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*29*
「あーあ。もうちょっと熱出していたかったなー。」
ぶつぶついいながら登校中。
「おはようございます。夢花さん。」
彼方だ。
「おっはよー。せらめは?」
「病気でお休みです。お見舞いいってきました。」
「ねぇ。私がいない間に変った事あった?」
「転入生が来たぐらいでしょうか。」
「いやいや、それ大ニュース!」
教室に入ると見知らぬ顔と珀君が話をしている。
「おはようございます。夢花様。」
「おはよう竜沙。そういえば。あの子だれ?」
「椛春(もみじはじめ)さん。転入試験に受かった1人だよ。」
「じゃあ、まだ何人かいるの?」
「ご想像にお任せいたします。」
「わかったわよ。」
春さんのところへ向かう。
「おはよう!昨日いなかった夢花でーす!よろしく。」
「よろしくおねがいします。」
春さんがあいさつしてくれる。
「春君、今知らない人いないから、覚えとくといいよ。」
珀君が言っている。
もう!、この二人コンビでいると分かりづらいから、
二人ともさんづけしよう!
「よーし!今日もがんばるぞ!」
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