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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 148ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 タイマン バトル物 終末のワルキューレ 版権VS版権
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*130*
たくっちスノー
「お前普段もうちょっとニコニコというかヘラヘラしててさ、顔もゆるかったよな?」
メイドウィン
「あ、それはそれとしてさ」
たくっちスノー
「ギャッ!!!」
突如メイドウィンがたくっちスノーの背後に回る
メイドウィン
「あのリザードンどこ出身?やっぱりリザフィックバレーから出来がいい奴連れてきたの?種族値や努力値が高めだよねきっと」
たくっちスノー
「あ…………ああ…………かもな」
たくっちスノー
(やべ〜〜〜〜今まで話した中で1番怖いよこの黒影〜〜〜〜)
たくっちスノー
(いつもこんなんじゃないのになんか逆鱗に触れるようなこと言ったっけ〜?)
たくっちスノー
(そうだ松山!!)チラッ
松山
「……………」
たくっちスノー
(なぁんで何も言わないのぉぉおおおおお!!!)
松山はたくっちスノーにハンドサインを送る
松山
(おい、やばいぞ!もうこれはゼロ・ラグナロクどころじゃねぇ!本気でキレてるよあの馬鹿!)
たくっちスノー
(なんで!?今回ばかりは何も悪いことしてないのに!?)
松山
(知らねぇよ!俺もたくっちスノーも覚えがねぇってことだ!)
たくっちスノー
(じゃあジルトーの爺さんの件か!?あの人の勝負以降ピリピリしてたし!)
松山
(それはあるかもしねねぇけどなら事前に排除しとけや!)
松山
(…………なぁ)
松山
(お前ってカス野郎ばかり集めやがってとか言ってたけど、もしかしてコイツ)
松山
(わりとそのつもりじゃなかったんじゃ?)
たくっちスノー
(は?)
松山
(多分こいつも本来は有り合わせのメイドウィンを用意したつもりなんだよ、お前と同じでネタがなかったってやつだ)
松山
(それがお互いこんな調子だから合体事故起こしてグダグダになっちまったから)
たくっちスノー
(……………つまり?)
松山
(こんなん開催するんじゃなかったな、思ったよりつまんねーなって思ってんだよ…………)
たくっちスノー
(そんなん理不尽〜〜〜〜!!)
メイドウィン
「ねぇ聞いてる?」
たくっちスノー
(た……戦いに集中できねぇ…………)
松山
(だからオレは早めにやめとけって言ったの!!)