コメディ・ライト小説(新)

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妖戯れ
日時: 2018/09/17 10:55
名前: 天使のような悪魔
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12331

                 妖探偵社活動記録

最初に断っておくが『妖探偵社活動』だなんて格好つけて書き出しているが探偵社公認というわけでわない
(春夏秋冬部長に提案してみたがあっさり却下された)
ただ僕が個人的にたらたらと不思議な世界について、いやっ僕がただ妖と戯れるだけだ
それでも僕の話を聞いてくれるのであれば僕は嬉々として語ろうと思っている

第1話
春夏秋冬ひととせ 一年ひととせの平常運転】
>>12

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Re: 妖戯れ ( No.26 )
日時: 2018/12/25 14:44
名前: 天使のような悪魔

「だからあ〜このあたりで背の高い奴が口を開いてなんか飛ばして子供の首がズバアアてなったんだって、何度もそう言ってんじゃん」

札切先輩が持ってきたプリンを食べながら、雨降り小僧は言う
話を聞き始めてまだ5分も経っていないのに飽きている様子だ

流石に諦めたのか札切先輩が、いかにも“はあ〜仕方ないなあ〜”という風に頭を下げ、

『情報提供、有難うございました』

と言った

『でも札切先輩、ほんとに良いんですか?こんなんで?』

『人間が相手ならもう少し粘ったかもしれないけど妖が相手なんだよ? 彼等は気紛れ過ぎだから...また時間を置いてから訊けばいいさ』

なるほどねえ
自由な存在程迷惑なものはない

『落ち込む事はないさ だって柏崎君、やる事は他にも沢山あるんだから そうだね、次は、被害者の情報について調べてみようか』

Re: 妖戯れ ( No.27 )
日時: 2018/12/27 11:38
名前: 天使のような悪魔

行方不明者リスト

息合いきあい 阿吽あうん(17)
男子高校生
野球部
4月7日 日曜日 10時30分頃
部活に行ってくると言い、外出し行方不明
因みにその日、本人は部活には参加していない
自宅前にて、本人の物と思われるユニフォームやバッグなどを発見

石橋いしばし 叩渡こうと(23)
女子大生
4月8日 月曜日 13時頃
就職活動中に行方不明
面接会場のトイレにて本人の物と思われるスーツやビジネスバッグを発見

石上いしかみ 三郎さんろう(5)
幼稚園児
4月13日 土曜日 18時30分頃
両親が目を離していた内に公園にて行方不明
恐らく雨降り小僧が目撃した《ユクエフメイ》事件
衣服などは犯行現場のあたりで発見

手口てくち 八丁はっちょう(78)
無職男性
4月16日 火曜日 11時頃
定年後の日課である散歩に出かけたまま帰ってこず行方不明
老眼鏡や衣服などは、散歩のルートである川沿いにて発見

Re: 妖戯れ ( No.28 )
日時: 2018/12/27 11:42
名前: 天使のような悪魔

行方不明者リスト2

沖島おきのしま 早苗さなえ(15)
女子中学生
4月18日 木曜日 17時頃
図書館内にて行方不明
本人の物と思われる参考書などはテーブルの上にて発見

予言かねごと 宍道しんじ(36)
男性会社員
4月19日 金曜日 20時頃
駅のホーム内にて行方不明
本人の物と思われるスーツやバッグは電車内で発見

美保湾みほわん 牡丹ぼたん(42)
専業主婦
4月22日 月曜日 未明
8時以降に行方不明
靴や衣類などは全て持ち出されていない
当日、本人が身に着けていた物はキッチンにて発見

遅桜おそざくら 菖蒲あやめ(11)
女子小学生
4月24日 水曜日 14時頃
友人の家に遊びに行くと家を出、行方不明
当日、本人が身につけていた衣服などは友人の家の前にて発見

以上の8名が今月の行方不明者である

このような情報をどのように収集したかは、ここに記せない

どうしても気になるのならば札切先輩に訊いてくれ

Re: 妖戯れ ( No.29 )
日時: 2018/12/31 15:56
名前: 天使のような悪魔

『にしても、犯人はとても積極的に活動していますね』

被害者リストを眺めながら僕は言う

『うんそうだね この一ヶ月でこの数は流石に異常だよ』

僕の適当な感想に反応してくれるのは札切先輩だ

『見た感じ被害者に共通点は無いし、日時にも共通点は無い でも一番の特徴は被害者が身につけていたものは全て犯行現場と思われる場所に置いていかれてある事 何か他にあるかい?柏崎君』

『う〜んそうですね 深夜には犯行をしていないとか...ですかね? 因みにその..この行方不明者リストの方々ってまだ生きてるんでしょうか?』

思い切って訊きずらいことを訊いてみる
それに対する答えは案の定

『断定はできないけれど、多分もう…』

であった

Re: 妖戯れ ( No.30 )
日時: 2019/01/13 19:35
名前: 天使のような悪魔

『う〜ん、話を聞く限りだと..背が高いかぁ、見越し入道..でもあいつは殺人をしないしな 殺人殺人〜 口裂け女..いや奴は鎌を使って殺すしな 神隠しは...衣服だけ残して連れ去らないからなぁ 《口から何かを飛ばす》か..野鉄砲..でも人型じゃないしな』

『えと、札切先輩 それって何も分からないってことですか?』

『いや柏崎 君、流石にこれだけの情報じゃまだなんとも..ぼくの知らない妖はごまんといるし、今この瞬間にも妖は増え続けている 全ての妖を把握するのは不可能なんだ だからもっと地道に情報を集めていくしかないよ』

『春夏秋冬部長なら、こういう時一発で当てるんだろうなぁ』

『ははは、それは一年が異常なんだよ さてさて柏崎君休憩はおしまい 次は罠を張りにいくよ』

『わ、な?』

僕の不躾な呟きに気を悪くした風もなく、札切先輩は立ち上がる

『そう、トラップ』

いや言い直しても意味は変わりませんが...


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