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暴走族な彼。 ≪完結≫
作者: みるく (総ページ数: 39ページ)
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作者: みるく (総ページ数: 39ページ)
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*15*
〜13〜友達
カ「で、前言っていた、松本数。ウチの彼氏じゃよ。」
そう言うカオリさんの横で不機嫌そーにウチを睨む『数さん』。
花「桐本..花です..。」
念の為挨拶をしといた。
カオリさんの彼氏さんだし、翔君の友達だし?
でもその『数さん』はそっぽを向いて返事もしない。
翔「ま、まぁまぁ。数は良い奴じゃけぇ。花ちゃん、わかってけぇの。」
笑顔でいう翔君。
花「あ、うん。よろしくね..数さん..?」
相変わらず無視する『金髪数くん』
ヤンキー座りでイカツい。
正真正銘のヤンキーだ、この人..。
すると、
数「お前、本当にカオリのダチじゃけぇ?」
目線をウチに向けて言う数さん。
やっとこっち向いてくれた..。
ウチは何処かでほっとしていた。
いきなり変な質問...。
花「ん〜、友達かなぁ..。ウチはカオリさんの事尊敬してます。」
ウチはそういった。
今言ったのは嘘じゃない。
カオリさん美人だし、何でもはっきり言うし、内心うらやましい。
カ「ありがとう花ちゃん。でもウチは花ちゃんの事友達とおもっとるけぇ。」
数さんの横にいたカオリさんが声を出した。
ともだち..カオリさんはそう言ってくれた。
花「ありがとうございます、カオリさん。」
なぜか笑顔になっていた。
カオリさんから友達♪なんて言ってくれんの嬉しいなぁ!
翔「あ、カオリだけじゃないんじゃ。わしも数も花ちゃんの友達じゃけぇ。」
翔君も数さんの首に腕をまわしてそう言った。
数「ちょっ。翔、はなすんじゃぁ!!!」
数さんは嫌がってるんだけどね...(笑)
花「うん!みんなありがと!」
広島に来てよかった^^ウチはそう思った。
つづく..
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