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MM戦闘中 めざせアスリートマスター(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 42ページ)
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カーレッジ
「厳密に言うと俺たちの能力は【結末】を操作するのではなく、未来でやりたいことを事前に決めておく能力」

カーレッジ
「作り替えると言うよりは【予約】すると言った方が分かりやすいか」

たくっちスノー
「ふーん、スケジュール決めてるのと同じってことね」

カーレッジ
「俺はラストシーンをひたすらに先送りすることで結末を奪ってきたが………」

カーレッジ
「松山はあえて決めたことを破っている」

たくっちスノー
「決めた通りにやらんとどうなんの?」

カーレッジ
「世界の存亡が掛かるような事でも無ければ、時空の方から無理矢理その通りになるように誘導させるが………」



カーレッジ
「厄介なのがその松山こそが時空の意思その物という事だ」

たくっちスノー
「え?」

カーレッジ
「なんだ気づいてなかったのか?よく考えてみろ、時空が生まれた時俺がメイドウィンを名乗ってた頃最初にいたのは松山だけだ」

カーレッジ
「俺は設定をばら撒き奴らの元、言わば種を作って植えただけ」


カーレッジ
「なら育てるのは誰だと思う?」

たくっちスノー
「………そ、そんでもってここは松山が購入したフリーの世界だから」

カーレッジ
「この世界の事を忘れていたというのも、管理してないというのも当然嘘だ」


たくっちスノー
「スケジュールを無理やり破ることで時空の意思………松山に自由にさせることで、やりたい事全部出来るようにしたってことか!!?」

カーレッジ
「俺たちは奴の暇つぶしにまんまと誘い出された………ってことだな」


たくっちスノー
「おいカーレッジなんとかならねぇのか!?」

カーレッジ
「出来てたらこの戦闘中は始まっとらん」


松山
「あ、俺とカーレッジの能力について補足したいから来たぞ」

松山
「コントロールつっても自由に出来るのは俺が関わることだけでお前らの未来は紛れもなくお前らのものだ」

松山
「つまりこれまで起きたことは別に俺もカーレッジも操作してねーからな、お前らがそういう奴だからそうなったんだ」

たくっちスノー
「…………信用出来ねぇなぁ」

松山
「実際マジで全てコントロール出来たらお前なんて生まれてねぇしこれまでの事件だってもっと大規模になっとったわ」


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