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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 70ページ)
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*34*
【五日目】
『くろがねの巨人/進撃のメタルビースト』
『ゲッターロボ陣営』
ゲッターエビル
「...ふむ、操作をしていたら不思議な者を呼び寄せてしまったか」
「.....」
ゲッターエビル
「名を答えよ」
ルーン
「ルーン。それが名前です」
ゲッターエビル
「ルーンか、では命ずる、このゲッターシグマに乗り魔神研究所へと」
ルーン
「ノー」
ゲッターエビル
「何?」
ルーン
「エラー、貴方をマスターとして認識出来ません」
ゲッターエビル
「なるほど、確かに我も機械だからな...賢いタイプの永良立麻を創ってこよう」
ルーン
「.....」
ルーン
「マスターは...ここにはいない」
ルーン
「....」
ガシャーンッ!!
ゲッターエビル
「何だ、今の音は!?」
何かが割れる音に気付き、永良立麻を抱えたゲッターエビルが慌てて駆けつけると、そこには窓を割って外へ出るルーンの姿が
ゲッターエビル
「おのれ、意外と乱暴な......逃がすか!!レッツゴー!メタルビースト!」
ゲッタードラゴン
「....!!」
ゲッターライガー
「!!」
ゲッターポセイドン
「!!」
ゲッター研究所の屋根から無数のゲッターロボが飛び出し、ルーンを追いかけていく!
ゲッターエビル
「立麻機と比べると性能は劣るが...数ならこちらが上だ」
ゲッターエビル
「ZEROよ、今こそ戦争の始まりだ!!ははははははははは!!」
...
ルーン
「.....」
ゲッタードラゴン
「!!」
ゲッターライガー
「!!」
ルーン
「来ましたか」
ゲッタードラゴン
「!!!!」ギュイイイイイ!!
ルーンを発見したゲッタードラゴン達は額からゲッタービームを放つが、ルーンはそれを巧みにかわす
ルーン
「このエリアは危険...逃走を優先」
ゲッターライガー
「!!!」
ゲッターポセイドン
「.....」
しかし、ルーンの行く手をゲッターライガーとゲッターポセイドンがミサイルを構え...!
ルーン
「.....!」
「はっ!!」
ビョーーンッ!!
ゲッターライガー
「ギュイイイイイ!!」
ゲッターポセイドン
「グギャアアアアア!!」
ルーン
「.....」
突如、森林の奥から伸びたアームがライガーとポセイドンを貫き、そのまま追い払った
ゴウ
「こちらゴウ、ゲッターに襲われている人間を救助した」
弁慶
【この世界の村人の可能性がある、安全な所まで送るんだ】
ゴウ
「分かった」
ルーン
「...」
ゴウ
「大丈夫か」
ルーン
「...たー」
「マスター。」
『マジンガー陣営』
ホワイト
「おおおーーなにこれーー!?」
一方魔神研究所。
翌朝ホワイトがゲッターを見に来ると、黒かったボディが真っ白に塗られていたのだ
竜馬
「ブラックゲッターをお前専用としてカスタマイズして、ついでに塗装を加えた」
たくっちスノー
「これじゃブラックゲッターじゃなくてホワイトゲッターだな」
ホワイト
「これ私が乗っていいのー!?」
竜馬
「ああ、俺は別のゲッター探すしな」
甲児
「すげぇ...!!」
リリィ
「うわぁ...真っ白!」
ホワイト
「これ乗っていい!?」
竜馬
「乗るのは敵が現れてからだ」
たくっちスノー
「ま、そんな都合よく現れたり...」
弁慶
「竜馬はいるか?」
竜馬
「なんだ、弁慶」
弁慶
「ゴウから連絡だ、無数のゲッターロボが現れたらしい」
たくっちスノー
「うわ、来ちゃったよ...」
リリィ
「無数って...沢山ってこと!?」
弁慶
「そうだ...ゴウによると、奴等はメタルビーストらしい」
竜馬
「何っ!?メタルビーストだと!?」
真上
「メタルビーストとは何だ?」
竜馬
「...俺や弁慶の世界にはな、『インベーダー』という化物がいるんだ」
リリィ
「インベーダー?」
たくっちスノー
「インベーダーはゲッター線の影響を受けた超微生物が急激に進化した種族だ」
竜馬
「インベーダーは様々な生物や物と一つになる...機械と一つになったインベーダーはメタルビーストと呼ばれているんだ」
かなちゃん
「エビルはそんな物まで産み出していたんですか...」
竜馬
「だが、ちょうどいい...ホワイト!こいつに乗ってインベーダー野郎を根絶やしにしてこい!!」
ホワイト
「いいよー!」
甲児
「俺も付いていくぞ!女の子一人で怪物の群れに離すのは危険だからな」
たくっちスノー
「よし!...ところでZEROは?」
かなちゃん
「ZEROさんでしたら、ここにやって来た人に新しいマジンガーを与えてますよ」
たくっちスノー
「ん、新しい人?」
かなちゃん
「そうそう、貴方もよく知る人物なので見に行っては?」
たくっちスノー
「ええ?」
...
ZERO
【マサカ貴様ガ来ルトハナ】
「いえ、ちょっと様子を見に来ただけなんですが...まぁ、協力しないと帰してくれないでしょうしやりますけど」
ZERO
【サテ ドウスルカ...】
「あのー、魔法って使えます?」
ZERO
【魔法?使エル機体ナラアルガ...】
「あるんだ!?」