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救助戦隊ポケモンレンジャーJH編
作者: 雫石 ◆3ZyGHGJDvU  (総ページ数: 105ページ)
関連タグ: ポケモン レンジャー 戦隊 中学生 
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一方こちらはヤヨイのバトル。
2対1でこうなるわけだが、正直言ってブーバーン一匹で倒すのは無理だった。
なぜならマカタとエテルがあまりにも強いのだ。
苦戦はしたが、まだマカタには、ブースター、パールルがいてエテルにはサーナイトがいる。頑張って5体を倒せたのはいいもののこれでは、きついはずだ。
「いけ!レントラー!君も加勢してくれ!」
ブーバーンの隣にレントラーを出す。
「ブーバーン、だいもんじ!、レントラー、かみなりだ!」
ヤヨイのポケモンは技を繰り出し、倒そうとする。しかしまだ戦闘不能ではない。
「僕は美女とバトルがしたいと思ったのに何でお前なんだよ。」
「知らないよ!そもそも…なんで仲間なのにバトルしなきゃいけないんだ?」
ヤヨイがマカタにこう聞いた。
「邪魔だからよ。」
その時、バトルを見ていた。ほむらがヤヨイの言葉にこたえる。
「あなたは私たちの結界に飲まれていない。飲まれていない人はすべて敵になるの。」
ほむらの隣には、ミラがいる。
「さぁエテル。あなたが一番厄介な人を戦闘不能にしてやりなさい。そうしたら絶望して飲まれるわ。」
ほむらがくすっと笑う。
しかしその時予想外のことが起きた。
「ペンドラー、エテルに向かって毒針!」
やるとは思わなかった。でもやるとしたあいつぐらいだ。
「ツカサ?」
ヤヨイが見るとツカサは肩で息をしている。
「これでも急いだんだからな!」
ヤヨイの前でエテルが苦しみ倒れた。
「ツカサ、人に毒針当てるのは禁止だろ!」
ユウヤがツカサの肩をたたいてこういう。
「バーカ!あいつは飲まれかけだよ。毒を書かせれば覚めることもある。ペンドラーの毒は結界の飲まれに聞くしな。大丈夫エテルのことは後でラムの実食べさせて直すから。」
ツカサがこう言ってエテルのところにいきポケットからラムのみを出し食べさせた。すると紫色の表情が消え毒がエテルからさっぱり無くなった。
「あれ?僕…。」
飲まれから治ったらしい。
後の相手はマカタだけだ。

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