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*51*
「ウソだろ?まさかゆずきの言葉が通じないだなんて。」
「もしかして伝わる条件があるのではないか?」
『そうかもしれないです』
「こういうのって通訳したほうがいいんじゃない?」
「それだ!ユウヤ。その作戦で何とかやり過ごせば…」
「でも変みたいに思われるぞ。」
『じゃあツカサさん、自ら言ってみては?』
「ああ、その方がよさそうだな。」
こそこそとレイに聞こえないように内緒に話をする3人と1匹
「あのーダイジョバ?何かあった?」
「いいや…ちょっとさ、レイさんなら裏口知っているのかなぁと。」
「いやぁそれが知らないんだよねぇ」
「えーーーーーー!」
さらに予想外!
「まぁダイジョバ。探せば見つかるよ。」
「だといいけど…」
一方こちらはBチーム。
「正面からのドアって大きいね。」
ミラが好奇心旺盛のような表情でこう言う。
「…入口目立ちすぎ」
「もうあからさまに入ってくださいっていうやつね。」
「たしかに。」
何楽と門に入っていくカガリたちアジトに入ってしばらく。
「誰もいないね。」
「『ダーク』の幹部と手下がいるっていうけど…。。」
「もしかしてどっかでお昼寝していたりとか?」
「…それはない。」
「そう?」
「…あそこ…いる。」
アズルが指をさす。確かにちょっとした黒い影誰なのかはわからないが大体どういうところのものかはわかる。「ダーク」の者だ。
「あれは…下っ端かなぁ。」
カガリがこう言ってその子の声をかける。
「あ…声かけたらダメ」
アズルがこう言って止めようとしたがもう遅い。
「君って「ダーク」の者?」
カガリは聞いてしまった。それを聞いたものの答えは。
「俺たちの邪魔をするつもりッスか? そういう事なら、痛い目に遭ってもらうッスよ!!」
やはり「ダーク」の奴だった。
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