完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~
*34*
K
「来るのか...!?」
ゆかり
「まぁ、流石に落とすだけで済むわけありませんよね...」
地面に積もっていた雪から黒い液体が漏れ、人の形を形成していく
野獣先輩
「お前、KMR...」
KMR
「やぁ、先輩...貴方がここにいるということは、MUR先輩は説得に失敗したみたいですね」
野獣先輩
「ああ、そうっすよ...俺も引き下がれないんすよ、カオスを潰せって頼まれたんすから」
KMR
「...本当にそうですか?」
オルガ
「は?」
KMR
「先輩、貴方は昔から言うことを聞かない人間でした、決まって貴方には何か別の考えがあった...そんな貴方がおとなしくカオスを倒せと命令を聞いているですって?」
KMR
「違う、貴方はカオスを潰す事が目的じゃない...それ以上のとんでもないことを狙っている...」
アライグマ
「えっ?」
野獣先輩
「...KMRぁ、お前は何が言いたいんだ?」
KMR
「やることはMUR先輩と同じですよ...ただし」
KMR
「僕の場合は説得というより、貴方の真意を確かめたいっていう僕自身の意思なんです」
野獣先輩
「知ったところでどうする?俺に協力すると?」
KMR
「それは分かりません、でも確かめたいんです」
KMR
「先輩の考えていた事や理論は大体皆と違いますが、結果的に正しい方へと向かうんですよ、何故かね」
KMR
「だから...もしかしたら、と思いましてね」
野獣先輩
「ふーん...」
三日月
「不思議だね、あんた」
黎斗
「まるで全てが計画通りに決まっている主人公のようだ」
野獣先輩
「...KMR」
KMR
「誰にも話しませんから、お願いです...」
野獣先輩
「じゃあ、1つだけヒントを教えてやる」
ダーン!!
オルガ
「うっ」トマルンジャネェゾ
野獣先輩は銃を作り、KMRの肩を撃つ
野獣先輩
「俺はカオスを潰すつもりではある、けど...潰すものは他にある」
野獣先輩
「それは何なのか分かるよなぁKMRぁ」
KMR
「...なるほど、確かに分かりましたよ」
KMR
「貴方は...貴方は...意地でもアレをやり遂げるつもりなんですね、じゃ、情報流しますね...」
KMRは肩を抑え、黒い液体となって消えていった
ゆかり
「逃げましたか...」
オルガ
「おい、お前...」
野獣先輩
「...カオスを潰す、それはもちろん成し遂げるつもりゾ」
野獣先輩
「ニコニコ動画の為なんすからね」