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*36*
「水色ベースにしようかなぁ…あ、こっちもいいかなぁ。」
随分と時間がかかってる。
「とりあえず、団長と司令官のところに行きましょ。」
「でもミラを待っておかないと…。」
「それもそうだけど…随分と時間がかかるものね。女の服選びって。」
「ほむらも女だよね?」
「ええ。」
確かにほむらも女である。しかしもうすでに制服は来ていた。しかも最初から、紫色のベースにした制服だ。
「で…ユウヤのネクタイは緑でいいのか?」
「ああ、ツカサはネクタイつけないの?」
「パーカーにネクタイは似合わない。」
「だよねぇ。」
ツカサはフードをかぶりいつものように手をズボンのポケットの中に入れる。
ユウヤはネクタイを締めた。
「…アズルはそれにするのか?」
「…サイズ…合ってる?」
アズルが征服を見せてくる。なんかツカサより少し小さい。さっきまではツカサより大きかった。でも今は、少し小さくなってしまっている。
「うーん少しぶかぶかだな。」
「…そう?」
「じゃあこっちはどうだ?」
身長でみると14歳ぐらいのほうにちぢんでいる。
ツカサが158?の身長に対して今のアズルは154?ぐらい。ちなみにユウヤは160?。エテルも160?になってしまっている。
「よし、合うみたいだな。」
「…この町を出るまでこの状態?」
「かもしれねーな。もしかして団長と司令官も背が縮んでいたりしてな。」
「…それはないと思う。」
「もしかしたらだよ。まぁここ15歳以下なら縮んでしまうみたいだし。」
「でも25歳以上は縮まないわよ。」
「それって先生だからとか?」
「まぁそういうことになるわね。」
「ふーん」
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