完結小説図書館
<< 小説一覧に戻る
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~
*96*
「フウ、どうだ?何か見える?」
ブラットのアジトの前。フウはドアを見つめている。
「いるのはカグラと幹部4人、そしてブラットかな?」
「ふーんちゃんと約束守っているっていうもんなのか。」
「あ、ブラットが向こうに行った!」
「逃げたんか?」
ルークがこう聞いた。
「いいや。奴は逃げなんかいねーよ。」
「奥進んだだけだよね!ツカサ。」
「ああ、そうとも言えなくはない。」
「とにかくあいつらを倒せばみな助かるんだよな?」
エテルがアズルにこう聞く。
「…そうとは限らない。」
「助かるとしたらルカとアカツぐらいだよ。後はどうやっても助けることは無理だ。」
「ルカの洗脳、はよなおさへんとなぁ。」
『とにかくアジトに入りましょう!みなさんが待っています!』
ゆずきが皆をせかそうとするがその時、レイが何かを持ってきた。
「ゆずき、あまり焦ったりしないほうがいいよ。それに今の俺たちのポケモンの状態では無理だ。」
「まず体力の回復が必要ということだな。レイ。」
「そういうこと!」
レイがすべてのポケモンを回復させる。
何かというのは救急箱だ。すごいきずぐすりにげんきのかたまり、状態以上の木の実がたくさん入っている。
「よし!準備は万端だな!」
ツカサがみんなのポケモンが回復したのを見てこういった。みんなはこくりとうなずく。
「まずはドアを開けないとな。」
開けようとしたが鍵がかかっている。
「ユウヤ、あのさ…。」
「鍵がかかっているんだよな。みんな下がってくれ!」
みんなが下がってツカサとユウヤがドアの前に来る。
「せーの!」
ツカサとユウヤが同時にドアを押して突き破った。
すると前には、カグラと幹部4人がいた。
ついに最終決戦だ!
PR