完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

メイドウィン逃走中SP『END』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 96ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 メイドウィン逃走中 逃走中 ラーメン 独自能力有 多重クロス 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~

*50*

70:45

「うっまー!!もぐもぐもぐ」

「実際に口でもぐもぐ言う人初めて見たよ...」

牢屋の方でもたくっちスノーがネコネコアイスを持っていたことで、どうにかストロウを安全に食べることが出来ていた

「本来は猫舌用の道具なんだけど、のんなところで使うとはね...」

「なんでそんなの持ってるの?」

「タウロスがくれたんだよ、今夜は溶岩で煮る極上キノコスープだから舌を冷やしておいた方がいいって」

「何!?キノコだと...」

「え!?いいなぁ俺も行きたい!!」

「メイドウィンさんは本当に食べるのが好きなんだから...って、なんであの人が?騎士みたいな見た目してるのに」

「...そういえばマガイモノ王国の事はあまり知られてないか」

「だな、マックタウロスはうちの王国のシェフなんだぞ?」

「えええええええええ!?」

「ついでに言えば彼の部隊の兵達は皆調理免許持ってるよ?」

「「ええええええええええ!? 」」

「だからこれくらいの料理なら即座になんとかできるんだ...本人は趣味の一貫に過ぎないって言ってるけどさ」

「ガチでシェフやってくれると良いんだがな」

「そんな人が居るなら...多分あっちも大丈夫かな、ただ...」

彩月はストロウの入ってた器を並べながら...鉄の染みた老舗麺を眺めていた

このラーメンだけは「変な風味がする」「もはや料理の味ではない」として口を付けることすら拒んでいたのだ...超雑食の黒影を除いては。

「皆それ食べないのか?俺が貰っていい?」

「黒影局長...よくそんなの食べれますよね」

「まぁ鉄っぽいけどどうにか行けるよ、何で出汁取ったんだ?」

メイドウィンがラーメンの味を確認するため監理局のパソコンを取り出し...出てきた結果を皆の方に向ける

『検出結果:出汁「機械、調理道具に染み付いた油」』

「ブーーーーーッ!!」

...

一方迫真麺創りではMirura、道明寺、シンシアがまだ悶えていた...ラーメンを食すことが

「お、思わず吐き出してしまいましたわ、わたくしとしたことがはしたない」

「これは本当にラーメンの味なのか!?次○の方がまだ食べられるぞ!?」

「誰こんなの考えたの...」

「逃走中やってるはずなのに有○ゼミが始まっているような気分よ...」

「絶対ギャル○根でも完食できないぞ...」

「食わねぇと撃つぞ ゴルァ!」

「逃げるぞ皆!!これがタダで良かった!!」

道明寺の合図で三人はラーメンを投げ出し一斉に逃げ出していった...

49 < 50 > 51