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救助戦隊ポケモンレンジャーJH編
作者: 雫石 ◆3ZyGHGJDvU  (総ページ数: 105ページ)
関連タグ: ポケモン レンジャー 戦隊 中学生 
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「まったく…。なんで勝手に行動をとったんや?」
合流し戻ってきた宿でルークにツカサとユウヤは叱られた。
「体が勝手に動いたっていうけど…。何かあったのはわかっとる。そういう時はワイらを頼ればいい話やろ?」
「はい。」
「それに誰かがそのおじさんをあ奴とったってその事件は解決しておらんのやろ?」
「誰かは分かっているんだよね?」
レイがツカサにこう聞いた。
「ああ、俺たち、この目でしっかりと見たよ。」
「それは誰や?」
ルークがツカサにこう聞いた。
「ルカだよ。あのサポートレンジャーだった奴。」
ツカサが畳のほうに寝転がってこういう。
「ツカサ…それ行儀が悪いよ。」
「仕方ねーだろ?俺…疲れているんだし。」
「あはは…。」
「あーもう俺、お風呂入ってくる!」
「あ…ちょっと俺も〜!」
ツカサが立ち上がってお風呂の準備をして部屋を出る。そのあとをユウヤがついていく。
「おい!まだ話はおわっとらんぞ!」
ルークがツカサの裾をつかもうとしたがもうそれは遅かった。
「まったく…どういうこっちゃ…。ルカに何があったんや。」
「クロナは催眠術で眠らされているしルカ君が行方不明かと思ったらツカサ君たちの前に現れたなんて…。なんだかややこしいことだね。」
「ホンマや。後でもう少しツカサに聞いてみよ。」
ルークがこう言って少し寝転がった。
「やっぱり気になるの?」
「当たり前やろ!お前さんかて…クロナことが気になるんやろ?」
「まぁね。」
「ホンマ、何があったのかぐらい教えてくれたらええのに…。」
そして合宿は3週間過ぎて謎がわからぬまま、合宿は終わりを告げた。

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