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*64*
レム
「...あれ?私は一体?」
アライグマ
「あっ、気が付いたのだ!」
オルガ
「例のアレが少なくなってカオスの力が弱まったのか」
レム
「貴方達は何者なんです?...何だか体が痛くて...」
野獣先輩
「名乗るほどの者じゃねーっすけど、敵ではないっすよ」
トール
「貴方、さっきまでアレに操られて暴れてたんですよ?」
レム
「えっ?」
トールは既に黒い液体となった平野を指差す、それを見てレムは何かに気付いたような顔をする
レム
「そうだ...確か、変な男性に捕まって...」
オルガ
「後少しで手遅れになってたかもな」
レム
「...そうですか、私、助けてもらったんだ...」
レム
「ありがとうございます、このご恩は一生忘れません」
野獣先輩
「いやいいよそんなの...ところでさ、あんた鍵とか持ってない?」
レム
「鍵?」
レムが服のポケットを探ると、大きな鍵があった
ゆかり
「恐らくそれですね」
野獣先輩
「鍵の形状ちげぇなぁ...こっちを修正すっか」
レム
「あの、ここは一体?」
野獣先輩
「ああ、つまらないところっすよ...帰るっすか?」
レム
「あの、何か協力できることがあれば言ってくれませんか?」
三日月
「え?」
レム
「助けられたまま帰るというのも...」
Sans
「どうするよ?」
野獣先輩
「行きたいって言ってんなら好きにすりゃいいゾ、あれだけ強いんなら力仕事も任せられる」
たくっちスノー
「でもあっちの世界でスバル君心配するんじゃ...」
レム
「」ガタッ
リーン
「私達の時みたいに拉致から数時間後に送ればいいんじゃないの?」
たくっちスノー
「それもそうか...」
野獣先輩
「そういうわけだからしばらく借りるゾ」
たくっちスノー
「ところで、リゼロがニコニコ動画でも人気なのは知ってたけど、レムさんってそんな人気キャラだったっけ?」
野獣先輩
「リゼロ放送時は釣り動画が乱立してたぐらいだゾ」
たくっちスノー
「そういやランキングにそんなの多かったなぁ...」
レム
「?」
...
葛城
(平野の霊圧が消えた...!?)
タクヤ
(平野...まぁ、いいやつだったよ)
ゆうさく
(じゃあな!)
AKYS
(ってことは鍵を二個奪われたか...チッ、カオスには近づかせねぇぞ、田所...!!)
「...きゅー」
part10 END