+Un miracolo+ 作者/碧飛 晶 ◆tbYrCgujzM

夢1願 ○o。.★.。o空輝く蝶に憧れてo。.★.。o○
青空にキラキラと輝きながら舞う蝶…
いつも見ている蝶に何時しか心を奪われていた私。
――――青空に輝く蝶――――に…憧れていた。
毎日毎日……「勉強しなさい」「何この成績!?ちゃんと勉強しないからでしょ!」
そういわれ続けて7年…小学1年生から今まで…中学1年生まで……
言われない日はなかった―――――。
学校行って勉強して…それが普通なのに…
ありきたりな虐め「キモイ」「ウザイ」「ブス」などノートや教科書に…
机には“学校に来るな”っと綺麗に彫刻刀で彫られていたり…
中履きに画鋲を入れられ…裏にはギッシリと画鋲が刺さっていた…
本当は泣き出したくて泣き出したくて…しかたがなかった。
寂しくて涙こぼす日もあった。悔しくて涙止まらなかった…
鏡に映ったあの日の自分が約束の場所で君と笑いあってる。
相談相手もいなくて、友達も減って来た…。
最終的には「友達なんていらない!!裏切って楽しんでる奴なんて」っと
週一で言うようになってしまってた…。
「今日も青空…蝶が舞う…そして放課後また虐めが始まる」
5時間目終了後窓から空を眺めていつも言う言葉…
この空はどこへ広がっているの?
この道はどこまで続いているの?
「小さい頃よく言ってたっけか……」
―――――蝶になって何処かへ行きたい―――――
自由が欲しくて欲しくてたまらなくて……
蝶になって誰も居ない場所へ……何もいわれない場所へ…
皆の心を惹くように輝いて空を舞う…
私もいつか蝶のようになりたかった。
誰か私に―――――自由をください―――――
誰 も 居 な い 静 か な 場 所 に

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