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救助戦隊ポケモンレンジャーJH編
作者: 雫石 ◆3ZyGHGJDvU  (総ページ数: 105ページ)
関連タグ: ポケモン レンジャー 戦隊 中学生 
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*67*

その頃ルークたちは、
「おーいどうや?ここらへんか?」
「もう少し奥みたいだよ。」
ボートをこぎながら、ツカサたちの居場所に近いところを探していた。
「やっぱり見つからないんじゃない?」
エテルがこういう。
「…GPSの反応はある。」
「だったら見つかるはずだよね。」
アズルのキャプチャースタイラーを見てレイがこう言った。
「反応を見ますと、この近くに絶対にいるはずです!みなさんちゃんと探しましょう。」
アズルの隣にいたルカリオがこう言った。
「とはいってもなぁ…見つからんもんはみつからんのや」
「もしかしてこの下とかはないの?」
「あるわけないやろ!」
「そんな固いこといわずにさ。ね?」
マカタがこう言うとルークとミラが、「固くはないわ!」「固くないわよ!」と同時に言った。
「でも下ってことはありそうだね。反応が近いわけだし。」
「うん、レイの言うとおりだと僕は思うよ。」
「俺も…同感。」
エテルとアズルはレイの意見に賛成している。
「ルークもレイの言うとおりにしたほうがいいんじゃないのかしら?」
確かにほむらの言うとおりだ。迷ってしまっていては意味がない。そう思っていた時である。
「おっ見つけた!」
何者かがボートの上に載ってきた。
「あんたは!ルークか!今回こそ勝って見せるからね!」
それは少女だった。緑のコートに青のジーンズ髪型は緑のショートカットをしていてしかも寝癖がひどい。
「誰や?」
ルークが少女にこう聞く。
「忘れたのか!僕はグリムだ!」
「いやぁ…影が薄いから忘れてしもうたわ。」
「まぁいい!とにかくバトルだ!」
いきなりにもバトルが始まろうとしている。
「レイ、アズルとエテル達とともにGPSの反応を追え!わいのことは気にするな!後から必ずおいついたるから!!」
「OK!」
レイはアズルたちとともに海に飛び込む。しかしなぜかほむらとマカタだけが残った。
「ちょ!はよしー。わいのことは気にするな!」
「それが気になるんだよ。」
「後ろに誰かいるから気になるのかもしれないけど。」
結局マカタ、ルーク、ほむらは、グリムとその後ろの人と相手をすることになった。

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