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作者: カリン (総ページ数: 168ページ)
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*16*
「ーえー? なんで? 」
「ん!いいでしょ!もうこの話は終わり!」
「うん!あっそうだ!…………」
みく達が、話していたけれど、全然頭に入ってこなかった。
なんなの…? この気持ち…。 気持ちが、小さくなって行く。しゅううっと、音をたてて。 まぁ、いいよね…
「ねえ。くるは? 学芸会なんの役になりたい?」
「ふぇ?学芸会? 」
いきなり話を降られた。 学芸会の話のようだ。
「「じゃーねー!」」
また明日。んもー今日は、疲れた…
……タロー目線……
今日は、疲れた… なぜこんなに疲れたか…?
あの、転校生のせいだな…
佐藤愛、か…
あいつ、なんなんだよ…あいつなんか、彼女じゃない。
斎藤にも、いわれた。
『あんたは、彼女と仲良くしてればいいでしょ!』
いま思えば、あいつ、相当ムキになってた。
ま、俺もムキになってたかな…
俺は、ベッドから、降りる。
あいつとは、長い付き合いだ。小学1年の時だからな… 初めて会ったの…
『ねぇー。タロー君。そのお花の名前知ってる?私は、知ってるよ!』
俺が、パンジーを見ていると、あいつが、声をかけて来た。
びっくりしたなぁ…大人しそうな女の子が話しかけて来たんだもんな…
ま、実際大人しくなかったワケだけど…あいつは、言った。
『チンパンジーっていうんだよー! エッへん!』
『…………。 馬鹿か…?お前………』
馬鹿だよなぁ…
はぁ…というか、近すぎて、気がつかなかったけど、あいつも、女なんだよね〜
うぐぐ… と、いうか、佐藤、やべーな…
『あの、くるとか、いう女よりも、私の方が、ずーっとステキよ! マイダーリン♡♡♡ 』
『あんなの、女とも思ってねーよ! もちろん、お、ま、え、も、な! いい加減離れてくれよ!』
『マイダーリンー♡♡♡ 私は、貴方の女なのよーん!』
「あー、やだやだ…」
俺は、なぜこんな事を、思い出して居るのか…?
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ちわーす!タローの、回想編でしたね!
なり番つけましたぁーー!私なんかになりすましする人 居ないと思うけど…
読者居ないし…