完結小説図書館
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*19*
彩月
「私だってド肝抜かれたよ!さすがに健全なゲームだから描写は配慮されてる!」
彩月
「でも友人の恋人を奪う‥‥‥‥俗に言うNTRは名前こそよく聞くものの嫌う人間の方が多い異状性癖(アブノーマル)!!」
『NTR』
まぁその名の通り恋人をあれやこれやで無理やり自分の彼女にするシチュのこと
メイドウィン小説のあるSSでも言ってたがかなちゃんすら忌み嫌うジャンルである。
彩月
「クズ野郎に虐げられてる可哀想な彼女ならまだしも‥‥‥‥登場したのはみんなマリオさんが推すくらい性格も良くて明るいラブラブカップル!」
彩月
「これを私(プレイヤー)の手で破壊するなんて‥‥‥‥なんておぞましいゲームなんだ」
彩月
「‥‥‥‥‥‥しかも!公式サイトには彼女の情報が載っているが友人の彼女という情報が伏せられている!」
彩月
「人を選ぶ作品を大勢の人間に買わせるために隠した‥‥‥巧妙な詐欺っ!」カチカチカチカチ
音牟
「なんかクソゲーってクソ企業多くない?」
彩月
「クソみたいな企業だからクソみたいなゲームばかり生まれてくるんだよ!」
音牟
「とそんなこと言ってる間にも大谷くんの人生が狂い始めていく」
マリオ
「あああああああああやめろおおおおおおお!!」
マリオ
「そいつは本当に良い奴なんだ、不幸にしないでくれぇぇぇぇ!!」
音牟
「す、凄い‥‥‥‥大谷くんとシンクロしてマリオさんの脳が破壊されている‥‥‥これがNTRの恐ろしさ‥‥‥‥!!」
彩月
「しかもこの主人公わりととてつもないクズだ、ノリノリで奪うし友人バカにしてるし」
彩月
「伊藤誠以上だ!」
マリオ
「ぐ‥‥‥‥俺が操作してたやつがこんな最低野郎だったとは‥‥‥‥」
『伊藤誠』
誠死ね!
とは言われるがルートによっては漢を見せるのでこれより下ということは‥‥‥‥
音牟
「さっちゃんノートに『恥』『恥カス』という蔑称まで付けられてる!?」
彩月
「ムカついたからバッドエンドになるように誘導してやる」
彩月
「こういうのは大抵!やりすぎて逮捕されるのがオチなんだ!」
彩月
「被害者たちも心の傷を追うかもしれないけど、そこを耐えて‥‥‥‥‥」