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たくっちスノーZERO 〜ラグナロク〜(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 148ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 タイマン バトル物 終末のワルキューレ 版権VS版権 
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*100*

たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥なぁ、それで、アベルはどうなったんだよ」

メイドウィン
「‥‥‥‥‥‥珍しいね、お前がキャラクターの心配をするなんて」

たくっちスノー
「‥‥‥‥実際見てないんだろ、時空から存在が消えるなんてことがあるわけな」


メイドウィン
「あるよ」

たくっちスノー
「え」


メイドウィン
「存在が消える‥‥‥てか、退場?そういう事例は無くはないんだよ」

メイドウィン
「例えるなら、別に登場しなくなることって結末を迎える事とは別だからさ」

メイドウィン
「だって、キャラが死のうが物語は続くだろ?」

たくっちスノー
「アベルは死んだのか!?」

メイドウィン
「今のはただの例えだよ」

メイドウィン
「さっきも言ったようにアベルは2人で1つのメイドウィンになろうとした」

たくっちスノー
「それっていけないことなのか?」

メイドウィン
「勿論だよ、だって世界の維持ってメイドウィンの生命力を必要とするからね」

メイドウィン
「髪という名の代表として寿命と生命力を捧げないといけないんだよ、メイドウィンって」

たくっちスノー
「‥‥‥ああ、それを不老不死の権限与えることでなんとか解決してるってことね、それで?」

メイドウィン
「世界はそのまま、その人の血が流れて動いている」

メイドウィン
「交換するならまだしも、同時に別々の血を流して混ざるような真似をしたら異常が起こる」

たくっちスノー
「ためしたのか?」

メイドウィン
「(3週目に)試したよ、だから処置を取らせた」

たくっちスノー
「‥‥‥‥‥やると、どうなるんだ?」

メイドウィン
「時空から拒絶され、設定のみの存在となる」

メイドウィン
「要するに、消えるんだ‥‥‥そして暫くは戻れないし、アベルにはどうすることも出来ない」

メイドウィン
「まぁ、これって【どちらか】が消えることになるんだから、彼としてはアテネが消えなくて良かったってことなんだけど」

たくっちスノー
「‥‥‥‥‥元に戻せないのか!?」

メイドウィン
「戻せない、というより何をしたらいいのか分からない」

メイドウィン
「俺でもわかんないことはあるんだよ、たくっちスノー」


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