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暴走族な彼。 ≪完結≫
作者: みるく  (総ページ数: 39ページ)
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10~ 20~ 30~

*18*

〜16〜別れ

花「じゃあ、今日はありがとう!」

翔「また遊びにこいけぇ。家まで送ってやれんくてごめんのぉ」

そう、もう12時になってしまった。

夜ははやいなぁ...

そろそろ帰らないと理子さんが怒りそうだから帰ることにした。

翔君が送るっていってくれたけどなんか『龍覇王』の集会とかで忙しいらしい。

カ「ごめんのぉ。ウチも送ってやれんくて。」

花「いえいえっ!じゃウチは帰ります。」

実は此処から理子さんの家までとっても近い。

悲しそうに手を振るカオリさんに笑顔をむけて藤本建設を出た。

もうちょっと翔君と居たかったな..なんてね..。


花「あぁ〜、さむっ」

藤本建設を出て最初に出た言葉。

真っ暗な夜。

寒い風。冬かってほど。

ほんのり明りのついている電灯。

遠くから足音も聞こえる。

花「だれやろ..?」

ここら辺の人達だろっとおもい先を急いだ。

でもまさかあんなことになるとは思ってなかった。

                        つづく...


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