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*4*
クレア「ふ、まあいい。
とにかくお前には人間界に行ってもらう。
なにをしても自由・・・。
だが、人からは見えない。
大切な人、たった1人をのぞいて。
────時間がない、だれか1人を想え」
雪菜「え?
ちょ、まっ・・・だれか?えーとえーと・・・」
クレア「いくぞ!
テナハキトヲラカチ!
ヨエタコニレワ!
はぁあああああああぁぁぁあ!!」
雪菜「だれかだれかだれか!
─────ゆうちゃあああぁぁぁん!」
光る。
光る。光る。光る。光る。
あっというまに雪菜をつつみこんだ光は、ふっと消えた。
雪菜とともに。
クレアはため息をつくとつぶやいた。
クレア「私も、あの時、もどれたら────」
彼女がないたのを、雪菜は知ることは不可能だった。
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