完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

魔天使マテリアル  〜光と闇のはざま〜
作者: 鈴華 ◆/TjNqr.tYA  (総ページ数: 27ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル マテマテ 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~

*8*


.ゲームの終わり.

バンっ・・・

「光よ、災いを除る壁となれ」
いち早く気づいたレイヤが、光の壁を出し、攻撃を弾く。
「・・・ユウヤ、お前、なんの用だ」

「このゲームは、正式な名前のないゲーム。別名・・・闇のゲーム。・・・ーーーー」

ユウヤの話が長いので、まとめると

●闇のゲーム(正式な名前では、ない)は、心の中を表すゲーム。
●クリアした者は、いない。
●クリアするには、光と闇をひとつにすること。又は、光か闇のどちらか片方を壊すコト。
●最終手段として、自分以外の全員を殺せば、ゲームクリアとなる。
●サーヤ・レイヤ・志穂・徹平・鳴神・翔・翼の7人のうち1人が現実に戻ると、時間が動き出す。(つまり、今は、止まっている。)
●現実に戻ると、ここでの記憶は、なくなる。
●記憶は、戻ることは、ない。
●参加できるのは、現役のマテリアルだけ

「ーーーー・・・そして、このゲームの支配人は、ぼく。・・・さぁ、このゲームに参加するかい?」

「・・・しなかったら、どうなるんだ?」
「それはね、・・・マテリアルを失う。又は、悪魔の仲間入り・・・って、とこかな」

「やる・・・」
「わたしだって、やる」
「私も、やります」
「オレっちも、やる」
「「やるにきまってるだろ」」
「・・・やる」

「じゃあ、決定だ。さぁ、第2ゲーム・・・開始だ」

ユウヤが宣言すると、サーヤたちは、1人1人、閉じ込められた。


ーーー 第一ゲーム  完 ーーー

7 < 8 > 9