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暴走族な彼。 ≪完結≫
作者: みるく  (総ページ数: 39ページ)
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10~ 20~ 30~

*15*

〜13〜友達

カ「で、前言っていた、松本数。ウチの彼氏じゃよ。」

そう言うカオリさんの横で不機嫌そーにウチを睨む『数さん』。

花「桐本..花です..。」

念の為挨拶をしといた。

カオリさんの彼氏さんだし、翔君の友達だし?

でもその『数さん』はそっぽを向いて返事もしない。

翔「ま、まぁまぁ。数は良い奴じゃけぇ。花ちゃん、わかってけぇの。」

笑顔でいう翔君。

花「あ、うん。よろしくね..数さん..?」

相変わらず無視する『金髪数くん』

ヤンキー座りでイカツい。

正真正銘のヤンキーだ、この人..。


すると、

数「お前、本当にカオリのダチじゃけぇ?」

目線をウチに向けて言う数さん。

やっとこっち向いてくれた..。

ウチは何処かでほっとしていた。

いきなり変な質問...。

花「ん〜、友達かなぁ..。ウチはカオリさんの事尊敬してます。」

ウチはそういった。

今言ったのは嘘じゃない。

カオリさん美人だし、何でもはっきり言うし、内心うらやましい。


カ「ありがとう花ちゃん。でもウチは花ちゃんの事友達とおもっとるけぇ。」

数さんの横にいたカオリさんが声を出した。

ともだち..カオリさんはそう言ってくれた。


花「ありがとうございます、カオリさん。」

なぜか笑顔になっていた。

カオリさんから友達♪なんて言ってくれんの嬉しいなぁ!

翔「あ、カオリだけじゃないんじゃ。わしも数も花ちゃんの友達じゃけぇ。」

翔君も数さんの首に腕をまわしてそう言った。

数「ちょっ。翔、はなすんじゃぁ!!!」

数さんは嫌がってるんだけどね...(笑)

花「うん!みんなありがと!」

広島に来てよかった^^ウチはそう思った。

                        つづく..

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