完結小説図書館
<< 小説一覧に戻る
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~
*23*
「そんなのあったのかよ!」
名探偵コナンか!と突っ込みたくなる人もいるだろう。そこのところは勝手に突っ込んどいて。でもこれ四角い奴だから。ツカサは、ダイヤルをまわしクロナの声に合わせる。
(これでいいかな?)
「ユウヤ…うまく隠れてくれる?」
「わかった。」
ユウヤがうまく隠れたところでレイのキャプチャーすタイラーに電話を入れる。
「誰だろ…。」
これでは映像が映ってしまう。仕方ない。携帯のようにしておくか。レイが電源を押すと真っ暗の画面が映る。
「なんだろ?壊れたのかな…。」
『壊れたんじゃないよ。』
「クロナ?」
いきなりクロナの声が聞こえた。
「クロナだよね!寝ちゃったんでしょ?」
『うん。今はちょっとした用事で起こしてもらってる。でもあまり時間がないから手短に言うよ。』
「な、なに?」
『救助戦隊のみんなのこと…頼んだよ。』
ブチッ
「ちょ、ちょっと…切れちゃった。」
レイが少し落ち込む。
「これでいいのか?」
ユウヤがこう聞いた。
「クロナさんが残してくれたメッセージがこれだったんだ。だからそれでいい。」
確かに紙には『救助戦隊のみんなのこと…頼んだよ。』と書いてある。ユウヤとツカサは少し壁から出てきて知らないふり。でないとバレてしまうこともある。
「さぁ行きましょ。結界のところに。クロナさんも救うために…ぶらっとと戦うの。本格的になるからサービスしてあげる。」
ほむらがみんなに少し魔法をかけた。
「手持ちを1匹増やせるようにしたわ。その代りサポートは一匹になっちゃったけど…。」
「ありがとう。」
「礼はいいわ。行きましょ。」
ほむらの後にツカサたちはついていく。
PR