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*38*
「今日もお疲れ!自分。」
私はだらだらと道を歩く。
「今日は、転入生が来たり、竜沙にからかわれたり、最悪!」
家に着いた。
「桜!門開けて!」
「かしこまりました。お嬢様。」
「お嬢様呼びするなー!」
門があく。
「ただいまー。松、竹、梅!」
あ。松竹梅は、私の飼っている金魚。あ。種類は和金だよ。
「おそうじしーましょ。」
普通こんなことメイドに任せるよね。でも。私は自分でやるのが好き。
「松。元気?」
一匹一匹声をかけながらそうじする。
この水槽横100cmだから。たいへーん!
10分後。
「終わったーーー!!」
部屋に行こうとすると。
-------------ピンポーン。
「誰よ!桜?」
門を開ける。すると、春と珀が立っている。
「あの・・・。教室に筆箱落としてましたよ・・・」
春さんが笑顔で言う。そういえば、人助け好きなんだっけ。
「ありがとう・・・って!なんでうち知ってんのよ!」
「春は、情報屋だよ・・・。」
珀さんが呆れたように言う。
「もう!しかたないじゃん!もう。帰る帰る!」
二人を外へ押し出した。
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