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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 148ページ)
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*80*
ジルトー
「あれはなんじゃ?」
たくっちスノー
「メイドウィンっすよメイドウィン、神様みたいなもん!」
松山
「そこのガキはまぁ簡潔に言うと、大自然の世界の神ってわけだ」
ジルトー
「ほー………自己欲求の強いヤツめ」
メイドウィン
「ま、このメイドウィンってのも役職みたいなもんだけどね………」
たくっちスノー
「聞くまでも無いかもしれんが、あんたが出たのは科学者を出したからか?」
ナチュレ
「うむ」
たくっちスノー
「気をつけろよじいさん!そいつかなりの人間嫌いだから!」
ジルトー
「心配はいらん!ワシだって人間はあまり好きではないわ!」
ジルトー
「どうせ人類が環境破壊の原因とかどうとか言うんじゃろ?」
ナチュレ
「実際そうじゃろ、お前みたいな科学者をわらわは最も気に食わない」
ナチュレ
「進化を誤ったサルは絶滅して当然なのじゃ」
ジルトー
「あー、なるほどな、ワシらは恐竜みたいなもんか」
ジルトー
「勝手に作っておいてなんか危なっかしいから始末するという、身勝手なやつじゃな」
ナチュレ
「何………?」
ジルトー
「勝手に憎んでるところ悪いが、案外神というのはワシら科学者と………【同類】かもしれぬなァ」
ナチュレ
「同類じゃと………神をなんと思っている!!これだから科学者は!」
ジルトー
「ああ!ワシは神なんぞ信じないさ!信じられるのはワシの頭脳と…………」
ジルトー
「何千万年燃え続けている『復讐心』のみじゃ」
ジルトー
「人類が勝手に絶滅しようが知ったことか!!あんのゴミカスさえいなければああああああ!!」
ジルトー
「あいつさえいなければワシは……!!」
メイドウィン
「……………………ああ」
メイドウィン
「思い出したよ、お前のこと………あの一方的にグチグチ因縁吹っ掛けてウザかったやつか」
メイドウィン
「もういいよ、勝手に始めてろよ」
たくっちスノー
「……………黒影?」
メイドウィン
「いいよな?」
たくっちスノー
「お、おう…………なぁ、こいつと一体どんな関係なんだ?」
メイドウィン
「勝手に因縁付けられた、それだけだよ」