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暴走族な彼。 ≪完結≫
作者: みるく (総ページ数: 39ページ)
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作者: みるく (総ページ数: 39ページ)
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*16*
〜14〜龍覇王の人数の多さ
数「おいっ。桐本。」
花「ん?あ、ありがと。」
数さんはカオリさんとウチにジュースをくれた。
それに桐本って呼んでくれたし。
数さんは恐そうだけど本当はすごく優しいらしい..。
翔君とカオリさんが言ってた。
数さんはすっごく恥ずかしがってたけど..(笑)
翔「お、数。わしの分はないんか?」
にこにこ笑いながら数さんに手を差し出す翔君。
数「じゃけぇ。翔の分はないんじゃぁ。」
翔君が出した手をぱんっと叩いてカオリさんの横に座った。
カ「数、翔さんの分も買っていったら良かったのにのぉ〜。」
花「ははっ(笑)そうですよね。」
カオリさんとこんな会話をしていると数さんがべしっとカオリさんの頭を軽く叩いた。
カ「ちょっと、数。なにすんねん。」
数「おまえらが悪いんじゃろ。(笑)」
楽しそうに会話する二人。
うらやましい。
らぶらぶカップルはほっといて翔君に話しかけた。
花「翔君。龍覇王って何人おるんー?」
ずっと聞きたかったコト。
ウチの予想は70人ぐらいかなぁ..!
翔「んー、何人じゃろ。」
腕をくんで考える翔君。
ヤンキー..暴走族の頭には見えない..。
花「ん〜、70人くらい..?」
数「そんなわけないじゃろ。あほが。」
えっ!?
後ろを振り向くとカオリさんが苦笑いしていた。
数さんはカオリさんの横でウチを睨んでる。
翔「花ちゃん。龍覇王は広島一のチームじゃけぇ。もっと多いんじゃ(笑)」
花「そうなんやぁ!」
70人ぐらいでも十分多いのにそれ以上ッて本当にすごい。
広島一大きなチームは頭の翔君とNo,2の数さんが居るから成り立ってるんだって思った。
つづく..
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