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マジンガーVSゲッターロボ (完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 70ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 メイドウィン小説SEASON3 バッドエンド マジンガーZ ゲッターロボ 
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*23*

『エクストラストーリー』
一方

竜馬
「ッッ!!?」ゾワッ

別のところに居た竜馬の背筋が震える

弁慶
「どうした、竜馬?」

竜馬
「ゲッターが俺を呼んでいる気がする...」

ガイ
「なんだそりゃ...」

弁慶
「おい、気疲れするなよ...まだホワイトはあんなに遠くに居るんだからな...」

竜馬達はホワイトをブラックゲッターに乗せ、試運転をさせていたのだ

竜馬
「...もう日が暮れてくるな、ホワイト!戻ってこい!」

『んー!』

竜馬は通信機でホワイトに呼び掛けると、ブラックゲッターが竜馬達のところに戻ってくる...

...

ホワイト
「ねぇねぇ!どうだった?どうだった?」

竜馬
「移動と飛行に関しては問題ないと言った所だな」

ホワイト
「やったー!」

弁慶
「これでもしもの時の逃げる手段は出来たな」

ゴウ
「身を守る手段を身に付けるのも必要だ」

竜馬
「そうだな、明日はゲッタートマホークの使い方を教えるからな」

ホワイト
「ん!」

ガイ
「...に、してもなぁ、また夕飯がイノシシかぁ、なんだか昔の人みたいだ」

ケイ
「贅沢言わないの、食べるものを手に入れること事態大変な世界なんだから」

竜馬
「ああ、魚は昨日のアレで全滅したし、肉か野菜ぐらいだろ」

ガイ
「ちぇっ...」

弁慶
「...そうだホワイト、空を飛んでいるときに何か変なものは見なかったか?」

ホワイト
「変なもの?」

ケイ
「え~と...何か怪しそうなものとか」

ホワイト
「そうだね...あ!赤色のブラックを見たよ!」

竜馬
「よし、他にゲッターがあったか」

ホワイト
「骸骨みたいなのと戦ってたよ」

弁慶
「骸骨...ゲッターの敵だろうか?」

ゴウ
「何か関係があることは確かだろう」

ホワイト
「.....」

竜馬
「どうした?」

ホワイト
「お風呂入りたい」

竜馬
「ねぇよそんなの」

ケイ
「確かにね...何だか私も臭くなっていくのはちょっと...」

ガイ
「とは言ってもまだ三日だろ?」

竜馬
「...しょうがねぇ、明日はゲッターに乗って天然の温泉でも探しに行ってこい」

ホワイト
「わーい!」

弁慶
「...今日はもう眠ろう」

竜馬
「ああ、ホワイトも疲れただろ」

ホワイト
「ん...」

ケイ
「それじゃ、おやす...」

ズドォォォォォンッ!!

ガイ
「うおっ!?」

竜馬達が横になった瞬間、近くで大きな振動と爆音が響く

弁慶
「何だ!?」

竜馬
「今、何かが落ちたような音がしたな」

ホワイト
「行く?」

竜馬
「当たり前だろ!」

竜馬達は松明を持ち音のなった方角へと走り出す...


竜馬達は...

ホワイト
「見てあれ」

ガイ
「...ゴウ、こっちだ!何かが刺さってるぞ!」

走ってみると、砂浜に大きな何かが刺さっていた

ゴウ
「...これは」

ゴウが照らしてみると...指のような形の物が見えた

竜馬
「これは...腕か?」

弁慶
「...ん?下がれ!こいつ、まだ動くぞ!」

ケイ
「何ッ!?」

全員が下がると、『腕』は形を変えてロボットのような形になり...頭部から何かがこぼれ落ちる

ホワイト
「大丈夫ー?」

竜馬
「おい、迂闊に触るな!」


「う、うう...」

ホワイト
「あっ、人だよ!」

竜馬
「何ッ!?」

「こ、ここは何処だ?君は誰?」

ホワイト
「私はホワイトだよ、貴方は誰?」

「え、俺?...俺は」




『兜甲児だけど...』

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