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救助戦隊ポケモンレンジャー始動!
作者: 雫石 ◆rvmTJwHTK2  (総ページ数: 73ページ)
関連タグ: ポケモン レンジャー 戦隊 
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*19*

「じゃあ、サインリングの使い方、教えるわよ。」
庭に行くとサトミが待っていてこういう。
「あーちょっと待って〜!」
「ユウヤ!」
「おっ、俺、間に合ったのか?寝坊しちゃってさ。」
「一応な。サインリングは?」
「ちゃんと持っているよ。」
「ならいい。」
「ねぇその…男の子は?」
ユウヤとツカサの会話にミラが割って入る。
「俺のことか?俺の名はユウヤ。ツカサの幼馴染みで一番の親友だよ。」
「俺にとっての一番の親友はチェレンなんだけど…。」
「そことんとこ気にしないでよ〜!まぁチェレンやベルも俺たちにとって幼馴染みなのはわかってるけど。」
「もう、そこの三人!サインリングの説明するからちゃんと聞きなさい!」
「はい。」
ツカサとユウヤとミラは、サトミに怒られた。返事を聞くとサトミはため息をついて気を取り直して説明をする。
「まず、どこでもいいからサインを描くの。今回は1回目だからサインは自分で自由に決めていいわ。その代りそのサインをちゃんと覚えてね。」
「つまり覚えやすいサインがいいってことね。」
「そうよ。カガリ。さぁみんな、思い通りのサインを書いて。」
みんなサインを描いていく。
それを見てツカサもサインを描く。描いたサインの形はいちばん覚えやすい星の形のサインだ。
「わぁ!」
するとツカサの前にラティアスが現れる。
みんなも思い思いのサインを描きそれぞれの前にポケモンが現れた。カガリは、ジラーチ。ミラはルギア、サザナはシャンデラ、ユウヤはフライゴンである。
さらにサザナは、このサインリングが気に入ったように見えた。なぜかといえば、最初で最後のパートナーが入っていたから。
「みんなちゃんとできた?」
「はい!」
「じゃあ頑張ってね〜。」
今日の昼から旅立つことになる。
『今日って飛行機乗りますよね?』
ユズキがツカサにこう聞いた。
「ああ、乗るけど…どうかしたか?」
『酔い止めとかありますか?』
「ああ…そういえばゆずきって乗り物に弱かったな。後で渡す。」
その会話が終わり周りを見るとみんなが驚いている。カガリを除いては。
「みんなどうかしたか?」
「ミジュマルがしゃべった!?」
「あ、やべぇこのこと話してなかった。」

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