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*19*
雪菜を見たときさとった。
この人は、自分の魂の片割れ───。
そして、雪菜にも好きな人がいた。
自分はいけなかった。
愛する人にあえなかった。
なら────。
片割れである雪菜を導けば───。
クレアの半分は、幸せになれる──。
考えるよりも先に口がうごいた。
クレア「おまえは」
私に─────。
クレア「選ばれたのだ」
雪菜はびっくりしていたがじかんがない。
ここに来てから10分以上たつと地上におりれなくなるのだ。
そして呪文をとなえ────。
雪菜を導いた。
そして1人取り残される。
私もあいたかった。
なぜ神になるのが私だったのか───。
わからなくて、1人、つぶやいた。
クレア「私もあの時、戻れたら───」
そして泣いた。
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