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メイドウィン逃走中SP『END』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 96ページ)
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*88*

...

その間にも破壊行動は進み...マスカレードが飛び出してくる

「店内エリアはハンターが入れないルールがある、なら安全エリアを無くしてしまえばいい...その発想は結構ですがいささか荒々しいですね!」

マスカレードはそのまま飛び立って進む...

「断罪、破壊、追跡、撲滅...いずれもパーフェクトに」


「我々は『その為』に造られ、『この為』に直された」

...

そしてタウロスと彩月は...ばったりと出会っていた

だが彩月は全員が貰っていたはずの逃走者タブレットを持っていなかった

「タブレットはどうした?」

「捨ててきた」

「捨てただと!?」

「あのね、これは冗談だから聞いてほしい...あの学習型ハンターはタブレットを利用している」

「何?どういうことだ?」

「タブレットから流れる電気信号...とかを学習型が捕捉しているの、プログラムをちょっと弄ったら分かってね...」

「...まさか、あの競技の道具がサイバー攻撃を出来るほどに学習出来るようになったと?」

「うちの世界のたくっちスノー...その分身、それだけで合法的なものじゃない気もしたけど」

「ふむ...そもそも掃除屋自体非合法的に世界を消す裏の仕事と言うしな...だから捨ててきたのか」

「うん...まぁ、今更どうしようもならないけど」

「ハッキングは出来ないか?」

「ううん...見たことないロックが掛かってるの、謎の技術もあるし...」

「.....単なるロボットでは無さそうだな」

「そうだね」

その瞬間、ハンターが後ろの壁を破壊し手を伸ばす

「普通のロボットはこんなことしないもん」

...

「くっ...あのハンター、どこまでも追いかけてくる」

マスカレードは学習型ハンターに追われながら屋根を超えていくうちに...あることに気付く


(そういえば...学習型以外のハンターが他に三人居たはず、どこに行ったのでしょうか?)

マスカレードは本来進もうと考えた道とは別の方向へと飛び出し、進んでいく


18:24

「...これは!」

しばらくした後、マスカレードは三体のハンターを発見した...路地裏で


倒れている

動かない

鉄屑?



「.....欠陥品には死を、欠陥には罰を」


「...!!」


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