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*60*
Bチームはアカツの後を追っている。
「あ、あそこ!」
「大きなドアがあるな。」
「このタウンに大きなアジトがあってしかもこんなのまで一体だれがやってるの?」
「たぶんポルマンドだと思うけどね。」
エテルがこういって大きなドアを開ける。そこにはアカツが逃げていた。まだポルマンドの居場所は先のほうらしい。
「どうしよう…こうなったら仲間を呼ぶしかないッス!」
アカツは一人の仲間を呼んだ。それはバインだ。
「バイン様、お願いするッス!」
「ああ!任せとけ!」
いきなりカガリたちの前にバインが現れた。
「いけ、ドサイドン!」
「サイドーン!」
「もう!いきなり邪魔しないでよ!」
「予想外の登場だな。」
エテルとカガリはドサイドンに少し驚く。
「じゃあ、ここは私が!いけー!カブリアス!」
ミラはドサイドン相手にカブリアスを繰り出す。
その頃Aチームは、水路を進んでいた。
「結構長いな。」
「本当じゃ。どこを行っても地上がない。」
「しかも狭いしね。」
確かにそうだ。人一人が通れるぐらいの幅である。
『あ、広いところが見えてきました!』
ゆずきが指をさしこういうと何とか司たちは広いところに出た。
「ここも水中だ。天井まで埋まってる。」
「裏口は地下ってことだね。」
「ちょっと待って!」
レイがこう言ってみんなを壁に身をひそめさした。
「見張り番がいるみたい。」
「ああ…でもあいつら俺たちみたいな白い物体とかしていないぞ。」
「どうやら息をずっと止めているみたいだね。」
「あ、去っていくぞ!」
「少しついて行ってみよう。何かわかるかもしれない。」
「よし!」
ツカサたちは見張り番について行った。
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