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*3*
第1話〜出会い〜
「きゃあああああああああ!!!!!」
また自分の悲鳴がうるさい。
時計を見るとまだ夜中の3時。
恐ろしい夢を見ては飛び起きる。
眠れたとしても昼以外に起きたことがない。
「はあ・・・」
そしてまた眠ろうとした。
その時、
「どうしたの?」
少年のような少し高めの声が聞こえた。
「ん?」
目をこすって声のした方を見ると・・・
「きゃああああああああああああああ!!!!!」
「どうしたの。そんなに驚かなくていいのに。」
はい!?
いや目の前に人がいたら普通驚くでしょ!?
何これ!?
あ、そうか。これも夢か。と言う結論に終わった。
その人は見た目は少年っぽく、
黒と黄色の服に,黒いズボンをはいている。
それに、なぜか杖を持っている。
「何見てるの?」
「ひゃああああああ!!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
何自分の夢でこんなに謝ってるんだ私は。
「いやそんなに謝罪しなくても…」
「えっと…貴方は?」
やっと聞きたいことを聞けた。
「さあね。」
「え?」
「レンと名乗っておくよ。」
どういう事かさっぱり理解できなかった。
わからないって顔してるね。」
なんでわかった?
それより、
「えと…どういう事?」
「んー…簡単な説明でもいいかな?」
「はい」
「何所から来たかもどんな姿をしているかもわからないって言われる」
「え・・・まさか・・・」
それどこかで聞いたことある。
あの本に書いてあったことは・‥
「そう。僕が
『夢喰い白黒バク』だよ。」
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