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*4*
.光と闇の衝突.
「・・・ここは、・・・どこだ?」
「レイヤくーん?」
サーヤとレイヤは、店に入ったはずなのに、真っ暗なところだった。
「・・・まさか、ここは・・・」
「レイヤくん?どうしたの?」
「・・・ここは、多分、・・・人間界と魔界の・・・はざま」
「え!?・・・はざま??」
「よくわかったね。光の王子」
どこからか聞いたことのある声が響く。
「・・・なっ、お前・・・」
「お前とは、おあいにく様だね、レイヤ」
「お・・・お・・・兄・・・さ・・・ん・・・・・・」
サーヤは、震えている。
サーヤとレイヤの目の前に現れたのは、ユウヤ。
「7番目と8番目は、・・・サーヤとレイヤ・・・だね」
「7番目?」
「・・・8番目?」
「あー、気にしない。気にしない」
「ゲームの・・・始まりだ」
ユウヤは、そう言うと、消えた。
ーーーのに、敵がいた。
「「え・・・・・・」」
サーヤとレイヤは、驚き、目を丸くする。
立っていたのは、まさしくサーヤとレイヤ。
「さぁ、楽しいゲームの始まりよ!!」
もう1人のサーヤの声で、ゲーム(闘い)の幕が開けた。
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