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マジカルスイーツショップ【完結!】
作者: モンブラン博士  (総ページ数: 198ページ)
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*85*

「フフフ…とうとうやって来たか。だが、ここがお前たちの死に場所になるのだ」

翌日、双方の大決闘にふさわしい海辺で、敵と味方が出そろった。

「殺れ」

ジャドウの命令で大量のグレムリンが現れたけど、川村くんが『悪鬼集団退散斬り』で一掃してくれた。

「行くがいい、幹部たちよ」

合計7人の幹部が一斉にあたしたちに迫ってくる。

ここで各々に分かれてぞれぞれの飛翔的と対峙した。



「勝負だ、ジャドウ!」

「フフフ……いいだろう、トリニティ。その勝負受けてたとう」

私たちは、お互いの剣で激しい打ち合いを繰り広げる。

「なぜこんなことをするのだ、ジャドウ!仲間を裏切ってまで、敵側に寝返る必要がある?」

「どうやらお前はまだわからないようだな。まあ、無理もない話だが。俺が何を狙っているかわからないのか?」

「わからん。何が狙いなのだ」

「フフフフフフ……自分の胸に聞いてみるがいい。今回はヒントを与えてやる。かつて俺が一度でもいいから、本気でお前達を見捨てたり、敵に願ったことがあるか?」

「……」

そうか。ようやくわかった。この男の真の狙いが…!



あたしは拳を振るい白河を殴り続ける。

「早くみんなを元に戻しなさいよ!」

「ひいいいっ、お、お許しください!僕が悪かったですう」

今の白河は、前会ったときの威勢はどこへやら、あたしに自分の能力が通用しないとわかるやいなやだだのヘタレと化してしまった。

どうしてこんな弱虫にみんな苦しめられたんだろ。

もしかして、みんながやられたのは、ただ油断していただけなのかもしれない。



僕は魔女のリンさんを丸めてこねて焼いて、ピザにして食べました。美味しかったです。

やっぱりわるものは退治したほうがいいですっ。

敵を倒してやることなくなったので、みんなの戦いを観戦、応援しようかな。



僕もマルコくんと同じく能力を発動し、敵を瞬時に圧殺。

スクラップにしてやることがないので、応援することにしました。

「みなさん、がんばってください!」



俺とカスターは互角の勝負を繰り広げていたが、不意に上空から巨大な黄金の手が降ってきてカスターを圧殺したかと思ったら、奴はピザにされてマルコに食べられた。

一応妖怪だとか、出番奪うなとかいろいろ言いたいが、助けてくれたのだから、許すとするか。



拙者はまず、『衝撃波斬り』で敵の衝撃波を切断し、ついでにギターも破壊し、『悪鬼退散斬り』であの世におくり返し、力也殿を『華麗米斬り』で正気を取り戻させたでござる。

最後の敵は自分から勝手に自滅して灰になったでござる。

どうにも敵が弱すぎるでござる。

もしかするとこの急展開は、真の黒幕登場がするのでござろうか?

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