手は作者ゆうきさんの嫁と一部では言われている天使ことり。
ことり
「ありすちゃんが大きな数字を出してくれたから
ことりもせめて数字を出せるように頑張るよ、ゆうきくん！」
ゆうき
「ことりちゃんは何しても可愛いな……しかも今日はかよちんもいるし……」
ことり
「ゆうきくん、話が逸れてるよ。まぁこの間に回して止めちゃいます！」
花陽
「(ことりちゃんがゆうきさんをまさかのスルー……
これは今日は不安な一日になりそうです！)」
星空凛
「(ことりちゃん、何があったの！)」
にこ
「それにしても作者の方は一切ぶれないわね、それに下調べもやけに入念ね。
まさかにこを一番手に確保させるつもりなんて無いわよね？」
さてそれはどうだろう。
にこ
「まぁにこに恨みはある筈よ。
五周年キャンペーンガールで１位を取っちゃったにこだもん！」
そんなことで恨むことはない、ヨハネも恨んでない。
梨子絡みがあるから恨む必要もない。
ありす
「あの人、誰と話してるんでしょうか」
文香
「幽霊……かしら」
ことり
「ってカメラさん、ことりのことも撮してよ！」
すみません、にことの話が盛り上がりました。そしてことりが出したのは……
ことり
「……悪くはないよね」
数字の３だ。
ゆうき
「ハンターの目を出さなかったことりちゃん、さすがだよ～！」
ことり
「あっはは、ゆうきくんありがとう」
花陽
「(今日はテンションが低いことりちゃん、とてもおかしいです)」
そして三番手、URおめでとう、黒澤ダイヤだ。
ダイヤ
「あら、そんな話題に触れてくださるなんて有り難いですわ」
ルビィ
「お姉ちゃん頑張って！」
ダイヤ
「ええ、もちろん。と言いたい所ですが所詮これは運試しですからね。
何とも言えませんわ」
菜々
「ありすちゃん、イチゴ味の飴があるけど食べますか？」
ありす
「え、良いんですか！ ありがとうございます、菜々さん」
梓
「とっても和やかな雰囲気ですね、今回は」
澪
「そうだな、梓」
渋谷凛
「(中野梓って子、デレステで似たような子を見た気がするんだけど……)」
ダイヤ
「ふぅ、一息つきましたしルーレットを回して行きますか」
ボタンを押すとルーレットが回り、ボールが動かされる。
もう一度ボタンを押すとルーレットが止まりボールも減速して何処かに止まる。
これは単なる運試し、だが逃走中には運も不可欠だ。
ダイヤ
「せめて数字を……」
二度目のボタンを押し、ルーレットは止まりボールは減速を始める。
さてどのマスに止まってしまうのだろうか。
曜
「さすがに怖いね……でも運だから。それに善子ちゃんじゃないからイケる筈」
？？？
「善子じゃなくてヨハネよ！ それにヨハネ、運は……わ、悪くは無いんだから！」
ルビィ
「うゆ？ 聞いたことある声が聞こえた気がするんだけど」
ダイヤ
「μ'sの前で恥を晒したくありません……どうか、お願いします」
そしてボールが止まったのは……
星空凛
「あっ、凄い！」
ルビィ
「今日のお姉ちゃん、運が良さそう！」
ダイヤ
「……緊張しすぎてこの後のゲームに支障が出そうですわ」クラッ
曜
「だ、ダイヤさん大丈夫？」
にこ
「まぁ大きい数字を出してくれたから褒めるしか無いわよね」
出したのはまさかの８、残り24を出せばオープニングゲームクリア。
さらにハンター一体の状態で始められる可能性もまだ残っている。
そして次は四番手の鷺沢文香。何を出すのか。