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ニコニコRPG(く ) 10年の時を経て(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 106ページ)
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アライグマ
「あっ、アライさんいいこと思い付いたのだ!罠を張れば速くても捕まえられるのだ!」

オルガ
「その手があったな...で、餌はどうする?」

トール
「田所さん、彼が好んでる物って何があります?」

野獣先輩
「えーとそうですね...紐とか?」

ゆかり
「ひ、紐ですか?」

野獣先輩
「おう、平野は棒術ならぬ紐術を得意とするんすよ、だから常に新しい紐を買い換えて...」

冬夜
「ああ、必殺仕事人の糸みたいな...」

黎斗
「聴けッ!!地獄の轟きをッ!!」

K
「なるほど...紐なんてあったっけ?」

リーン
「武器として使うならそこらの安物じゃ見向きもしないでしょうね」

三日月
「かといって良いものを手にいれたとして、それで攻撃されるのもなんかやだし」

Sans
「というか、ヒモなんて用意できるのか?」

アライグマ
「無いなら作ればいいのだ」

リーン
「そういうの得意でしょ?」

冬夜
「いくら僕でも無から有は生み出せないよ...」


たくっちスノー
「紐程度なら自分が用意するよ、細工は君たちに任せた」

リーン
「細工?それなら私に任せてくれないかしら」

冬夜
「ああ、プログラムをかけるんだね?(何をするつもりかは知らないけど)」

アライグマ
「じゃあ落とし穴はアライさんが作るのだ!」

三日月
「ならオルガが囮になるよ」

オルガ
「勝手に決めるなよ...」



黎斗
「ところで、どうやって彼を落とし穴まで引き付けるんだ?」

アライグマ
「あっ」

野獣先輩
「あっ」

三日月
「あっ」

一同は静寂に包まれる


...シーン

野獣先輩
「もうさ、例のアレを爆破して終わりでいいんじゃない?」

K
「えっ」

たくっちスノー
「えっ」

...

一方平野は

平野
「この速さ...すさまじい、これがカオスの力ですか」


平野
「しかし...もし、葛城が見たというカオスの正体が本当にアレであるならば...首をかしげたくなる力ですが」


平野の元に葛城から電話がかかる


平野
「何?」

葛城
「やべーぞ平野、あのバカやりやがった」

平野
「何を?」

葛城
「削除行動だ!!例のアレの動画を片っ端から削除してやがる!」

平野
「ァァァァァァーーーッ!?」

葛城
「くそっ、あいつそこまでやる気かよ!」

平野
「分かりました、私が向かいます...」

葛城
「気を付けろよ」

平野
「ええ、ミステリアスパートナーもつけておきましたので」







「...す.....る...」


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