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救助戦隊ポケモンレンジャーJH編
作者: 雫石 ◆3ZyGHGJDvU  (総ページ数: 105ページ)
関連タグ: ポケモン レンジャー 戦隊 中学生 
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*28*

「ここがラビットシティの入り口よ。」
ツカサ達はラビットシティの入り口まで来た。いよいよ本格的なバトルが始まる。ツカサは、チェレンから二匹のポケモンが送られてきた。ペンドラーとクチートだ。どちらも強力でトレーナーの時、非常に活躍したポケモンである。
「ユウヤも少し入れ替えたのか?」
「まぁね。それで…メガヤンマとランクルスにしたんだけど…。」
「お前、本当に緑好きだな。」
「そう?」
「でも強いポケモンしかいらないとか!弱いポケモンはいらないとか!俺はそう言うのが一番嫌いだよ。」
「俺も正直そう思う。」
「え?」
「だから弱そうに見えるけど強い奴とか…親しんできたやつとかを入れておいたほうがいいって思うんだよ。」
『だから僕を入れているんですね』
「違う!お前がいないとなんか落ち着かないからだ!」
ゆずきとツカサの中のことはユウヤは知っている。
「それにしてもこの結界なんだかもやっとしているんだけど…。」
「気になるね。」
結界は紫色。しかもなんだかもやっとしている。しかもそのもやが霧のようで全く見えやしない。
「この後の下は、崖みたいなものよ。落ちたらおしまいだわ。」
ほむらがさらっとこういった。
「ところであなたたちの中にサイコキネシスを持ったポケモンはいる?今使いたいんだけど…」
ほむらがニャオニクスを出してこう聞くとエテルが手を挙げる。
「僕のサーナイトが。」
「じゃあ出して。」
エテルがサーナイトを出す。
「俺も!」
ユウヤがランクルスを出した。
「…ルカリオもいける?」
『はい』
「じゃあ行きましょ。」
ほむらがこういうと前に進むそれと同時に
「サイコキネシスの指示をして!」
「はい!」
サーナイト、ニャオニクス、ルカリオ、ランクルスがサイコキネシスを出す。するとツカサ達が宙を舞う。
「おわっと。」
やはり少し浮くと不安になるのは毎回だ。
「なぁユウヤ」
「ん?」
「手握ってていい?」
「いいけど。」
「まさか怖がり?」
ミラがこう聞いた。
「違うよ!少し不安なだけだ!」

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