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*43*
「大変って、何よ。」
「こっち来て。」
せらめにつれていかれたのは裏庭。
「竜沙君がね。来週転校するんだよ。
それで、彼女候補が夢花だと、全校に思われているの!」
「えーーーーーーーーー!」
テンコウ。その言葉にも驚いた。けど。
自分の気持ちがゆらいでいることがすぐに分かった。
笑顔で見送るべき?それとも・・・
付き合って一緒に行くべき?
全校の視線なんて関係ない。私は・・・
ジブンニ ナヤム ジブンガキライ。
「大丈夫?夢花。」
「大丈夫。伝えてくれてありがとう。」
今の自分に正直になろう。
私は、あるところへ向かいました。
それは・・・
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