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*12*
思い出が、アザヤカにヨミガエル。(夢花過去編)
「そこ違う!」
「ブスー!」
「この幼稚園にふさわしくありませんの。」
幼稚園にくれば、そこは地獄だった。
泣きながら、公園に来て、ブランコに乗り、気持ちを落ち着かせた。
公園に泣きながら入った時だった。
「Are you ok?」
幼い子供の声がする。
振り向くと。男の子が心配そうな顔をして立っていた。
何語で喋っているかわからないが、嬉しかった。
「ありがとう。」
そういうと。男の子は綺麗な日本語でこういった。
「僕は竜沙。よろしくね。
さっきの言葉は英語。またここにきてね。明日も会おうよ。」
そう言って。てをふって帰って行った。
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