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救助戦隊ポケモンレンジャー始動!
作者: 雫石 ◆rvmTJwHTK2  (総ページ数: 73ページ)
関連タグ: ポケモン レンジャー 戦隊 
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*20*

「話してなかったって最初っからそのゆずきの声丸聞こえだよ。」
「ワリィな、カガリ。それは気づいていなかったから。」
「でもなんでミジュマルが?」
『ミジュマルじゃなくてゆずきです!』
ミラの言葉にむすっとした表情でゆずきが言う。
「えーとゆずきさんでよかったか?何歳なんだ?」
『15歳』
「え!?2歳しか違わないのか?」
「+元人間だからな。」
「じゃあなんでその人間がポケモンに?」
サザナがツカサにこう聞いた。
「それは、ゆずき。お前が話してくれ。」
『え!?』
「自分から話したほうが早いだろ。それに信じやすいし。」
ツカサが腕を組んでゆずきにこう言った。
『わかりました。』
ゆずきはため息をついてカガリたちに自分のことを話した。
『僕はつい最近までポケモンチャンピオンでした。アデクさんやアイリスさんに認められてしばらくやっていたんです。でもある日、プラズマ団の軽で詰まっていたアクロマさんが突然の脱獄し僕のいるところにやってきました。彼は「ポケモンの言葉がわかり心もわかられせてやる」といい僕を無理やり連れて行きました。僕は研究の材料にされたということです。』
「それで?」
ミラがゆずきにこう聞いた。
『不思議なマシーンに僕は乗らされ実験させられました。ポケモンの言葉がわかり心もわかられせる。そのマシーンで僕はポケモンことがわかることになり成功となりました。しかし僕はそれを1週間後、嫌がり元に戻せと要求したのです。』
「確かにポケモンの言葉と心を聞かされるとストレスたまるよなぁ」
「確かに…って俺ポケモンの言葉がわかるせいで少しストレスたまっているんだけど…」
「ツカサ…それもともとのことだから気にしないほうが…。」
「ゆずき、話を続けてくれ。」
ユウヤの言葉を無視しツカサはゆずきにこう言う。
『アクロマさんはすぐに許可しマシーンに乗せられ元に戻そうとしました。しかしそれは失敗に終わり、その代償として僕はポケモンのミジュマルにされたのです。』
「後は、こいつはアクロマに檻に入れられ元に戻す研究を続けるがそれは駄目だった。その檻につかまっていたところを見た俺がゆずきを助け出し、現在も元に戻る方法を探しているってことさ。」
『最後を自分でしめないで下さいよ!』
「別にいいだろ?いろいろと聞くのめんどくさい。」
ツカサはため息をついてこういった。
「とにかく、ゆずきがポケモンということは内緒にしてくれ。じゃあ、お昼に空港に集合ということでいいか?」
「うん!」

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