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*73*
一方こちらはアズルたち
「うわっ!この先は凍ってる!」
「…でも反応はこの奥。」
「つまり氷を崩さないとダメってことだね。」
レイが少しため息をついた。
「水ポケモンを持っていたらいいけど…私たちもっていないからね。」
「水ポケモン以外を出すのは不可能だよね。」
「…不可能。」
「ああ…水、ドラゴンとか持ってくればよかったよ。」
「それ、後の祭り。」
「レイってドラゴンタイプ本当に好きだね〜。」
「好きじゃなくて…ドラゴン使いだから。」
「そういえば…ツカサってドラゴンタイプは憧れとか言っていなかった?」
エテルがこういうが全員に無視された。
「とにかく氷をぶっ壊そう!」
ミラがこう言ったその時。目の前に何かが現れた。
「あれってマナフィじゃない?」
「あ、本当だ。」
マナフィがいた。まだ生まれたばかりらしい。マナフィは少し戸惑っていた。
「もしかしてそこに入りたがっているのかなぁ。」
「あ、誰か来たみたい。」
「あれは…ケルディオ!」
そう、マナフィの前にケルディオが現れたのだ。
「何をする気なんだ?」
ケルディオが聖なる剣を繰り出す。すると氷がすべて崩れた。
「おおー!」
「みんな進むぞ!」
レイの言葉に皆、こくりとうなずく。
しばらく進んでいくとふたが閉まっているのを見つけた。
「…ここに反応あり!」
アズルがこう言う。
「アズル!」
「ツカサにユウヤ!」
「良かった〜。」
何とかツカサとユウヤと再会できたのである。
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