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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 44ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 逃走中 魔石商編 MM○○中
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97:46
ミシェルは古本屋や本屋やの棚を覗くために隅に移動し、壁に張り付くように歩いて新聞を取り出す
クロエ
「何をしているの?ミシェル」
ミシェル
「雑誌や新聞でも見れば何かしら分かるかもしれないと思って」
ミシェル
「とは言うものの、めぼしい物は中々得られない状態だけど」
クロエ
「………ねぇミシェル、あのメイドってどんな人なの?」
ミシェル
「………まさか、シャルロットの事を言っているのか?」
クロエ
「そうよ」
ミシェル
「…………どんなって言われても、口で説明するのは難しい、ただ」
ミシェル
「僕からすれば【呪い】みたいな奴だよ……こうしてゾンビになって、僕に会いに来たという意味でも」
クロエ
「……呪い」
ミシェル
「この国の人間も似たようなものだ、ただ、ただ………鬱陶しい位、目障りなほど、愛を向けていくんだ」
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そして、デパートにて………
メイドウィン
「あ、あれって………たくっちスノー!」
たくっちスノー
「どいてくれ!!」ガシャーン
バッタのような足になって跳ねることしか出来なくなったたくっちスノーは止まることも出来ず、勢いよくガラスから飛び込んでデパートに乗り込んできた
Konakun
「いやなんでバッタ足!?」
エイジア
「もうちょっといいの無かったのか」
たくっちスノー
「俺もすげぇ後悔してる、あと3分近くこれかと思うと」
メタルメイドウィン
「たくっちスノー、外で民衆がデパートに向かっていったけど何か知らん?」
たくっちスノー
「民衆?あのコスプレストーカー共か?」
たくっちスノー
「可能な限り踏んどいた」
メイドウィン
「ナイス」
たくっちスノー
「………あ、民衆の他にもアンジェ達、本物がここに来たのを見たぞ」
メイドウィン
「マジかやべーな、どこ行った?」
たくっちスノー
「上で見てないんだろ?じゃあ下じゃねーの?」
エイジア
「………嫌な予感がする、行こう!」
…………
階段をおりた先からヒステリックな叫び声と、血のような跡が
シンシア
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!」
シンシア
「ぞの゙服゙ばわ゙だぐじが゙ア゙ン゙ジ゙ェ゙に゙あ゙げ゙だも゙の゙な゙の゙よ゙」
シンシア
「着るなああああああ」
アンジェ
「落ち着いてシンシア!!」
ベルント
「頭に血を登らせないで!!目が純血し始めてるから!」