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FAIRYTAIL  終焉の少女  完結
作者: ハヤチ  (総ページ数: 23ページ)
関連タグ: FAIRYTAIL ルーシィ・ハートフィリア 二次創作 微グロ 
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10~ 20~

*4*

「…情報収集とはなんだ?」
「言わねぇよ、秘密なんだから。開け!『一角獣座』の扉、ユニコーン!」

鍵が光り、白い巨獣が現れる。
それは、エルザ目がけて向かっていった。
このままでは、危ない。

「飛翔の鎧!」
「!早いなぁ。」

すぐさまエルザの剣をかわし、ユニコーンの上へと乗った。

「妖精女王…、興味が湧くな。」



「鏡郷『花びらの舞』!」
「っうあん!」

ウェンディが少しずつサポートしていると、無数の鏡が現れる。
鏡にウェンディの魔法が反射され、囲んでいた鏡がウェンディに魔法をあてた。

「貴方の相手は、この私。」
「っ……!」


「俺、やることないな。」

カルガはそのまま、何故か寝る姿勢に入った。
いや、何故寝る。
ここだけの秘密、カルガは毎回15時間寝ないと落ち着かないそうだ。
おまけに今回は13時間。
あと2時間くらい寝ないといけないらしい。

「寝るなよ。」

アーティとミラーリのツッコミが入るが、そこに聞こえるのはいびき。
諦めたように、二人はため息を吐いた。



「アイスメイク、槍騎兵!」
「………。」

ローブの男は、グレイの造型の無数の槍を余裕あり気にかわしていく。
若干焦りながらも、攻撃を繰り出すグレイだが一つあることに気づいた。


(コイツの魔力……、)


















「…撤退だな。アーティ、キアーヴェ、カルガ、『レイガ』。一旦退くぞ。」

「!!!?お、おい!」

聞き捨てならない。
今、アイツは何と言った。

―レイガ。

「今、そいつを―、」
「何を言ってるの?これはとある人からもらった人材よ。」
「でも、」
「それに、レイガなんて名前の何人もいるじゃない。」

ミラーリの言葉に、グレイは目を伏せた。
ローブの男と今はまだ、言っておこう。
男は、無感情な目で去っていった。


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